内田英治のレビュー一覧

  • ミッドナイトスワン

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    ※
    トランスジェンダー、歪んだ家族関係、
    経済的貧困、偏見と差別に苦悩し、
    受け入れられることはないと諦めながらも、
    それでもあるがままの自分で生きたいと願い、
    抗って生きる人たち。

    結末に胸が締め付けられて、同時に希望を
    持ちたいと願わずにはいられない。

    ーーーーー
    理解を示さない親と距離をとり、田舎から
    離れて新宿で自認する性別になるために
    ひとりで生きるトランスジェンダーの凪沙。

    育児放棄を受けて育ち、全てに心を閉ざして
    無表情になった一果。

    通報を受けて保護された一果は、親戚の
    話し合いで凪沙に預けられる。

    最初、凪沙は面倒ごとに巻き込まれたと
    不満に感じて一果と関わりを持とうとせず、
    一果も周りに興味もたずひとりの殻に閉じ
    こもっていた。

    でも一果がバレエに出会ったことがきっかけで、
    互いに壁を作って関わり合おうとしなかった
    二人の間に少しずつ変化が起こる。

    期間限定だった二人の生活を、いつしか
    ずっと続けば良いと感じ始めた頃に
    二人を引き裂く出来事が起こる。

    些細なきっかけで堕ちていく人がいる一方で、
    小さな関わりから生きる道しるべを見つける
    人がいる。

    不安な日々に揺らぐ一人ひとりの姿が
    鮮明に記憶に刻まれる物語。

    0
    2024年11月16日
  • マッチング

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    ウェディングプランナーとして働いている輪花は同僚に勧められマッチングアプリに登録する。
    マッチングされたのは吐夢という名の男。
    ちょっと気味が悪いと思って交際を断るが、彼はストーカー行為に走る。
     
    マッチングアプリを提供している会社の男、影山と仕事上知り合った。
    彼とは気が合った。

    輪花の周りの男たち。そして輪花の周りで起こる事件。
    ラストで分かる輪花と吐夢の関係・・・

    0
    2024年10月20日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    昭和の刑事、成瀬は捜査一課から音楽隊へ異動させられる。
    家族とは離婚、組織からも外された刑事が音楽を通じて自らを変えていく。
    読みやすくわかりやすいストーリーだった。

    0
    2024年08月23日
  • ミッドナイトスワン

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    ノベライズということもあり、ページターナーと呼ぶほどにはサクサクと読ませる。
    トランスジェンダーとしての心理やせつなさは痛いほど感じる。
    でも…どの話の筋も表現も、どこかで聞いたような…という既視感が。むしろ、トランスジェンダーの話はどれもこんな感じに通じるのだろうかと思ってしまうような。
    発売当初はかなり話題になっていたので気になって本で手に取ったけど、違った!これは草彅剛さんの演技ありきの物語なんだわ!
    脚本と演者が揃って生まれる名作ってあるんだろうな、と、映画は未だ観ていないので、信じている。

    0
    2024年05月29日
  • ミッドナイトスワン

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    はい!明けました!(人´∀`).☆.。.:*・゚
    明けましておめでとうございまーーーす⤴⤴⤴

    三が日、家でボーッとしながら読書を楽しみたいですが、そういう訳にもいかないですね…
    大人の事情がありますね(;^ω^)

    とりあえず、2024年一発目のレビューはコレだ!

    ジャジャ〜ン♪


    『ミッドナイトスワン』


    なぜこれかというと……、

    特に理由はナシ!
    たまたまタイミング的なものですw



    新宿のニューハーフショークラブで働くトランスジェンダーの凪沙

    母親から育児放棄・虐待をされた一果

    とあるきっかけで凪沙が親戚の一果を預かり生活を共にすることになる
    トランスジェンダーと虐待、孤独の中で生きてきたふたりはなかなか心を開くことができない

    しかし、一果の大好きなバレエと、凪沙が一果にそして自分自身に言った、「うちらみたいなんは、ずっと一人で生きて行かなきゃいけんけえ・・・ 強うならんといかんで」の一言がふたりの関係性に変化を与えていく

    一果との出会いにより凪沙に芽生えた自らの“性”の葛藤と、実感した事の無かった“母性”の自覚を描く涙の物語


    さぁ、2024年も読書楽しみまーす\(^o^)/
    みなさん今年一年もどうぞよろしくお願い致します!

    0
    2024年01月01日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    自分も楽器をやっていた経験があるので楽しく読めた。
    確かに有事の際には必要ないものとして切り捨てられてしまいがちな音楽。でも何かと何かを繋いだり成瀬を変えたように人生の転機となったり、その力は計り知れないよねということを再確認。

    警察音楽隊についてほとんど無知だったので、ざっくりとだけど知ることができたのも良かった。
    思わず自分の住んでいるところの音楽隊について調べちゃった。いつか生で演奏を聴いてみたいな。
    世界のお巡りさんコンサートも素敵!

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    2023年11月06日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    刑事一筋30年の刑事・成瀬 司。
    他の刑事とぶつかる事も多く、時代遅れの問題刑事であった。
    そんな彼に下された辞令は、音楽隊。

    一生懸命働いて、気づけば組織からはみ出し、家族はバラバラ。
    果たして、彼は音楽隊でやっていけるのか?
    最後はハッピーエンドで良かったです。

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    2023年10月28日
  • ミッドナイトスワン

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     本作は、内田英治さん監督・脚本の同名タイトル映画の、ご自身によるノベライズ版です。
     個人的に、原作→映画化の場合は、「映画は観ない派」ですが、本作は逆パターン‥。互いに補い合う部分があるのか、作者(監督)の意図も不明で‥。
     映画では、草彅剛さんが主演し、日本アカデミー主演男優賞を受賞‥。う〜ん、どうしましょう。(で、結局読んだんかい! 映画じゃないんかい!)

     日々体と心の葛藤を抱えるトランスジェンダー・凪沙と、親(実は親戚)の虐待を受け一時預かったバレエダンサーに憧れる少女・一果の物語です。
     凪沙と一果。この2人を結びつけたのは、世の中の生きにくさや孤独であり、そこにバレエという共通の希望が見えた時、運命が動き出します。

     著者は、この2人の姿を通して一つの家族愛の形を描こうとしたのかもしれませんが、後半の急展開とラストは、少々不完全燃焼の感が‥。
     感動とか、美しいとか、泣けたとかの凡庸な言葉の前に、個人的には切ない以外の何ものでもないなあ、という思いです。
     当事者でない立場から見た、「(可哀想な)トランスジェンダー像」が拭いきれません。これがリアルだとすれば考えるきっかけをもらったと言えるでしょうが、やるせなさだけが残るような‥。当事者は共感できるのでしょうか? LGBTは社会全体で考えていく必要がありますね。

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    2023年06月29日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    ありがちな話ではあるが、ドキドキする展開もあり、涙が出そうになる展開もあり、で面白かった。音楽が絡むこともあり、映画で観るとより楽しめそうだなぁと思った。
    音楽をやっている身からすると、音楽は必要かそうでないかというのはかなり身近な話題で、そこがよく表されていて良かった。

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    2023年01月05日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    面白かった。
    どれも知ってる曲だったから、タイトルが出ると曲が浮かんで、それも楽しかった。
    楽器に、音楽に夢中になっていく成瀬さんの感情がすごくわかる。
    誰かと合わせるって、すごいんだよね。
    あの瞬間があるから音楽っていい。
    なんか、色々思い出して また楽器したいなって思ってしまった。

    楽器になんて全く縁がなかったのに、何があるかわからないのが人生。

    まだ出会っていない、夢中になれるものがあるかも知れない。人生を変えるほどの。

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    2023年01月04日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    熱意と世の中が噛み合わなくなり、苛立ちや自分も気付いていない焦りで暴走していた主人公の成瀬が、音楽を通して自分を取り戻していく話だった。

    今まで警察に音楽隊があるということをぼんやりとは知っていたが自衛隊の方とごっちゃになっていたし、ただでさえハードな警察の通常業務と音楽隊を兼ねている隊が多いとは知らなかった。
    また別作品になるが、元警察官が描いている漫画の「ハコヅメ」では、寝る時間や入浴さえもままならないくらいに警察官の仕事がハードに描かれていたので、音楽隊まで兼ねている隊員の体力はどうなっているんだろうと驚いた。
    並の体力精神力ではとてもこなせそうにない。
    それでも続けているのは、やはり音楽が生きる力になっているんだろうと思う。
    そんな音楽と切っても切れない隊員たちと、やる気のない成瀬が互いに影響を受け合って、音楽家としても警察官としても成長していく姿が清々しく、正にエンターテイメントだった。

    ただ前半を読んでいる時に、成瀬がもっともっと自分は刑事なのか音楽家なのか葛藤し、最後まで揺れ動いて悩み続け、そのどちらを選ぶのかがテーマだと予想していたので、予想よりあっさりと選んでいたように思えた。
    映像作品としては充分葛藤を表現していたのだろうが、小説としてはもう少し彼の内面を見たかったように思う。

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    2022年10月09日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    楽器の経験のまったくない職場の友人が最近音楽隊に異動になり、タイトルを見て思わず手に取りました。私の友人のケースとは似ても似つかぬ設定でしたが、主人公の青天の霹靂な状況など、お話として素直に楽しめました。
    映画はまだ観ていませんが、小説もそうだったように、映画でも、気軽に楽しめる軽快な作品でしょう!

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    2022年10月08日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    内田さんという人、映画の方の脚本&監督でもあるんですね。そして、これまでの作品は全裸監督、ミッドナイトスワン。読んでいて、映画が観たくなりました。ミッドナイトスワンも読みたいけど、あっちはせつなそうなんですよね。。

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    2022年09月01日
  • 異動辞令は音楽隊!

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    ストーリーがシンプルで読みやすく、主人公の成瀬が音楽隊をきかっかけに周囲に影響を与えながら変わっていく姿が面白かった。

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    2022年07月30日