感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年12月17日
二人の女の子の友情と成長の物語
夏休みに出された宿題は「自分の苦手なものを克服すること」だった。ミヒロは克服したいことを「本間リサさん」に、リサは「ありのままの自分を受け入れること」に決めて、用紙を提出したーー。お互いが、少しずつ大切な存在となっていく様子に心が温かくなる作品です。2人の視点が交互...続きを読むに入れ替わりながら物語が進むところも面白いよ。
「一番の苦手は、本間リサだ。
気になるけど、近寄りにくい。」
先生は、二人をつなぐ存在であるミヒロのおじいちゃんが大好きです! 言葉一つ一つに深みと優しさが感じられます。
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いちばん好きな登場人物は、ミヒロのおじいちゃん。言葉がけ一つ一つに深みと優しさがあり、この物語全体に安心感を与える大切な存在。二人をつなぐきっかけも作る。
おじいちゃんの家でともに過ごし、友情を深めていくリサとミヒロたちの様子を読みながら、リサにこんな居場所ができてよかったなあと、すごくうれしかった。
Posted by ブクログ 2019年11月22日
この瑞々しさは小学生ならではだということを、側から見るのではなく内に入って実感した気がする。
深い傷を負いながらも成長していく子どもたち。
傷は痛いけど、自分次第で治すチャンスはいくらでもあるということを、この本を通じて娘が気付いてくれたらいい。
娘に薦められて読んだ初めての本がこの本で良かった。
...続きを読む“傷つけるのも人だけど、治してくれるのも人だよ”って言葉にジーン。
久しぶりに流した類の涙でした。
Posted by ブクログ 2019年02月08日
足の怪我がコンプレックスの女の子と、母親が再婚しそうで戸惑う女の子の話。仲良くなったり、ケンカしたり、いろんな経験をたくさん積み重ねて成長する二人。
現実はなかなかこううまくいかないこともあるだろうけど。
Posted by ブクログ 2018年10月04日
とても読みやすかった
2人の女の子の目線で、それぞれ書かれてて、話の途中で入れ替わらず、章毎に変わるので、どっち目線なのかもハッキリしていた
内容も小学生らしくて、親としては、子どもに薦めたい作品!
Posted by ブクログ 2019年01月26日
・最初は、自分のことを受け入れることができなかったリサとミヒロが、自分を受け入れられるようになっていくところが感動。
・選んだわけは私と同じ気持ちだったからです。私は転入生となかなか仲良くなれません。この本を読んで話しかけてみようと思いました。
Posted by ブクログ 2022年12月05日
私はは物語が好きだからこの本を読もうと思った
この本は、友達とどうすれば仲良くするにはどうすれば良いかな?そんな時に読むのがオススメで「読んだ人を元気付けてくれる」そんな感じの本。でも、物語が苦手そんな人はあまりオススメ出来ない
だから、ちょっと友達と仲良く関係で迷っていて、物語を読みたいそんな人に...続きを読むオススメ!!
Posted by ブクログ 2021年06月29日
転校してきたリサは誰も寄せ付けないバリアを張り巡らせる。
そんなリサを怪訝に思いながらも何故かほっとけないミヒロ。
この物語は、学校でプールが始まる6月くらいから夏休み前までのお話。
そのわずか1ヶ月の間で、すったもんだしながらも、2人の溝が段々と縮まっていく。
揺れ動く女の子の心‥児童書って...続きを読むいいなぁ♪
Posted by ブクログ 2021年10月29日
母子家庭で育ったミヒロと、足にやけどをして、いじめをされたリサの二人の女の子の成長と友情ものストーリーです。最初はツンとすまして誰とも仲良くなろうとしなかったリサだけれど、ミヒロに足のやけどを見られてしまった。すると、ミヒロはリサと仲良くなりたいと思い、夏休みにおじいさんの家で心の距離を縮めていく。...続きを読むそしてリサは、傷跡を隠している自分を変えたいと思い、今まで出来なかった水泳をミヒロに助けてもらいながら、泳ぐことに成功した。
Posted by ブクログ 2019年02月03日
ミヒロのクラスに、本間リサが転入してきた。ツンとすまして、だれとも友達になろうとしない。
放課後、ミヒロが落としたゴーグルをさがしてプールに行くと、そこに本間リサがいた。一人でプールを見つめるリサ。ミヒロは「転入生だし、何か困っていることがあれば助けるよ」と軽い気持ちでリサに声をかけたら、放課後プー...続きを読むルに入りたいから見張っていて、と思いがけないことを頼まれた。確か心臓が弱いから体育はできないとの事だったはずなのに・・・
リサの熱意に押されてプールの見張りをしたミヒロだけど、リサは心臓が悪いのではなくて、足にひどい火傷の跡があるのでそれを隠していたと知った。
そこから、少しずつ話すようになったミヒロとリサ。
物語はミヒロとリサの視点を交互にしてすすむ。
ミヒロのおじいちゃんと、リサは偶然知り合いになり、頑なだったリサの心は少しづつほぐれていく。
苦手だったことを克服する、新しい一歩を踏み出す勇気がでる物語。