牟田都子のレビュー一覧

  • 文にあたる

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    校閲の仕事について知ることができたのは勿論、プロとして本と向き合い続ける筆者の覚悟に胸が震えた。日々素晴らしい本と出会えることに改めて感謝したくなる一冊。

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    2023年07月17日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    村井理子氏にハマってしまい、何冊目だろうか?

    神戸在住のライター、ゆみこあんぱん
    東京で働く校正者、さとこジャムパン
    琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家、りこクリームパン

    3人リレーの交換日記18通のやりとり!
    可愛い表紙とイラストやお三方の撮った食べ物、風景、ニャン、ワンの写真入り
    読みやすく1時間ほどで読み終えた

    あーそうそう!コロナ禍自粛期間中は、仕事大変だった(T ^ T)
    交通機関に乗るだけでストレスだった( ; ; )ギリギリしていた毎日だったよなぁ、、と思い出しながら読んだ

    ・「わたし」である前に「わたしたち」でいなきゃいけ ないような「圧」が強くて byゆみこあん

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    2023年07月04日
  • 文にあたる

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    最後の「天職を探す」がよかった。
    天職に出合うことがいかに大変なことであるか。
    仕事への向き合い方、考えさせられる。
    著者はそれでも校正の仕事を天職だと思っていないというが、読んだ自分は、この著者のような仕事への向き合い方ができたら素晴らしいなと思った。

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    2023年06月10日
  • 文にあたる

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    活字中毒気味の私にとって、ずっと文字を読んでいていい仕事があるなんて夢のよう!と思いましたが100点が当たり前でだれも褒めてくれないのに、たったひとつの間違いはとても責められる厳しい仕事で、私にはとても勤まらないと思った。これから本を読んで誤植を見つけても、その裏にある努力を想像しあえて拾わないで読み進めていこうと思う。

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    2023年06月07日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    「書く」ことに関わる三人の女性。
    菓子パンの名がとても可愛い。
    そして、とても素敵な関係!

    寄り添いすぎない、かといってドライでもない。
    文面であれ、相手の話をじっくり聞いて、
    自分の話、想い、考えも味わい深く語られる。

    この当時、自分も感じていたことを
    こんなふうに表現はできなかったなぁ
    と、三人の文章の凄さを思う。

    忘れられない「あの時」のことを
    「あの時」の意味を改めて思った。

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    2023年03月30日
  • 文にあたる

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    司書の内実についての本としても普段知ることのない叡智に触れられるまたとない機会であったが
    校正の存在に関しても、過去から現在に至るまでの読み解いた多くの書籍の中で、筆者が触れるように全てが十全な裏方の存在を通して世に出ているとは限らないまでも、我々の目に触れるコンテンツの裏側にある、ほとんど感知することもない労力のありがたさと難解さを、筆者の経歴のおかげもあってより確かに感じることが出来る。

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    2023年03月27日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    コロナ禍になってすぐ友人Hちゃんが貸してくれた一冊。人との関わりが希薄だった時期に、「貸してくれた本」という事実が誰かとつながっている感覚を持たせてくれた。

    内容もコロナ禍に考えを巡らせる3人のエッセイで、タイムリーな一冊だった。

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    2023年03月15日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    さくっと読めてふんわり考えるほんの少し前の私たちそれぞれのこと。

    編集者、翻訳者、校正者のコロナの最中に感じることと思うことの書簡をまとめた本。

    少し前のことって、案外思い出せない気がする。
    それは思い出として醸されるのに十分な時間が経っていないからなのか、思い出すにはしんどいことだからなのか…多分その両方なのではないかと思う。

    ほぼ一年になる、このいつもと違う時間を生きている私たちそれぞれが感じることにフタをせず、しんどくない程度に考えてできるだけ自分に機嫌よくすごしていくことは、これからしばらく続いていくかもしれない同じような日々をつらさで隠滅してしまわないためにも大事にしなきゃなと

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    2020年10月28日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    エッセイ、好きです。内容にもよるけれど。
    同じ想いの人を見つけてホッとしたり、違う考えの人を見つけて感心したり衝撃を受けたり。
    この本でもコロナ禍でモヤモヤごちゃごちゃしてた気持ちを少し整理できた気がしました。

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    2020年10月17日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    女性3人のリレー日記に自分まで参加させてもらっているような距離感で読んだ。リアルタイムで読んでいたらもっと力づけられたかも。今も第2波が来たのか終わったのか終わってないのか、自粛の加減も人それぞれで、ますます逆に孤独な感じになっているのだけれど、でも、そんな生活にも慣れてきて、何がなんだかわからない毎日。お三方はどのようにお過ごしなのだろうか。


    "人生って、年を重ねれば重ねるほど、うまくいかないことのほうが多いと思いませんか。若い頃は楽勝だと思っていた人生、ぜんぜん楽勝モードじゃないですよね?こんなはずじゃなかったのに。
     それではどうすればいいのか?
     たぶん、いろいろな荷物を

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    2020年08月28日
  • 文にあたる

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    日本語、内容の正確性に対してこれだけ誠実に向き合う人たちによって、本の信頼性は支えられているんだなと思うと、ますます本というモノへの愛着がわいた。

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    2025年11月27日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    コロナ禍に入った時期の往復書簡。

    この当時の不安な心模様が綴られており、あのときを改めて振り返ると共に平常心ではいられなかった日々を思い出す。

    過ぎ去って今読み返すと、神経質すぎる?大げさなと思ってしまうまでになっている自分に気づく。

    平穏な日々が過ごせることに感謝。あんな日々がまた来ないようにと願いつつ。

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    2025年04月16日
  • 文にあたる

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    校正者の仕事論本。本の性質や目的に沿ってどこまで正すか、という考え方は、言われてみれば確かにそうだけども新鮮だった。校正=全部を正しくする、みたいなイメージだったので。控えめな表現の中に芯の強さを感じる。やや単調に感じ、最後の方はサーっと読んでしまった。

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    2025年03月23日
  • 文にあたる

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    ネタバレ

    p155 しかしこの自信とは、裏を返せば慢心です。
    p161 「ひところまで文章はこのくらいの『明るさ』のなかに立って、知るべきものを照らしていた」〜

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    2025年03月15日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    神戸在住のライター、東京で働く校正者、琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家。いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変して…。日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。

    著者繋がりで読んだ。
    コロナ時は本当にいろいろ考えた。

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    2024年10月29日
  • 文にあたる

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    業界は違うけど私の仕事と間違いが許されないと言う所が共通項としてあったので、ミスしたら…の恐怖とか、正解がない中でどうしていくかの葛藤とか、ミスした時の落ち込みとかは理解出来て、大変さのない仕事なんてないよねと共感した。

    プライベートで読む時と仕事で読む時とは読み方が異なるとは思うけど、でも校閲を仕事にしていると、純粋にプライベートで本を読むのが難しくなりそうだなぁとは思った。
    読みたくもない暴力的なシーンがある本を読まなきゃいけないのもなかなか苦痛だよね。
    校閲の仕事を知れて面白かった。
    今度から本の奥付の部分も気にして、校閲者が書いてあるかとか見ると思う。

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    2024年08月18日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    コロナ禍当初の往復書簡的な本。
    コロナを経て社会が変わるかと思ったけど、大して変わらなかったんじゃないかなあと個人的には思う。
    当時の社会の空気を思い出した。

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    2024年06月13日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    ネタバレ

    コロナ禍での想い

    アルコール依存症
    第三者が入ることで、自分たちの生活について見直せる

    別れはいつも事後的にやってくる
    本当にそう

    元気でまた会えると思ってたのに
    父の姿が思い出される

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    2024年04月18日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    ジャムパン三姉妹こと、青山ゆみこさん·牟田都子さん·村井理子さんのコロナ禍での交換日記。
    緊急事態宣言が出されてからすぐの作品で、色々あったなぁ、とあの頃を思い出す。
    感じ方や捉え方がまさに三者三様で、価値観は人それぞれだよな、なんて当たり前のことを再認識した。

    青山ゆみこさんの焼きそばレシピを是非ためしてみたい。

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    2024年04月11日
  • 文にあたる

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    校正の仕事について興味があったので読んだが、内容が具体的で面白い。

    漫画での作画ミスや、小説の設定の齟齬は相当難しい指摘になるんだろうなと想像したら気が重くなる笑

    内容は良かったが話数が多くてちょっとだけど飽きてしまった。

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    2024年04月08日