和久峻三のレビュー一覧
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[ 内容 ]
「あかん。手形がパクられた」〈香華堂〉10代目当主の顔から血の気が失せた。
このままでは京のお香の老舗が倒産する…。
完全犯罪を目論む知能犯一味は、一挙に老舗の一等地を乗つ取るべく襲いかかった。
「沈め屋」と呼ばれるパクリ屋や「引揚げ屋」という沈めた手形を回収する魑魅魍魎に、警察も及び腰のなか、一人立ち向かう弁護士日下文雄に勝算はあるか。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振 -
Posted by ブクログ
戦国時代の埋蔵金のありかを描いた古地図の売買に絡んで悪質な詐欺事件が発生しているらしい。相談を受けた赤かぶ検事は、早速埋蔵金があると噂される箱根へ向かうが、そこで彼が見つけたのは一人の女性の死体だった…欲望と殺意が渦巻く古地図の世界に赤かぶ検事の鉄鎚が下る!!埋蔵金の謎が赤かぶ検事を迷宮へ誘う―書き下ろし長編ミステリー。
自分が死んで保険金を渡すことが愛。
それがテーマというか主たる部分でもあるのですが、お金は確かに必要なものですが、それだけでもない。
実際きれいごとかもしれませんが、そういう風な世の中であってほしい。。。
という願望だけ思わせてくださいませ♪ -
Posted by ブクログ
久しぶりの和久峻三でした。
この本も、帯の「かつて、日本にも陪審制度があった!」に惹かれて読んだ作品。
最近陪審について結構興味を持って、本を読んでいるが、実はその仕組みなどのことはまったくわかっていない。
和久峻三は、もともと法律家で代表作の赤かぶ検事シリーズはかなりたくさん呼んだ記憶がある。
法廷でのやり取りについては、自身の経験に基づくのだろうが、臨場感のある印象がある。
今回の陪審15号法廷も、戦前・昭和初期が舞台だが、事実を基にしているのかと思うほど、法廷シーンは臨場感があり、また当時の風習についても、さもありなんの感がある。
法廷で繰り広げられる、どんでん返しも、最後にまさかここに -
Posted by ブクログ
ネタバレやっぱり推理小説を読んでたりするのですよ。
感想としては……。
うぜぇ……。
の一言に尽きてしまいそうな気がする(爆)
なんていうか、男の人が読んだらおもしろいのかもしれないけど、この人の小説は、あんまり女の人が読んでもおもしろくねいかも(苦笑)
いちいち形容詞が鬱陶しい。
名古屋っぽい訛りがイヤだっ!!
あのねぇー……実家が名古屋にあるし、そっちの友達たくさんいるのにこんなこと言っちゃうとあれかもしれないけど。
僕、あの訛りあんまり好きじゃないんだよね(爆)
ということで、本の中身を楽しむよりも、その前の段階でダメだったorz
もう、この人の書く話は当分、読まな -
Posted by ブクログ
ネタバレ日高慎一役
痩せてる。ハンチョウの時もギョっとするほど、細くて声も出ていないようだったから、心配だった。
今回は声は普通だったけど。
ハンサム弁護士。
後半バッタリ出ず、寂しい。
「物言いにしても、一つ一つ言葉を選んで慎重に話している様子であるし、物腰もやわらかで、やさしげである。
すらりと背が高く細身で、何よりもハンサムだ。」
この本を読むといつでも会える気がする。
赤かぶ検事は初めて読む。ドラマでは何度か見てるはずだけど。
女王蜂のような彼女が賢いのかどうなのか微妙な書かれ方で、どこまでが計画なのか、もっと計算高い女のほうが好き。
信夫にたいする赤かぶ検事の暖かさはほっくりする。 -
時代を感じる設定
今日日、小学生の教室では約14人に一人が体外受精児だそうで、、
晩婚化が為せる技。クラスに一人はいるのですよ、複数いても不思議ではない。
設定が古さを感じますね。
まあ、お好みで。