朝比奈蓉子のレビュー一覧

  • わたしと話したくないあの子

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     妥協も打算もなく、言いたいことを言う

     それでも一緒にいられる人に抱く気持ちを
     きっと、『信頼』と呼ぶ

     その信頼を結んだ人のことを、
     きっと、『親友』と呼ぶ



     文章そのものは、お子さん向けのやさしいものなのですが、直面する出来事が想像以上につらく、そしてやさしく、、、大人の人たちにも是非とも読んでもらいたい一冊です。
     
     財務真理教によろしく、嘘や裏切り、搾取があまりに多い時代の過渡期にある私たち。そんな中で生きていると、どうしても、他人に対して、必要以上に壁を作ったり、疑ったり、気を使いすぎたりしてしまいがちです。

     そんな中、自分もまた、何を言われても受け止めるし、相

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    2025年01月30日
  • わたしと話したくないあの子

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    子供に読ませたいかの評価で星4つ。
    友達に対する想像力
    自分の恵まれた環境への自己認識
    自分で自分にレッテルを貼り締めつける態度
    親切と憐れみ
    友達ってなにか
    色んなことを考えるきっかけになると思う。

    自分はみんな自由でいい。困ったら助けてもらっていいし、人の親切は受けたらいい、いつか返せばよいからね

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    2024年11月09日
  • わたしの苦手なあの子

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    夏休み小学生たちの物語

    夏休みの宿題で出されたのは苦手なことに克服すること
    果たして2人は克服できるのか?

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    2024年02月22日
  • わたしの気になるあの子

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    ネタバレ

    ある日、小学生の主人公のクラスメートの女子が坊主になって登校してきた。周りから変な目で
    しょっちゅう見られる。しかし、その坊主の女の子の姉も坊主だった。姉の通っている学校の校則がブラックで、その校則を変えるよう反抗するために坊主になったという…。
    坊主は女の子の気持ちに寄り添いたいと主人公が考えて行動する物語だった。
    坊主は男の子がする髪型だと固定概念があった
    ことに気づかされた。
    ほんの小さなことでも無意識に性差別は起きていることを知り、少しでも多様性のある世の中にするために、そういう固定概念を捨てることが大切だなと思った。

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    2023年09月09日
  • わたしの苦手なあの子

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    私はは物語が好きだからこの本を読もうと思った
    この本は、友達とどうすれば仲良くするにはどうすれば良いかな?そんな時に読むのがオススメで「読んだ人を元気付けてくれる」そんな感じの本。でも、物語が苦手そんな人はあまりオススメ出来ない
    だから、ちょっと友達と仲良く関係で迷っていて、物語を読みたいそんな人にオススメ!!

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    2022年12月05日
  • わたしの気になるあの子

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    ジェンダーレスとはなにか、当たり前とはなにか、決められたことって正しいのか、自由や意思を貫いた場合社会は周囲はどんな風に反発してくるのか、を考えることが出来る一冊。思春期になり、色々なことに疑問を持ったり反発したくなる頃に差し掛かるまたはその手前の頃、高学年の間に読んでおいて損はないと思う。
    文章は読みやすく、主人公や準主人公に感情移入もしやすいと思う。

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    2021年07月18日
  • わたしの苦手なあの子

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    転校してきたリサは誰も寄せ付けないバリアを張り巡らせる。

    そんなリサを怪訝に思いながらも何故かほっとけないミヒロ。

    この物語は、学校でプールが始まる6月くらいから夏休み前までのお話。
    そのわずか1ヶ月の間で、すったもんだしながらも、2人の溝が段々と縮まっていく。

    揺れ動く女の子の心‥児童書っていいなぁ♪




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    2021年06月29日
  • わたしの気になるあの子

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    まさに今現在、ジェンダーレスの時代。

    この小説を読み終わって感じたことは、
    「自分の娘が坊主にしてきたらどう思うだろう」だ。んー、複雑だ。

    「女らしく」「男らしく」「みんな一緒」
    小さい頃から刷り込まれている言葉。
    ‥私はまだまだだな。

    小6女子の心の揺れ動き、みなさんに読んで欲しい。

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    2021年05月02日
  • わたしの苦手なあの子

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    友だちの好きな本です。
    よかったなぁ。
    題名の通り、どんな人でもわかる気持ちだと思います。


    メガネの女の子が私に似ている気がする。

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    2020年03月12日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    ネタバレ

    沢田は山下と橋口一緒に江本の眼鏡を奪って、キャッチボール?みたいな事をしていた。途中で沢田は江本の眼鏡を落としてしまった。そこに、林さんが走ってきて、その眼鏡を割ってしまい、そのせいで江本は帰りに、段差で転んで、骨折してしまった。
    沢田は江本の病院に見舞いに行った。
    (えらい!)
    それからは、沢田は江本の病院によく見舞いにいくようになった。
    そして、解決へと向かっていく…………。
    (イジメはやっぱりいけないよな~。これからは、イジメられている人がいたら、助けてあげよう!)

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    2017年01月22日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    子供の本を何気なく手に取って読み始め、気になって最後まで。
    いじめがテーマの子供向けの内容だけど、最後は明るくいい形の終わり方。いじめのきっかけって確かにこういう感じなんだろうと思うけど、なかなかこの本のようにいい方向に向けるのが難しい。
    罪悪感でもやもやした時に行動する勇気とか、いじめに直接関わってなくても注意や報告する勇気とか、こういう本が助けになればいいなと。

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    2014年07月27日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    読み終わったあとすこく気持ちがよかった(^^)
    みんながみんな、江本くんのように人を許せたらいいのになと思う。

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    2013年02月17日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    小6の直人のひと夏の成長物語。
    クラス全員で転校生をいじめてしまうという場面から始まるが、お互いを知ることでやがて友情が生まれる。

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    2012年10月14日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    最初のメガネをほうりあうシーンは気持ちがざわついたけど、すぐに切り替わり、読み進めることができた。

    初めはびくびくで江本のいうことを聞いていたけど、だんだん彼のことを理解するようになり、友情と気づかないまま、心が近づいていくのがいい。

    江本の父さんもよかったあた。

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    2012年07月16日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    蒸し暑い梅雨の季節、アレルギーが出てむしゃくしゃしていた僕は、腹いせに最近転校してきた江本のメガネを友だちとキャッチボールのように投げ合った。そして、メガネを受け損なって…

    タイトルと物語の始まり方からして、「どうやってこの物語は終わるんだろう?」心配になったんですが、見事に完結していました。「相手のことをわかろう、知ろうとする」ということが物語の背後から伝わってきます。そして、自分自身から逃げないこと、許すこと。ただひとりだけ、あまり描かれなかった登場人物が気になりますが…それもまた、作者の意図なのかな?何はともあれ、子どもの強さと優しさを見た物語でした。

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    2011年11月11日
  • わたしと話したくないあの子

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    自分の心を縛らないように。
    親切は感謝の気持ちで受けとる。
    たくさん頼っていい。
    恩返しはいつかできる。
    人から求められると自信につながる。
    居場所がうまれる。

    人間関係で悩み始める小学生くらいから読みたい本。

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    2024年11月18日
  • わたしの気になるあの子

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    ネタバレ

    女の子が坊主はダメですか?

    ある日、同級生が坊主にしてきた。どうして坊主にしたんだろう。おかしいと言うけど、なぜおかしいんだろう。女の子らしく、と言われるとモヤモヤする。それぞれが好きな髪型、好きなファッション、好きなことをしたらいいんじゃないの?

    古いジェンダー観を持つ祖父の言動に疑問を感じていた瑠美奈と、理不尽な校則に疑問を感じて声を上げていくために坊主にした姉を応援しようとした詩音。2人の視点が入れ替わりながら物語は進む。それぞれの保護者たち、学校や教員の反応はおしなべてその子を思う気持ちから出たものなのだが、それが子どもに理想像を押し付けていることもある。長くその価値観に染まって生

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    2022年01月30日
  • わたしの苦手なあの子

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    ネタバレ

    母子家庭で育ったミヒロと、足にやけどをして、いじめをされたリサの二人の女の子の成長と友情ものストーリーです。最初はツンとすまして誰とも仲良くなろうとしなかったリサだけれど、ミヒロに足のやけどを見られてしまった。すると、ミヒロはリサと仲良くなりたいと思い、夏休みにおじいさんの家で心の距離を縮めていく。そしてリサは、傷跡を隠している自分を変えたいと思い、今まで出来なかった水泳をミヒロに助けてもらいながら、泳ぐことに成功した。

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    2021年10月29日
  • わたしの苦手なあの子

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    リサの秘密を知っても虐げたり遠ざけたりすることなく、向き合えるミヒロは素敵な女の子だと思う。なかなかみんなができることではない。

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    2021年10月06日
  • わたしの気になるあの子

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    坊主にしたクラスメイトの女の子、お菓子作りが好きな弟、女の子らしさを押し付けてくる祖父……など「女の子らしく」「男の子らしく」ジェンダーについて考える本。最後のおばあちゃんの言葉がスッキリする。読後はさわやか。

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    2021年10月05日