あらすじ
3年生の時に転校してしまった親友のわかなが、6年になって戻ってきた。早紀はまた仲良くできると思ったのに、わかなに「あのころの自分とは違う。わたしと関わらないでほしい」と言われショックを受ける。しかしある日、わかなの母が倒れ、わかなは早紀に助けを求める。すっかり貧しく変わっていたわかなの家の様子を、つい見まわしてしまった早紀に、わかなは傷つく。友だちとは何か? 迷いながら助け合う女の子たちの物語。
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Posted by ブクログ
早紀、わかな、なつの人間関係の話。
いろいろな環境で育った3人が、一人ひとりの気持ちを知りながらだんだん仲良くなっていく話。
わかなは最終的に福岡に行ってしまったけれど、3人がずっと仲良しで良かったです。
どんな環境で育っていたとしても、仲良くできたら良いなと思うし、
3人もずっと仲良しでいてほしいです。
Posted by ブクログ
妥協も打算もなく、言いたいことを言う
それでも一緒にいられる人に抱く気持ちを
きっと、『信頼』と呼ぶ
その信頼を結んだ人のことを、
きっと、『親友』と呼ぶ
文章そのものは、お子さん向けのやさしいものなのですが、直面する出来事が想像以上につらく、そしてやさしく、、、大人の人たちにも是非とも読んでもらいたい一冊です。
財務真理教によろしく、嘘や裏切り、搾取があまりに多い時代の過渡期にある私たち。そんな中で生きていると、どうしても、他人に対して、必要以上に壁を作ったり、疑ったり、気を使いすぎたりしてしまいがちです。
そんな中、自分もまた、何を言われても受け止めるし、相手もまた、自分が何を言っても受け止めてくれる、そんな人間関係って、「そういえばあったなぁ」「あるといいなぁ」と、ぼんやり思わせてくれるような、そういう内容のお話となっています。
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以下は当感想筆者のチラシ裏の書き込みのようなものです。不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。興味をお持ちの方だけ、お付き合い願います。
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ジェンダー問題について
提案する内容となっています。
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ジェンダー問題の喩えが上がってきたので、正直、「またか」と辟易したこともありましたが、それはそれ、実際、資金目当てのジェンダー活動家たちはさておき、本当に自分のジェンダーに疑問を覚えて辛い思いをしている人たちに寄り添う努力そのものは、大切だと思いますから。
たとえば、恋愛感情はあるのに、性的欲求を持つことが出来ない人をアセクシャルと呼ぶそうです。
恋人と添い遂げたいのに、キスやセックスをしてくれないことが不安の種となり、疑われ、関係を失ってしまうということに、本当に悩んでいる人は一定数いらっしゃるそうです。
そのことをテーマにした小説としては、北条連理さんの『恋くれ』が参考になりました。
トランプ大統領の言葉を借りるなら、生物学的には、この世には男と女しかいません。
ですが、自分がどう思うかそのものはその人の自由です。乙女らしくしたい男性がいてもいいでしょう。けれど、それなら、女性の手洗いに乱入して、強姦沙汰など起こさないことを誓って頂きたいです。そうした性犯罪の言い訳として、性自認を語るのは、あまりにも卑怯であり、被害者にとっては度し難いものでありますから。
その証拠とばかりに、ジェンダー問題において、L、つまり、女性同士の問題って、ほとんど話題にされませんし、扱われないのです。そのことが、半分ぐらいは、このジェンダー活動家の闇を見せていると思います。本当にLGBT全員に理解を示したいなら、当然Lにも言及するはずですが、そうしない。それは、Lは、性犯罪の利用価値がないからなのではないか?と。
そんなはずはないと活動家の方が声を荒げるのであれば、せめて私ぐらいは、ジェンダー問題に関心を持ってから言ってもらいたいものです。月刊百合姫はLの教養本と言えましょう。(こらこら。笑)
チラシ裏の愚痴語り
私の散文にお付き合いいただいたあなたに、
深い感謝を。
ありがとうございます。
Posted by ブクログ
子供に読ませたいかの評価で星4つ。
友達に対する想像力
自分の恵まれた環境への自己認識
自分で自分にレッテルを貼り締めつける態度
親切と憐れみ
友達ってなにか
色んなことを考えるきっかけになると思う。
自分はみんな自由でいい。困ったら助けてもらっていいし、人の親切は受けたらいい、いつか返せばよいからね