朝比奈蓉子のレビュー一覧
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小6の直人のひと夏の成長物語。
クラス全員で転校生をいじめてしまうという場面から始まるが、お互いを知ることでやがて友情が生まれる。Posted by ブクログ -
最初のメガネをほうりあうシーンは気持ちがざわついたけど、すぐに切り替わり、読み進めることができた。
初めはびくびくで江本のいうことを聞いていたけど、だんだん彼のことを理解するようになり、友情と気づかないまま、心が近づいていくのがいい。
江本の父さんもよかったあた。Posted by ブクログ -
蒸し暑い梅雨の季節、アレルギーが出てむしゃくしゃしていた僕は、腹いせに最近転校してきた江本のメガネを友だちとキャッチボールのように投げ合った。そして、メガネを受け損なって…
タイトルと物語の始まり方からして、「どうやってこの物語は終わるんだろう?」心配になったんですが、見事に完結していました。「相...続きを読むPosted by ブクログ -
女の子が坊主はダメですか?
ある日、同級生が坊主にしてきた。どうして坊主にしたんだろう。おかしいと言うけど、なぜおかしいんだろう。女の子らしく、と言われるとモヤモヤする。それぞれが好きな髪型、好きなファッション、好きなことをしたらいいんじゃないの?
古いジェンダー観を持つ祖父の言動に疑問を感じて...続きを読むPosted by ブクログ -
母子家庭で育ったミヒロと、足にやけどをして、いじめをされたリサの二人の女の子の成長と友情ものストーリーです。最初はツンとすまして誰とも仲良くなろうとしなかったリサだけれど、ミヒロに足のやけどを見られてしまった。すると、ミヒロはリサと仲良くなりたいと思い、夏休みにおじいさんの家で心の距離を縮めていく。...続きを読むPosted by ブクログ
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以前、「わたしの苦手なあの子」を読んだ。
この時は、小学生女子の考えていることがこんなにわかるなんて
すごいと感じた。
今回の小学生女子は、ちょっと大人すぎる。
で、身近な問題のはずなのに、身近に感じられなかった。
価値観の押し付けがちょっと辛かった。Posted by ブクログ -
ミヒロのクラスに、本間リサが転入してきた。ツンとすまして、だれとも友達になろうとしない。
放課後、ミヒロが落としたゴーグルをさがしてプールに行くと、そこに本間リサがいた。一人でプールを見つめるリサ。ミヒロは「転入生だし、何か困っていることがあれば助けるよ」と軽い気持ちでリサに声をかけたら、放課後プー...続きを読むPosted by ブクログ -
もっと、仲たがいのような時期が長いかと思ったら読みやすかった。最初と最後の挿絵を見ると、まさに本作の前後の二人である。よい。Posted by ブクログ
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イライラしていてつい意地悪してしまう事ってある、調子に乗って、ひっこみがつかなくなってしまう事ってある。それを認めて挽回しようともがく主人公。それは分かる。
が、いじめられる側の少年に今ひとつ感情移入できなかったなあ。Posted by ブクログ -
インパクトのあるタイトルに惹かれて手に取りましたが、
意外とありきたりな設定と展開でした。
もう少し「いじめられっ子のリベンジ」らしい話を期待していたのですが…。Posted by ブクログ -
中学生向けなんだろうが、実はなかなか深いテーマが隠されていて、読みようによっては大人でも考えさせされる。よくできた小説。Posted by ブクログ
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ちょっと太めの転校生江本は、オネエっぽい。雨でなんとなく皆が鬱々としていた時、江本のメガネを皆でふざけあい、結果割ってしまった。強度のメガネをかけていなかった江本は、道路の段差で転んで骨折してしまう。
なぜ江本のメガネが割れたのか。質問する担任に、クラスのみんなは自然と江本のせいにしてしまう。メガ...続きを読むPosted by ブクログ