千葉きよかずのレビュー一覧
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購入済み
これまでの解釈が覆りますね。
逆説シリーズの愛読者ですが、まずはタイトル通り、これまで学校などで学んできたことが、
覆されます。また、理解していたようで実は理解できていなかった、儒学、朱子学についても
よく理解できたと思いますし、これら、当時の宗教or哲学なしに歴史は語れないんだなぁ、と
思いました。 -
購入済み
興味深いです
ただ、作画が村上もとか先生じゃないのが残念!
似た絵柄、似た構図、似た台詞回し、似た構成、それでも村上もとか先生の絵の迫力と色気に比べるとやはり重厚感が全く違うのです。
恐らく村上もとか先生の元アシスタントさんの手による作品と思いますが、ビビらずに作品に情念をぶつけて欲しいです。
物語はまだまだ序盤のようですから今後が楽しみです。 -
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日本のルーツを知るのに役に立った。歴史学者の多くは史料絶対主義で、推論や仮説、宗教の重要性を無視しているという、著者井沢氏の主張に目から鱗がおちた思いだ。本書の中身もさることながら巻末にあるコラムの内容が非常に勉強になった。
また、日本書紀などの史料についても、誰が編纂したのかによって事実と異なる内容になっているのではないかという推察もごもっどだと感じた。
邪馬台国(卑弥呼)と大和(天照大神)が同一なのではないか?勝者が引き継ぎたい内容に改竄されているのではないのか?などを勘ぐりながら歴史を勉強していくのは非常に楽しそうだ。
それを体現したのが、森鴎外先生。帝謚考(ていしこう)は読んだこ -
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地味な競技を題材に
「飛び込み」という比較的地味な競技を題材にしたところに興味を覚えた。飛込競技に関する蘊蓄も目新しい。ストーリー内容は古典的なスポ根ものであるがシゴキやいじめがないので読みやすい。ただヒロインがあまりも容易に飛び込みの初期段階をマスターしてゆくのがやや物足らないような気がする。
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Posted by ブクログ
『逆説の日本史』のコミック化。
戦国から江戸時代、教科書では分からないポイントを解説。
江戸期を理解するためのキーワードは、朱子学。
ここが分からないと、江戸時代の実像が見えてきません。
田沼意次が、賄賂の帝王、悪として伝えられているのはなぜか。
商業改革や貿易によって、財政を立て直そうとする田沼は、朱子学狂信者達によって失脚させられました。
そして、蝦夷地開拓や対露外交の好機は、「名君」松平定信によって潰されました。
今なお「田沼政治」と記されている、決して「改革」と呼ばれないのは、現代の歴史教科書にも朱子学的偏見が影響を与えているからです。
家康が幕府体制を盤石にするために導入したはずの朱 -
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絵がいまいちであるが
ストーリーの骨子は典型的なヤクザ版ロミオとジュリエットである。ありふれた使い古されたテーマなのではあるが、改めて読めば結構面白く読み手を惹きつけるものがある。古典の魅力と言ってもいいと思う。残念なのは絵柄で、今ひとつバランスの悪いところが見受けられる。