山口祐加のレビュー一覧

  • 世界自炊紀行

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    海外旅行が簡単に出来ない時代になった。そればかりか、経済的にも不安定な状況で、日本から直ぐに出られない。そんな私の満たされない気持ちをこの本は柔らかく肯定してくれた。料理と各国の自炊事情を著者、山口さんは軽やかに、滔々と語る。各国の自炊と旅行記を同時に楽しめる当初は、新鮮で、ページをめくる手が止まらなかった。私もいつか本書で語られた国、街へ趣き、様々な料理を味わってみたい。

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    2026年04月05日
  • 世界自炊紀行

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    めっちゃ面白い本だった!
    各国の料理が多種多様で、料理への価値観が人によって、国によってこれまた千差万別。
    日本みたいに和食、イタリアン、中華、インド料理など、世界の料理を食べる国民は極めて少数派なんだ!
    目からウロコ、が落ちまくり〜い!
    とにかく読んでいて楽しい本です。オススメします。

    旅は自分を客観的に見られるいい機会であり、日本で暮らすうちに凝り固まった狭い価値観を広げてくれる。
    著者は世界中の自炊を取材することを通して、料理に対する考え方、そして自分と向き合うことへ意識を向けるようになっていく。
    これは自炊取材旅の恩恵でしょうか。
    自分と違う人、もの、習慣に直面し、目を向けずに尊重す

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    2026年03月28日
  • 自炊の風景

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    一人暮らしを始めて、自炊に力を入れたいと思っていた時にたまたま出会いました。
    山口祐加さんの自炊は、予め決められたレシピに沿って食材を揃えて調理するのではなく、冷蔵庫の余り物をその場で浮かんだ調味や火入れによって最大限に活かす、という視点なのがとても良いと思いました。火入れの時間や調味料の選定をするには、料理中の食材の様子をとにかくよく観察しなくてはなりません。それが出来る山口さんは、とにかく食材に対する愛が深い方だと思いました。後半では世界中の自炊についても写真や文章で記されていて、非常に勉強になりましたし、より世界を身近に感じました。今後もたくさん自炊して、料理上手になりたい!と思わせてく

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    2026年03月19日
  • 自炊の風景

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    料理がいやになる、献立を考えるのが嫌になる、しんどくなる。そういうのが女性にばかり乗っかる世の中でなくなりますように。そう思う人がもう少し少ない暮らしになりますように。子供のための食事にこの方がどう向き合うのかとても楽しみ。私つらかったから。

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    2026年03月12日
  • 世界自炊紀行

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    自分は料理に対して苦手意識があったが、本書を読んで「もっと力を抜いていいんだ」という気分になれた。自炊をする日本人だったらとても面白く読めると思う。

    世界各国の「普段の料理」が、斬新だったり逆になんだか日本と通ずるところがあったり。
    料理に対しての考え方やこだわりもしっかりインタビューされていて、興味深く読めた。

    それぞれの章と、全体の最後にまとめがあるのもありがたい。よくドキュメンタリー系は読んだそばから内容が頭の中でまとめられず忘れていったりしてしまうので、この形式だとしっかり整理しながら読めた。

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    2026年03月09日
  • 世界自炊紀行

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    自炊のハードルを下げるのが自分の仕事だと言う料理家の著者が、12ヶ国を巡り自炊事情を取材する。
    食は生きることの大きな部分なので、自炊事情を通じてその国の生活が見えてくる。独特の食材や調味料はもとより、それをどこで買ってくるか、誰が料理するか、いつ誰と食べるか、など。

    そしてこれは旅の本でもある。知り合いなど人づてに探した取材協力者の家を訪れて、泊めてもらって数日過ごす。料理だけではなくその人の人生を聞くことになる。
    著者が、取材協力者の懐に飛び込んでいって、徐々にその空気に馴染んでいく様が楽しい。きっとこの人には人の心を解きほぐす何かがあるのだろう。
    世界にはいろいろな人たちがいて、それぞ

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    2026年02月27日
  • 自分のために料理を作る

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    週1,2回程度の自炊でもなんだか疲れるような感覚があったところ、この本を読んで何が疲れの原因なのかが少しずつ分かっていった気がする。
    「今日何が食べたいか自分に問いかける」、「料理のプロセス自体を楽しむ」、「料理は途中で止めてもいいと考える」の3つを個人的には大事にしたい。

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    2026年02月21日
  • 世界自炊紀行

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    12カ国の自炊の巡るフィールドワークにボリュームのある一冊で最初手に取ったといに本として安すぎるのでは!?と思ってしまった。意外と他国の家庭料理というのはわからないもので、イタリアやフランスのような食といえば思い浮かぶ国から、南米や東南アジアなど自分にとっては未知の国も多くとても面白かった。

    家庭料理と作る人たちの日常を見るとやはり日本はちょっと違うって「すぎる」傾向になるなと感じる。どの国も日本でも作りやすそうなレシピが1個ずつ紹介されているので、作って異国を感じながら食べてみようと思う。

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    2026年02月04日
  • 世界自炊紀行

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    旅をした著者の経験が身近に感じ取れる本である。12カ国それぞれの国の文化や今の社会情勢が庶民レベルから読み取れるところが素晴らしい。その地に行かなければわからない事を伝えてくれている。また料理のジェンダー差別を考えさせられる。ネタバレになってしまうが、
    スペイン人は平均1日5食を食べていることや
    フランスでは肉魚が、ウクライナ紛争により高騰しているので国がベジタリアンを推奨していること、
    トルコでパスタとはケーキのことなど、とにかく勉強になる。

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    2026年02月03日
  • 世界自炊紀行

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    2025年私のベストオブブック
    本を読むことで、知らない世界に身を置ける。一番素晴らしい読書体験をさせてくれました。

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    2025年12月18日
  • 自分のために料理を作る

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    誰かにシェアする話でもない‥今日いいことがあったという誰にも奪われない自分だけの嬉しさを味わうことって生きていていい自信にもつながる。
    料理は誰からも指図されない、思うままにやっていい。成果がすぐに現れてちゃんと美味しい。料理で自尊心を保つことができる、自分を丁寧に扱う行為、自分をケアする行為なんだなという文が心に沁みた。誰かのためじゃなく、自分の為の料理が自尊心を育み、人生を生きやすくするんだ。
    料理は元々好きだったけど、もっと自分の為に作って良いんだなって、誰かに許された気持ちになりました。自分が喜ぶ食材を買って自分が好きな味付けにして、ここまで自分をケアできる行為って他にないかもしれない

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    2025年12月07日
  • 世界自炊紀行

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    12か国24の家庭の自炊事情が紹介される

    はじめに、で著者の自炊観は生まれ変わったというくらいに変化した、とある
    これはすごい本だ、という予感がする

    12か国の自炊それぞれのエピソードが面白く美味しそうだ

    それを見て著者は何を感じるのか
    最後の1文で世界観の変わるミステリのようにおわりに、を読んだ

    以下はミステリのようにネタバレ

    日本ならでは、として毎日違う献立、定食スタイル、栄養バランスのプレッシャーがある

    なぜか

    著者は給食を挙げる
    なるほど
    伏線はないが納得

    6か国の小学校を比較した本を読んだが小学校のスタイルは国民性に強い影響を与えている
    あるいは国民性が小学校のスタイ

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    2025年11月24日
  • 自分のために料理を作る

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    料理に対する考え方を通して、生活のことや自分のケアのこと、社会のことを考えていく本。

    自炊への価値観の見直しや目的の生理で、自炊へのハードルが少し下がった。
    セルフケアを考えるとき、美味しいもの食べに行こうとか非日常を求めたりとか、つい、プラスすることばかり考えてしまうけど、引き算することやいまここにいることを大切にすることもケアの考え方だよね、と思える。

    対話形式、オープンダイアローグの形式がとってあるところも、読み手としては新鮮でとても面白かった。

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    2025年10月25日
  • 自分のために料理を作る

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    自分でコントロール可能な成果がすぐ出る料理。自分で作ることは喜び、欲求のはず。ハードルを上げない。ボタンがつけられたでもうれしいけど。私の作りたいのはこれ。あなたと重なる部分があるならどうぞ召し上がれ、うちの夕食はほかにありません。自分なりに精一杯にやったけれどこれしかできないときずぼら手抜きでごめんねが自分を傷つける。誰かの目に触れるならある程度身なりを整えるように失敗を人に見せない。今の気持ちがそうしたいと思っているのだからOK.気持ちに余裕があれば自分とやり取りしながら食べるものを決める。P37-39。プロセスを知覚する。

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    2025年10月13日
  • 世界自炊紀行

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    ぬるくていいい、やってみたいかも。おいしくなくてもいい、はちょっと慣れにくいか。色々枠の外に出ると寛容になれるというのはいいなあ。枠の外から戻ってきて枠が大事だと頑張るひとに読んでもらいたいが読んでくれるかなあ。

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    2025年10月06日
  • 世界自炊紀行

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    食べる事は大好きだけど料理は苦手な私に優しい世界の常識。激しく同意する場面が何度も。励まされた。
    でも家族に毎日ご飯を準備してもらってる人こそ読んで欲しい。

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    2025年10月05日
  • 自分のために料理を作る

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    本書から、自炊料理という日常的で、個人的で、ともすれば誰からも褒められることもないかもしれないささやかな行為に悩む人達が、実はその背景に自尊感情に悩んでいたり、傷ついていたりするということが分かってきます。そして、料理が個人的な行為だからこそ、もっと自分の五感や気分に素直になって、自分自身を労ってあげても良いと料理家の著者と精神科医の星野氏は優しく説いているように感じました。

    比べるのは他人とではなく、料理を楽しめなかった以前の私であり、自分が食べたい物を食べたい味で食べられるのは、健康的な人生において大切なことと思いました。明日からの料理のハードルが少し低くなった気がします。

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    2025年09月28日
  • 世界自炊紀行

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    この本を読むと、日本の食卓がいかに特色を持っているのかがわかって面白い。世界の家庭では、毎食、違う献立を作るのが「ふつう」ではないとか。私も今度タイへ行って、暮らす様に旅してみようと思うので、自炊をして市場とか行って、あっちの国の人の食べてるものと、日本から味噌とか持って行って日本料理とちゃんぽんで作って過ごしてみる。

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    2025年09月27日
  • 世界自炊紀行

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    タイトルから気になって探して読んだ一冊です

    よかったです!!よかったです。見た瞬間「うわっ、分厚い!!」でした。世界の自炊レシピ本かな?なんて思っていたので想像を超える分厚さに驚きと同時に嬉しくなってしまいました。12か国、各2世帯の自炊について書かれているのですが、どんな料理を作っているかはもちろん、その方の料理についての考え方や自炊をする理由とかが書かれてあって本当に素敵な本でした。

    各家庭の名もなき料理を作っている現場を読ませていただくと自分もその台所にいる気持ちになれました。あぁ、この料理、絶対に美味しいに決まってる!と何度思ったことか。

    お国柄がとっても出ているのが良くて、それ

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    2025年09月26日
  • 自炊の壁 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法

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    料理入門中というミニマリスト・佐々木典士さんの共著。SNSで話題になっていたので読んでみました。
    本書はレシピ集でも節約本でもなく、「自炊」という行為に立ちはだかるいろんな壁(コスパ・レシピ・味など)について言語化し、「どうすれば、自炊を楽しく続けられるのか?」の解決策を対談形式で探っています。
    私などは自炊経験もありますし、かなり適当にお料理できるタイプなので、共感する部分も多々ありました。基本的には自炊未体験の方よりも、一度自炊を挫折した方、または日ごろの料理が面倒だと思っている方に向けた内容です。最後まで興味深く読めました!

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    2025年07月24日