高妍のレビュー一覧

  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    ネタバレ

    村上春樹の父親についての話。どうも現実の話ように思えなかったが、後書を読んで本当なのだと実感した。
    「降りることは、上がることよりずっとむずかしい」この言葉は人生そのものを表していると思う。
    一度足を滑らすと、止まることなく駆け落ちていくのは登ることとは全く怖さが違ってくる。
    戦争が人々の生き方を大きく変えたと言うことは、当時を生きた人間全てに言えることだ。私の曽祖父も同じ時代に戦死している。家系の面影が残る遺影は、喋ったこともないし会ったこともないのになぜか親近感が湧く。
    曽祖父が戦死していなければ私は生まれなかったのかもしれないと思うととても不思議な気持ちになる。

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    2024年01月30日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    隙間時間で読ませて頂いた。
    お父様について語る息子。この作品で何を思うわけでは正直なかったが、独特な表現、感性とでも言うべきか、難しいことは考えずに読んで、あゝそうかで良いのかなと。文学の評価云々をすべき本ではない。

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    2023年12月03日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    Audibleで聴いたため、詳細忘れぎみ。
    自分自身も一人っ子で父親と関係が上手くいっていないため、自分に重ねて読んだ。
    父親との確執、ドロドロとした汚いところは書かないのが、村上春樹だなぁと思う。
    村上春樹が好きなのは、人の嫌な部分は書かず、本の中にだけ理想郷が存在する感じがするところ。
    いつか父が亡くなったら、今度は紙で読みたい。

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    2023年09月10日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    ネタバレ

    一言感想【まだ私が知らない時代にふれる】

    内容としては、タイトルの通り、村上春樹さんの父親について書かれたエッセイ。
    父が経験した戦争についての話題がメインに置かれているので、話としては少し難しく感じましたが、そこはさすが村上春樹さんの文章、という感じで読むことが出来ました。
    一人の人生(半生?)を追っていくことで、その時代がどんな時代だったのかを部分的に、より近い感覚でふれることができました。

    歴史とは過去のものではない…その中の個人の重さ…記憶を文章にしていくことには、透明になるような感覚がある…そんな表現の仕方が、とても村上春樹さんらしく感じたし、こんな私でも受け入れやすい文体で、素

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    2023年07月08日
  • 緑の歌 - 収集群風 - 下

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    上で感じた絵は凄く上手いけど話が好みではないっていうのは結局覆らなかった。
    扱われている音楽に興味があったらまた違ったのかもしれない。

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    2023年03月21日
  • 緑の歌 - 収集群風 - 上

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    ネタバレ

    2018年のZINEに衝撃を受け、コミック化を心待ちにしていた作品。主人公らが興味を持つ日本のカルチャーが、日本人の「界隈」が好むものと鏡写しなのがおもしろい。(サブカル哈日族とでもいうのだろうか…、彼らははっぴいえんどやゆらゆら帝国が好きだ)
    それらへの愛と同時に、常に影をまとっているような、静かでひりひりとした余韻を感じる良作だが、プロトタイプのZINEが荒削りながら詩的で素晴らしかったので星3つ。(1番好きだったシーンが本編では夢扱いされててちょっとがっかりしてしまったのだ)

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    2022年06月04日
  • 緑の歌 - 収集群風 - 上

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    絵が圧倒的に上手い。
    日本の音楽や小説などの文化に接する台湾少女が主人公というのは、新鮮で面白いなと思う。
    漫画だけど、爽やかな映画や小説のような空気感がある。
    ただ、まだ上を読んだところだけど話が内省的過ぎて今のところ好みではない。
    でも絵は本当に上手い(二度目)。

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    2022年06月02日
  • 緑の歌 - 収集群風 - 下

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    台湾のイラストレーターによる、日本のカルチャーを好きな若者たちの恋愛もの。台湾の人が日本に好感と懐かしさを感じているのが、なんか逆転したような感じ。絵がうまいし登場人物もかわいいと思うけど、なんとなく絵柄がエロ漫画っぽい。

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    2022年05月29日