山口祐加のレビュー一覧

  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    3か月前に実家を出て、ほぼはじめて夫と自分の料理をつくる生活に。
    料理をするというと、作る=レシピというとこに注目されがちだけど、
    料理をとりまくものの多いこと極まりない。
    栄養、献立づくり、材料購入、食べて片付け、残り物の使い方、、、

    自分が自分のために作るという部分をもっと掘り下げたいと思ってたときに出会った本。

    料理することを味わえるようになる本。

    0
    2024年05月26日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    「女は料理ができなくてはいけない」「自炊が正義」「コンビニやインスタントで済ませるのはダメ」「食事は一汁一菜すべて揃って始める」という固定観念に自分も苦しんでいたのだなあと気づくことができて、そんな必要はない、と料理家さんに言われてそれだけで肩の荷が降りたような気分になった。自分の中の小さな自分の声に耳を傾けて、台所に立てたらいいなと思った。

    0
    2024年04月30日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    料理をするのが苦手、好きになれず、かと言って、「上手くなりたい」という気持ちの矛盾の中で、いわゆる「料理本」ではないものを探してました。
    たまたま、「料理コーナー」で見かけたのが、本書。
    心理学者の方が共著されていますが、そんなに堅苦しくありません。そして、期待通り、料理に対する「責任感」という呪縛から、「うーん、結局は楽しんで、自分の好きな味で、好きなものを食べる事が、本来の「摂取」本能であり、料理をする事の本当の価値なんじゃないか」と思えるようになりました。当たり前のことかもしれませんがー。

    自分なりに、何かその時その時の「愉しさ」みたいなものを見出していけば良いんだなぁと思いました。大

    0
    2024年04月15日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    ひさしぶりに心に響く本に出会えた。鬱で家事をする元気がなくなり、特に料理は一切手につかなくなって、なぜ料理だけこんなにもしんどいのだろう?と考えていた。全てここに答えが載っていた。自分のために料理をするのが勿体無い、考えることや済ます工程が多過ぎて複雑、自分のための料理に価値を感じない、なんなら自分に価値を感じない(ゆるりとしたセルフネグレクト)、料理をしても特に対価がない、食に興味がないなど。自炊というものに関して、根底から覆す本だと思った。途中でやめても良い、一汁一菜で十分、なんなら味噌汁を作るだけでも上出来、少し用意して食べて元気が出てきたら続きを作るなど…山口さんありがとう…とても元気

    0
    2024年03月29日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    料理は今ここに集中させてくれる、嫌なことに思考を飛ばしにくくなるというのに納得。
    確かに料理は疲れるけれど、作った後に「意外と大丈夫だったな」と思ったりもする。

    山口さんが他の本でも書いていた「自分に合う料理を見つける」。
    私の場合は、身体を温める料理、時間差で食べてもおいしい料理なのかな?
    無理なく、自分を大切にできる料理をしていきたい。

    0
    2024年03月18日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    とてもいい本だった。

    しらすとカブのサラダも、大根バージョンで作ってみたけれど、とても美味しかった。
    レンチン シーフードカレーも作ってみたい。
    でもこれは、レシピ本ではない。

    料理家の山口さんが、なんでか自分のためには料理を作ることができない人と対話しながら、
    「なんで人のためには作れるのに、自分のためになると面倒になって作れないのか」を考える本。

    相談者はいろんな人がいる。
    まずは「死ぬまで生きる日記」の土門さん。
    レシピ通りじゃないと作れないのはなぜか、という悩みや、妻のためなら作れるが、自分のためには作れない男性。

    仕事はバリバリこなし、パートナーにも料理をすることを求められて

    0
    2024年03月09日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    今出会えて良かった一冊。
    自炊の頻度が、自分の心の状態を測るバロメーターになっているなぁと改めて実感した。
    受講者と山口さんとのレッスン、その後星野概念さんも加わってZoomセッションという流れも、とてもいいなぁと感じた。

    そして、この本を読み終わった後、ネットでぬか床をポチっていた。

    0
    2023年12月13日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    料理とケア、なんで良い組み合わせの本だろうと思って手に取ってみた。

    料理をすることは好きで毎日自炊をしているけど、自分の身体を作る物を自分で作り食べる事ってちゃんと生きることだよなと普段から感じていたから、全く同じようなことがこの本にも書かれていて自分の価値観に合うなぁと思いながら読み進めることが出来た。

    何が食べたい?と小さい自分に聴いてあげるのは素敵だなと思った。
    普段冷蔵庫にあるものから作る物を決めているけど、それを逆にして自分の食べたい物を作って心を満たしてあげる事って大切だな、そしてすごく元気になれそう!とも思えた。
    いい意味で気の抜けた料理をこれからも作っていきたいと思う。

    0
    2023年11月14日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    もっと早くこの本を読めばよかった…!

    疲れたときはお惣菜に頼るけど、なんだかいつも味にしっくりこない。おいしいと感じたことがあまりない気がする。

    そういうときでも、えいやっと料理をすればよかったんだ。なぜか自分の作るものは自画自賛で、大体おいしく感じる。

    なんでこんなに自画自賛なんだろう?
    やっぱりプロセスの有無?それとも自分が自分のために行動してくれるのが嬉しいのか?

    また読み直したい一冊。

    0
    2024年05月26日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    「料理は複雑で、高度な家事スキルです。」
    最初に言いきっている。
    これだけで他のいわゆる普通のレシピ本ではないということがわかる。
    俄然、根拠のない希望がもてた。

    ハードルをあげている「料理とは」という思い込みをほどき、丁寧に考え方、方法を提示してくれる。
    レシピ本に慣れた人には当たり前のことかもしれないけれど、それってレシピ本に書かれていなかったからこそ、料理がうまくできなかった。
    コツだけでない、ちゃんと継続的料理できる言葉がある。
    そこ知りたかったところ。
    相談者と山口さんとのやり取りに癒される。
    ケアされる。

    「おいしさの9割は安心感からできている」
    これも言われてみて気付かされる

    0
    2024年05月01日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    タイトルを見たとき、そうだよなあって共感した。
    『自分のために料理を作る』って意外と難しい。
    そして大切なことなんだ。
    私は普段は家族のために料理を作っているのだけれど、一人で食事することが多い昼食は、ここ最近、冷凍パスタかパンがほとんどだった。
    それが、昨日、本書を読んでいたら、むくむくと、自炊をやる気がでてきて、めっちゃ久しぶりに自分のためだけに料理をした。
    前夜の夕食の豚丼の汁に前日買った焼き鳥の残りとしめじと玉ねぎと玉子入れて親子丼。
    半年ぐらい放置してあったさつまいもをレンチンしてレモン味のサラダ。
    どちらも美味しくて、自分やるじゃん、と、嬉しくなった。
    本書は「ケア」という観点から

    0
    2024年03月26日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    自炊料理家の山口裕加さんは、単なるテクニックを超えて料理初心者が料理をできるようにするための考え方、そしてそれに付随するテクニックを教える独特のスキルが面白いと思っていた。

    そんな山口さんが、自炊をしたいのだができないという6名の参加者に3ヶ月間、コーチとして伴走し、さらに終了時に精神科医の星野概念さんを交えたインタビューを行い、自炊という行為を通じて心と身体の両方でどのような変化があったかをまとめたのが本書である。

    山口さんの自炊術というのは、ある種のセルフケアの要素を強くはらんでいると前々から思っていたのだが、まさにその点が強くフォーカスされており、具体的な6名に様々な変化が表れた点に

    0
    2024年01月14日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    自炊がテーマの本ですが、読み進めていくとかなり深い内容だな、と思いました。自炊って学校で教わるものでもないし、いつの間にか「料理」そのもののハードルもあがっていて。山口さん曰く、きゅうりに味噌をつけて食べるのも料理。なるほど。
    本の構成も、まずは参加者の方と料理をして、その後対話していくのですが、そこでも様々な気づきがありました。

    0
    2023年12月31日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    自分のために料理を作る、簡単に言うと自炊ということだが、これは自分をケアする、自分を大事にするための第一歩なのだ。「食べることを考えることは、自分が何を大事に生きているかに直結する」という言葉に凝集している。その生き方のコツを引き出すわき役として星野概念氏がODの手法で絡まり合い、より上質な味わいを引き出している書であった。

    0
    2023年11月30日
  • 週3レシピ

    Posted by ブクログ


     新しい料理本だなあと思いました。

     旬の食材を意識するのは好きなので、参考になりました。お皿こういうのもかわいいなあと思いながら見れます。

    0
    2021年11月03日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    料理も食べることも好きだけど、自分のためだけにやることに気力と時間をかけるメリットを感じられない。やる心身健康メリットは分かってはいるんだけど…

    0
    2024年07月10日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    料理はわりとするのだけれど、自分のために、となると面倒で仕方なくて
    ってまんま私のことじゃないか!
    と思って手に取った本

    読んでたら、料理したくなってきました
    おかげで、2品も作り、材料もあれこれ買ってきてしまう始末

    面倒、と思うことは沢山あるけれど、私は料理することは嫌いじゃないんだなと再確認

    料理のハードルを下げてくれます
    なんだ、私の料理はちゃんと料理だったんだなって
    きゅうり切ってマヨネーズかけただけでも料理なんて、そんなこと思わなかった

    0
    2024年02月20日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    自炊料理家・山口祐加さんの著。
    「自分のために料理をつくる」に注目して、様々な人とのレッスン内容、その後のインタビューを纏めた一冊です。

     『自炊からはじまる「ケア」の話』という副題がついているので、読む前は「何かしらケアを必要としている人が、自分自身をケアするために料理を作るという内容なのかな?」と思っていましたが、それほど深いものではなく、むしろカジュアルに、「人が自分をご機嫌にするために料理をするにはどうしたらいいか?」について語る本でした。

     全て読んでまず思ったのは、「この人(著者)、本当に料理が好きなんだな」ということ。
     そして「この人(著者)は料理に矜持を持っている、だから

    0
    2024年01月11日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    土井先生からの家庭料理のハードルを下げる潮流の実践的な内容になっている。ちゃんとした料理を作らなければいけないというプレッシャーを軽くするのと同時に、他人の評価を気にせずに自分が食べたい料理を自分に問いかけ、匂いや手順を大切にしながら自分の好きなように作れる幸せという自律的な軸を打ち出している。
    人によってどこで引っ掛かって悩んでいるのかが違うようで、自炊の相談に乗るだけでうまく回るようになる人もいて、たしかにケアのような側面もあるし、そもそも料理ではない部分で落ち込んでしまっている人もいる。忙しすぎるのだ。
    全体的に繰り返しが多いし、星野概念さんもぽんと出てきた感じでこれでいいのかよくわから

    0
    2024年01月08日
  • 自分のために料理を作る

    Posted by ブクログ

    私は料理が苦手なので、人のために作るなんてハードル高すぎる、と思っていた。こちらに出てくるレッスンを受けた人々は普段から料理をしていたり仕事にしている人が、自分のためには作れない、と真逆のことを言っている人が多くて興味深かった。まあ、そういう人でも作る気しないのなら、作りたくない時が多くて当然か、と思えた。

    0
    2024年01月07日