北村紗衣のレビュー一覧

  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    「批評」という文章を書くための方法論。私のように批評しない者には無縁ではある。無縁であるし、読後には、本書に書かれた「批評」家の姿勢に対して「労多くして功少なし」とも感じた。
    第4章に実践編として、それまでに語られた批評家の姿勢やテクニックを踏まえ、筆者と筆者の指導学生が書いた「批評」と、その「批評」について行った二人の議論とが掲載されているけれども…。精読だとか、分析だとか、書くためにウナギを捕まえたり(p.143~)だとか、そうまでして頑張って出来上がった作品である「批評」が、(批評の門外漢、批評の素人である)私の目には「この程度のものかぁ」と映り、「これで芸術?」とも思った(p.132あ

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    2025年12月31日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    ネタバレ

    本を読んだ後に感想以上のものを残せない人間なので、批評や考察するにはそもそもどうすればいいんだろう?と思って人に薦めてもらって読んだ。

    そもそも批評と考察が全く同じテーブルのものではないことに気付き、確かに今のSNS社会で「考察」は数あれど、「批評」ってなかなか見ないというか、わざわざ叩かれる可能性あるものを公開する人あんまりいないよな〜と。だからこそ今ちゃんと批評できる人って実は少ないのかも。

    ただ、批評するならやはり作品への愛が必要で、好きな作品を何度も楽しみつつ気になったことを深掘りしてみる、ってのは確かにやったらハマりそうだけど、私はどちらかというと死ぬほどつまらなかった作品につい

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    2025年11月30日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    評論に関するhow-toな内容。
    感想を文章に残す時に意識してみたりしている。
    また、評論している文章を読むときに、その文に対しての読み方の補助になったりもしている。

    読み物的というよりは実用的。

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    2025年08月30日
  • お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

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    著者が商業誌やウェブメディア、映画や舞台のプログラム、文庫や海外文学翻訳書の解説など様々な媒体に寄稿した批評をテーマ毎にまとめたもの。
    著者が自分で述べているように、収録されている論考は全てフェミニスト批評がベースとなっているが、各論考は短めなので気軽に読むことができる。

    取り上げる題材は映画や音楽、文学など多岐にわたるが、やはり著者の専門分野であるシェークスピアが一番面白かった。

    パンチライン
    「音楽の才能がないレッド・ツェッペリン」
    なるほどサイアクだ。

    追記
    取り上げられていた『アナと雪の女王2』と『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』を観た。『アナ雪2』に対する著者の「(この結末が)

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    2025年08月17日
  • 英語の路地裏ーーオアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く

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    ポピュラーなネタを使った英語の文法/語彙あれこれの細かい話。上位校の英文科の学部生レベルかなあ。受験戦争時代の英語学習雑誌の連載みたいな感じ。

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    2025年02月04日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    批評のきっかけを少し掴めた気がした。
    批評とまではいかなくても、映画のレビューを書く際に何にフォーカスして書けばいいのかに迷った結果、色々詰め込み過ぎてごちゃつくことがよくある。
    ごちゃついている自覚はあるが、どこからテコ入れしていいかもわからなくて次第にレビューも書かなくなった現在。

    この本を読むことによって、レビューを書く際のテーマ決めのきっかけをつかむ方法が少しだけわかった気がした。
    今後のレビュー活動が少し楽しみになった。

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    2025年01月16日
  • お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

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    前作のような映画中心の批評を期待していたら、思っていたよりも英文学に関する批評が多い。マッドマックス、自分は絶対見ないだろうと思ってたけど、今すぐ見たい気持ちになる。

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    2024年11月30日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    シェイクスピアの研究者であり、フェミニズムの視点に立って映画などの批評活動をおこなっている著者が、作品の批評をおこなうための具体的な方法を解説している本です。

    ロラン・バルトの「作者の死」などの概念について紹介する、批評理論についての解説書とかさなる内容もふくんでいるのですが、より実践的な指南書としての側面をもっているのが本書の特徴といえるように思います。著者自身が授業で学生を指導してきた経験が活かされているようで、小説や映画を鑑賞するさいに留意するべきことや、批評を書くための具体的なテクニックなどを知ることができました。

    批評をおこなうにさいして、「自分の性的な嗜好が評価に影響を及ぼす可

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    2025年01月19日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    何日か前に、はてブのトップに著者のブログがあった。その中身そのものは今の自分からは距離があったのでブックマークしていない。しかしながら論理展開が見事だったので、その著作を読んだ。批評をやるためというよりも、フィクション(舞台、映像、音楽、文学などなど)の鑑賞手法の入門みたいで面白く最後には批評を比べあうことまでやって読者サービスがとてもよい。

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    2024年08月30日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    世間では好評のようだが自分にはちょっと難しすぎる。
    参考文献もしっかりしているが自分にはピンとくるものがない。

    精読
    作品内の事実を認定し、しかし語り手を含めた人物を信用しないこと。
    一般的に「語り手=作者の意向の反映」や「この作品のメッセージは何か?」といったような捉え方をしたくなるが、
    作者の作品に対する支配性を排除することで、読者は自由な読解が可能になる。
    本書では「とりあえず作者には死んでもらおう」といった言い方がなされており、
    自分なりに受容することで先入観にとらわれない読解ができる。

    分析
    時系列、人物相関図に書き起こす。物語を要素に分解する(構造分析)。
    「仲間」の作品を見つ

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    2024年05月15日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    批評の書き方について大学の授業を受けているような本。
    勉強になった。大学生にはいい本だと思う。ブログなどでも応用できると思うがもっと気楽に書きたい気もする。

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    2024年04月01日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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     読み始めた当初はものすごく良い本かと思って読んでいたが、徐々に読む速度が落ち、ごく普通の本だという結論に落ち着いた。
    第一章 精読する
    第二章 分析する
    までくらいは結構参考になった。

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    2023年09月24日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    ネタバレ

    なぜこの本を読み始めたのかは忘れた。
    映画や小説など人の作品を「批評する」ことは自分にはあまり興味のないことと思って読み進めていったが、批評という一つの文学(?)のジャンルについて分かりやすく説明されていた。
    最後の著者と教え子による2本の映画の実践批評の比較はおもしろかった。

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    2023年04月03日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    批評に関する入門書として面白かった。これまで批評というものを真剣に考えたことがなかったが、本書を読むことで批評家と呼ばれるような人たちが少しだけ身近になった気がする。

    同時に、自分自身も自分の好きな作品について、しっかりと読み込んで批評なるものを書いてみたいと思うようになった。しかし、それはそれで、かなりの労力が必要になろうであることが本書を読んでよくわかった。
    繰り返し読むことで本書の内容に対する理解を深めていきたいと思った。

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    2023年01月08日
  • お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

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    ジェンダー・フェミニズム入門とあるけど、エッセイ的な書き方で取り付きやすいけど、教養的な知識を下敷きにしないと、ややしんどかった。

    批評の先に見えてくるものに、辿り着きたかったけど、やや挫折。

    タイトルすごくいいのに。

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    2022年11月26日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    精読する

    バイアス色眼鏡が入ってしまうことを認識して、注意深く事細かに見落としないように、観察し調べ上げる。当たり前といえば当たり前だが、あらためて突き付けられるとハットする。
    小説に全く興味のない屑鉄汚ではあるが、絵画や映画や音楽や演劇などの鑑賞は好きなので、作者を「殺し」語り部の「ウソ」と「ヒント」を見抜く、というあたりはなかなか納得がいく。
    正しい解釈は存在しないが、間違った解釈は存在する。
    なるほどね。

    分析する

    伝記的批評ー古典的
    ニュークリティシズムー現代的批評

    ポストコロニアル批評(西洋帝国主義)
    フェミニスト批評(性差別)
    クィア批評(性的逸脱)
    →社会が決めた条件付け

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    2022年11月24日
  • コンヴァージェンス・カルチャー

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    タイトルに期待しすぎた。英語のサブタイトルは古いメディアと新しいメディアの衝突なので、よくあるタイトルである。ジェンキンズの初めての翻訳であるが、2000年から2004年までの論文の寄せ集めである。ジェンキンズの過去の論文を、英語で読む労力を省くためにはよい。しかし、2006年までに集めた論文を2021年に翻訳出版したので、YouTubeの説明がせいぜいで、他のSNSの説明はしていないので、やはりジェンキンズの新しい論文を英語で読むしかない。
     コンバージェンスには、メディア、送り手、受け手の3つがあると当たり前のことを述べているが、その実証は説明されていない。また、アメリカで人気になったサバ

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    2021年06月04日
  • コンヴァージェンス・カルチャー

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    ファンエコノミー、クリエイターエコノミーなど、現在勃興しつつあるメディアやエンタメ市場の動向を、2000年代の事例から分析した書。

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    2021年04月18日