川下剛史のレビュー一覧
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良質な医療マンガです
これは良質です。考えされられる深いテーマ、丁寧な展開、とても良いです。
ストーリーに無理がないのに、ドラマ性があり、真剣に読み進めていまう良いマンガです。
まとまった時間ができたときに、没頭したいです。 -
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病院経営の話なども
院長とその息子(外科医)、外科部長がそれなりに対立関係にあるようで、まだ医師になって3年目の滝野さんはあまり詳細まで走らなかったようです。
救急で訪れた患者(再診を多忙でサボって悪化させていた)の緊急手術の対応に関連して、総合診療科は本当に役に立っているのか?という問いを投げかけたのに対する院長とその息子の返しが良かったです。
あとはいわゆる慢性疲労症候群の患者さんや、生理痛に関して片親の父とは話しづらい娘さんの事例や、4人兄弟の次男がしっかりしていても妙な発疹が治らず、色々調べて柔軟剤のアレルギー反応と判明して母親とも色々と相談すべしとなる症例も出てきたりで、やはり精神的にも患者さんをキチン -
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当直や診療科間のいざこざ等も
当直に関連するエピソードでは、やはり総合病院でも夜、残っているのは別の診療科の医師だったりなので、担当に連絡を入れたりとか、患者がイマイチ信用してくれないケースも出てきます。
ただ、患者からすれば医師は医師なので、泌尿器科と産婦人科の担当医師間がギクシャクして真っ当な診断ができないのでは全然ダメでしょうし……。
診断にイチャモンをつけるにしても、動脈乖離の危険性くらいは知っておいて欲しいものです。 -
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総合診療科の医療もの
主人公は柔道も得意な整形外科医の滝野さんですが、3年目で新設された総合診療科に異動になります。こういう診療科って経験が重要そうです。
出てくるのも心筋梗塞だったり診断がなかなかつかずに勤務先の上司との関係がギスギスしていたり、あるいは子どもが逃げ回ったりと、一筋縄でいかない患者が続いています。 -
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医者の立場、患者の立場、双方のことがわかるから読んでて考え方の為になる。
時間外救急で病院いくのはどうしても不安だし、医者からしても専門外診るのはちょっとしんどそう。
徳重先生の経験値の高さ凄いなー -
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海のような広くて深くて大きな人。
現代の人をどんどん捌いていくような診療をしなければならない医者たちからすると難しいかもしれないけど、患者からするとそれは理想だな〜
読みながら医療関係者の人たちって凄いなと思う。 -
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なんでも治せるお医者さんが当たり前だと、無邪気な子どもの頃は思っていたけどとても難しいことだと高校生で知った。
私自身、結局原因もわからないとりあえず処方された薬を飲み続けるということを高校生〜20代半ばまでやってきたから診断がつかないって不安もとても共感。
こんな風に時間をかけてしっかり聴いてくれる先生と出会えたら幸運だな。 -
Posted by ブクログ
肺癌末期。
喘息。
肺癌末期の看取りは、自分の伯母を思い出した。
本人が抗がん剤はもう嫌といっても、最後まで治療をしたいという家族って、意外に多いのかも。。
諦めたくない気持ちはわかるがね。。。
まさに伯母の時にそれでトラブったので、その頃のことをありありと思い出しながら読んだ。
後悔のない最期って、本当になくて、「あれができたかも。」「あれをしてあげればよかったかも」って思いは必ず残る。
喘息は自分がそうなのでわかる。
子供の頃からのお付き合い。
「体調管理がなってない」って怒られたことあるなー。。
やれることはやって、やりたいけれど病気に影響が出そうならば、泣く泣く諦める。とかしていた