和久峻三のレビュー一覧

  • 「弁護士アルカポネ」と呼ばれる男

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    昭和の香り濃厚なサスペンス。

    基本的人権も蹂躙してるし社会正義に対し ても挑発的、悪の華満開な弁護士を中心に 展開される小説。

    クライアントも殺すし、クライアントの 親、愛人、通った飲み屋の店員も皆、ヤッ ちゃう。
    クライアントの相続財産も奪りに行く。 ちょっとマメ過ぎて笑った。

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    2014年04月24日
  • 捜査不能――沈め屋と引揚げ屋

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    [ 内容 ]
    「あかん。手形がパクられた」〈香華堂〉10代目当主の顔から血の気が失せた。
    このままでは京のお香の老舗が倒産する…。
    完全犯罪を目論む知能犯一味は、一挙に老舗の一等地を乗つ取るべく襲いかかった。
    「沈め屋」と呼ばれるパクリ屋や「引揚げ屋」という沈めた手形を回収する魑魅魍魎に、警察も及び腰のなか、一人立ち向かう弁護士日下文雄に勝算はあるか。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振

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    2010年06月10日
  • 淫楽館の殺人

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    京都大原街道沿いの弁財天で、美女が死体で発見された!大学の講師を勤めるインテリ女性だった彼女には、高級コールガールという裏の顔が。部屋に残された日記…破り取られた最後の二ページにはなにが書かれていたのか?そして、著名人や閣僚クラスの大物政治家までを顧客に持つ、高級売春クラブを取り仕切る謎の女主人の正体とは?赤かぶ検事の名推理。


    さすがに一ひねりもふたひねりもありますよねぇ。。。
    なるほど感いっぱいです

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    2010年04月30日
  • 箱根古道殺しの宴

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    戦国時代の埋蔵金のありかを描いた古地図の売買に絡んで悪質な詐欺事件が発生しているらしい。相談を受けた赤かぶ検事は、早速埋蔵金があると噂される箱根へ向かうが、そこで彼が見つけたのは一人の女性の死体だった…欲望と殺意が渦巻く古地図の世界に赤かぶ検事の鉄鎚が下る!!埋蔵金の謎が赤かぶ検事を迷宮へ誘う―書き下ろし長編ミステリー。




    自分が死んで保険金を渡すことが愛。
    それがテーマというか主たる部分でもあるのですが、お金は確かに必要なものですが、それだけでもない。
    実際きれいごとかもしれませんが、そういう風な世の中であってほしい。。。
    という願望だけ思わせてくださいませ♪

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    2010年01月20日
  • 罪を逃れて笑う奴 告発弁護士シリーズ

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    私の好きなシリーズで今回も楽しく読ませていただきました。完全にワンパターンなんですが面白くよめます。いつもの美人弁護士が出てこなかったのがチョッピリ残念でした!

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    2021年12月01日
  • 誤判 私は殺していない!

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    昭和60年のだいぶ古い本です。トリックとかでは無いですが読んでみて次に何が起こるのかと気になる内容でした。養父殺しの罪で20数年獄窓に繋がれた美女と言う設定ですがいろいろあって無罪方面となります。展開にちょっと強引な面もありますが。サブタイトルに私は殺していないと書いてありますが実際は殺してます。

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    2021年07月06日
  • 陪審15号法廷

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    久しぶりの和久峻三でした。
    この本も、帯の「かつて、日本にも陪審制度があった!」に惹かれて読んだ作品。
    最近陪審について結構興味を持って、本を読んでいるが、実はその仕組みなどのことはまったくわかっていない。
    和久峻三は、もともと法律家で代表作の赤かぶ検事シリーズはかなりたくさん呼んだ記憶がある。
    法廷でのやり取りについては、自身の経験に基づくのだろうが、臨場感のある印象がある。
    今回の陪審15号法廷も、戦前・昭和初期が舞台だが、事実を基にしているのかと思うほど、法廷シーンは臨場感があり、また当時の風習についても、さもありなんの感がある。
    法廷で繰り広げられる、どんでん返しも、最後にまさかここに

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    2012年09月24日
  • 濡れ髪明神殺人事件 赤かぶ検事奮戦記

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    事件予告の電話があって見張っていたが
    最終日に女性が来ただけ。

    そして発見された男性の死体。
    本妻と愛人がいた、という、よくある設定ですが
    その愛人が最終日にいた女性。
    この時点でおかしいというか、怪しいというか。
    別方向で怪しいのは、本妻でしたが。
    その服どこで買ってきた!? と突っ込みたいものが。

    しかし、女性は怖いものです。
    本人がいいなら、何とも言えませんが…。
    甘味料ゼロは、蟻は寄ってこないのに驚きでした。
    何もかも、食べられるものは持って帰るイメージが。

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    2020年12月18日
  • ひまわり時計の殺人

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    自分を捨てた妻が、突如として訪ねてきた。

    あんな会話をしたというのに訪ねてくるとは
    驚きの元妻。
    そしてあの展開から考えると…なのですが
    さらに驚きの展開が。

    そのまま突き進むのかと思ったのですが
    そういう意味では裏切られました。
    最後の推理部分だけは、説明的な感じがしましたが。

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    2020年01月18日
  • 三人の酒呑童子(下)

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    下巻になって登場してきたのがドジなやくざと総会屋、手にした3億円を手に入れた糸島と三輪山みどりは警察・やくざ・総会屋から追われるようになる。そのうえ糸島は可愛がっていた姪を、みどりは妹を誘拐される。でも話の展開も流れもコミック並みになって、興味がうすれた。

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    2019年01月13日
  • 信州あんずの里殺人事件

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    ネタバレ

     やっぱり推理小説を読んでたりするのですよ。

     感想としては……。
     うぜぇ……。
     の一言に尽きてしまいそうな気がする(爆)

     なんていうか、男の人が読んだらおもしろいのかもしれないけど、この人の小説は、あんまり女の人が読んでもおもしろくねいかも(苦笑)
     いちいち形容詞が鬱陶しい。
     名古屋っぽい訛りがイヤだっ!!

     あのねぇー……実家が名古屋にあるし、そっちの友達たくさんいるのにこんなこと言っちゃうとあれかもしれないけど。
     僕、あの訛りあんまり好きじゃないんだよね(爆)

     ということで、本の中身を楽しむよりも、その前の段階でダメだったorz
     もう、この人の書く話は当分、読まな

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    2014年01月31日
  • 二重の危険 告発弁護士シリーズ

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    和久峻三の小説をはじめて読んでみた。
    老獪な弁護士の法廷での立ち振る舞いが鮮やかに描かれていて面白かった。肝心の二重の危険の論点は,結局どうなんだろう。調べてみよう。。。

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    2013年02月22日
  • 京都奥嵯峨 柚子(ゆず)の里殺人事件

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    ネタバレ

    赤かぶ検事ものでそれなりに面白かったけど、事件の発端と結末に偶然的要素がちょっと多い感じがしたな。
    作者さんの実生活と大きく関連した作品だったからかも。
    ワイドショーとか週刊誌のプライバシー侵害に対して、警笛を鳴らす1冊ってことだね。

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    2012年08月21日
  • 悪夢の女相続人

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    ネタバレ

    日高慎一役
    痩せてる。ハンチョウの時もギョっとするほど、細くて声も出ていないようだったから、心配だった。
    今回は声は普通だったけど。
    ハンサム弁護士。
    後半バッタリ出ず、寂しい。

    「物言いにしても、一つ一つ言葉を選んで慎重に話している様子であるし、物腰もやわらかで、やさしげである。
    すらりと背が高く細身で、何よりもハンサムだ。」
    この本を読むといつでも会える気がする。
     赤かぶ検事は初めて読む。ドラマでは何度か見てるはずだけど。
    女王蜂のような彼女が賢いのかどうなのか微妙な書かれ方で、どこまでが計画なのか、もっと計算高い女のほうが好き。
    信夫にたいする赤かぶ検事の暖かさはほっくりする。

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    2011年06月01日
  • 時の剣 告発弁護士シリーズ

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    ネタバレ

    2007/11 鈴木康夫(益夫?)役
    やった!再放送!と録画を嬉々としてみたら、全然違う人ー。
    いかりや文助ではなく、藤田文助だった。。。

     才色兼備な夏目さんと襤褸を着たようにしかみえない、小さな老弁護士のコンビがほほえましい。
    歳をとるということが、不安で惨めでとついつい思うこのごろに、悪いことばかりじゃないのかも?とチラリと思わせてくれる。
    それにしても、この夏目と戸田の比較が悲しい。夏目がいかに魅力的かを書きたいのだろうし、時代がそういうのだったのかも、だけどさー。
    そして後味が悪かった。
    もう少しスッキリしたかった。

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    2011年05月27日
  • 殺人者の緋文字

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    蔵書整理のため再読。エイズ感染者に対する連続殺人事件の話。当時はエイズが社会問題となっており,その時流に乗っただけの話かと思いきや,きちんとどんでん返しもあるところが立派です。性描写は今ひとつではあります。

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    2011年09月28日
  • 証拠崩し 告発弁護士・猪狩文助

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    猪狩弁護士シリーズの原点となる第1作目の復刊本。短編集。
    1978年に出版されたものだそうで、時代は高度成長の終わりの頃だけど、被疑者も権力者もいずれも、まだ貧しかった時代の名残をひきずったような人ばかりで、あの時代ならではのほろ苦いお話でした。
    2005/9/28

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    2009年10月07日
  • マイナス百九十六度の相続人

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    時代を感じる設定

    今日日、小学生の教室では約14人に一人が体外受精児だそうで、、
    晩婚化が為せる技。クラスに一人はいるのですよ、複数いても不思議ではない。
    設定が古さを感じますね。
    まあ、お好みで。

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    2025年05月11日