北村紗衣のレビュー一覧

  • 学校では教えてくれないシェイクスピア

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    正直、舞台でも映画でもシェイクスピア作品をそこまでおもしろいと思ったことがないし、そもそも見たことも読んだこともない作品のほうが多いくらいなんだけど、これはおもしろかった。
    北村紗衣先生が、麻布高校、武蔵高校の男子学生の希望者14名に行ったシェイクスピアについてのワークショップをまとめたもの。北村先生の書くものはいつもすごくわかりやすい印象なんだけど、高校生に対してなのでさらにわかりやすいし、今の時代に合ったジェンダーや人種差別の問題にも適切に触れていてよかった。
    特に興味深かったのは、ロミオとジュリエットの戯曲を読んで高校生たちがオリジナルの演出を考える、ところとか。そもそも演出って戯曲をも

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    2026年02月08日
  • 学校では教えてくれないシェイクスピア

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    シェイクスピアも興味深いのだが、北村先生の語り口がクセになる。
    文章で読んでるけれど、「絶対に早口だな・・・」と分かるのが不思議である。

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    2025年12月21日
  • 学校では教えてくれないシェイクスピア

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    高校生の頃にこんな授業を受けてみたかった。シェークスピアについて殆ど知らなかったけれど、色々なアプローチから興味が湧いてくる。15歳の時に観たデカプリオの映画きっかけでこんな世界に繋がるとは。

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    2025年12月21日
  • 学校では教えてくれないシェイクスピア

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    シェイクスピアを巡るうんちくが盛りだくさん。批評するという行為の本質的な意味が少し理解できた。シェイクスピアの戯曲に登場する女性の名前を付けられた男子高校生たちがいい味を出している。こんな風に仲間たちと本を読むっていいなと思った。

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    2025年12月14日
  • 学校では教えてくれないシェイクスピア

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    シェイクスピア女性観客の研究者兼批評家が名門男子高校の学生14人に対してレクチャーしたシェイクスピアにまつわる諸々と作品批評の基本の記録。

    劇場に演劇を観にくる男性はわりと少数派という事で未来の社会を担っていくであろう世代の男子学生を集めて欧米では一般教養であるシェイクスピアを特に講義。確かに演劇一般で客席にいるのは圧倒的に女性が多い印象。

    シェイクスピアが社会に与えた影響、社会状況がシェイクスピア作品に影響を与えたアレンジで出力されるさまの説明は面白く、シェイクスピアを見た人の復習や掘り下げた理解にも使えるし、まだ見ていないシェイクスピア作品がある人へのガイドにも使える。

    書店で手に取

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    2025年12月07日
  • 学校では教えてくれないシェイクスピア

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    ネタバレ

    先日「リア王」を観劇して、シェイクスピアの舞台、またチャンスがあれば観たいと思っている私にぴったりな本でした。

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    2025年11月22日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    入口として面白そうと思わせるには十分かな。批評理論の本とは違うので、こういう切り口はこうでああでというのとは少し違うけど、本を読み、客観的価値のある批評をする事の面白さを感じられる。
    (私的な読みは個人的な読み方の度合いを理解した上でならそれはそれでよいと思う)

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    2025年05月10日
  • お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

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    著者とわたしの好きな映画とかはあまり重ならないと思うのだけれど、それでも、さまざまな映画について、フェミニズムやジェンダーの観点からの批評が丁寧にわかりやすく書かれていておもしろかった。
    流行ってるのにわたしが興味もてなくてスルーしている映画でも、え、こんな内容なのか、こんな観点で見られるのか、やっぱり見てみなくては!?と思わされたり。(たとえば「マッドマックス怒りのデスロード」「ワンダーウーマン1984」「ハーレクインの華麗なる覚醒」「アナと雪の女王2」とか)。

    あと、長々しいタイトルもおもしろい「レオナルド・ディカプリオとガス・ヴァン・サントのせいでグザヴィエ・ドランと私の人生はメチャク

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    2024年12月31日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    テクストをどう精読し、分析し、批評を書くかの入門書。やさしい言葉で書かれていてとても分かりやすかった。専門的な批評理論の詳細までは踏み込まず、代わりに巻末にブックガイドが掲載されている。後半、著者とゼミ生それぞれが書いた2本の映画についての批評が載っており、それに対するコメントやディスカッション含めて興味深く読んだ。自分の書いたものについて忌憚なくやりとり出来るコミュニティは貴重だと思う。ゼミっていいなぁ。

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    2024年10月25日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    ネタバレ

    この本を読んだのは、自分がずっとハマって読んでいた漫画の終わり方に納得がいかず、けれど周囲の人たちは大絶賛していて、自分が疑問に思った点を言うことを憚られたからだった。
    好きなところは好き、でもこういうところはおかしいと思ったし好きではない、とどうやったらうまく言葉にできるのか。むしろしてもいいのかどうなのか。そういう疑問への答えが欲しくて読んでいたら、なんだかとってもすっきりした。一番嬉しかったのは「芸術作品というのは現実の世界と異なり、あらかじめ受け手によって探索され、理解されるためのものとして作られているからです」というフレーズ。美術にしろ文学にしろ、世の中に出たものが世の中の人によって

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    2024年10月20日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    著者にはツイッタランドで燃えている可燃物のイメージしかなかったんだけど、文章の読み方伝え方を面倒見良く教えてくれる良い先生だった。
    その上で、深く考えずに作品を見て楽しむのも十分価値ある体験で、優劣はつけられないとも言ってくれている。優しい

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    2024年09月25日
  • 英語の路地裏ーーオアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く

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    高校英語までの知識があれば、楽しく読めます◎これまで、小説やドラマ、映画の日本語訳に対して持っていた違和感の謎も解けて面白かった。

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    2024年09月21日
  • お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

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    映画や音楽をフェミニズム的に批評するとこんなにも新たな視点が得られる
    好きなものは自分が選ぶわけじゃなく、自分がその対象から"選ばれた"のだ、という文章が印象的。この選ばれた責任感が全体に通底してて、作品への深い愛につながっている

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    2024年09月01日
  • 英語の路地裏ーーオアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く

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    オックスフォードカンマは、学生時代に習ったのかもしれないが改めて本書の例文でカンマの重要性を知った。
    また、二人称単数という雑学のような話も実はとても大切な要素だと思った。
    呼称については、he,she以外の性別にこだわらない呼び方としてtheyというのがあることを知った。
    シェークスピアを扱った話は少し難しくもあったけれど、奥深いシェークスピアの世界に少しだけ興味を持った。

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    2023年11月28日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    ネタバレ

    批評をしたいというわけではないが、ただ面白いというところから一歩進んで、どんなところに着目すればより作品を楽しめるか、というヒントを求めて読みました。

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    2023年05月01日
  • お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

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    北村さんはTwitterで時々お見かけしていたものの書籍は初めて読んだが書きっぷりが非常に面白かった。とても聡明で深く思考する方なのだろうということが文章から感じられた(学者なので当たり前か)。本書は文芸、映画にまつわるエッセイのような感じで、知らなかった作品も半分以上あったが見てみたい・読んでみたいと思った。ウィキペディアの男子文化の話はさもありなん。ロミジュリをジュリエットの名誉の観点で読むのはなるほどと思ったし、その流れでヴィクトリア朝文学のハッピーエンドとしての結婚を、なんとかヒロインにとっての抑圧的要素を取り除こうとしていると言う話も言われてみれば確かにと思った。物語をただ受容するだ

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    2023年02月18日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    ネタバレ

    「批評」という言葉を聞いて、なにそれ最高!という印象を持つ人は少ないと思う。
    どちらかと言えばなんか映画や文学作品にあれこれと口を出す人、偉そうにジャッジする人というイメージを持つ人が多いのではないかと思う。
    「批評」とは本来どういうものか、何のためにあるのか。それらを説明してくれる本だった。

    1冊を通して批評に必要なことやしてはならないことなどを丁寧に説明してくれているけど、著者の北村紗衣先生の言葉のチョイスがおもしろくて楽しく読めた。
    こういう新書系って当然と言えば当然なのだけど、小説と違ってエモさはあまりない。
    人間の感情の揺らぎとかって書かれないし。いや書いてあったらそれはそれでまず

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    2022年11月27日
  • お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

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    映画、小説を批評したくなる。
    ジェンダーやフェミニズムに関連する作品を観て、読み、深めるきっかけになる1冊。
    ジェンダー・フェミニズム批評入門というタイトルをつけるなら、これらの批評方法についての解説が欲しかった。

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    2022年10月05日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    批評することをかなりラフで分かりやすい文章で書いてくれている正に入門書。
    それでいてバランス感覚もあり陥りがちな罠にも注意してくれるところが良い。

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    2022年08月08日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

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    すらすらと

    知ってる映画や本などの例も多く挙がってきて、とても読みやすかったです。構成も批評の準備段階そのやり方、そして、書くところまでのサポートがあるのは素敵に感じました。批評の入門として読みましたが、やってみよう、と思わせてくれる本でし。

    #タメになる

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    2021年10月06日