山口祐加のレビュー一覧

  • 自分のために料理を作る

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    誰かにシェアする話でもない‥今日いいことがあったという誰にも奪われない自分だけの嬉しさを味わうことって生きていていい自信にもつながる。
    料理は誰からも指図されない、思うままにやっていい。成果がすぐに現れてちゃんと美味しい。料理で自尊心を保つことができる、自分を丁寧に扱う行為、自分をケアする行為なんだなという文が心に沁みた。誰かのためじゃなく、自分の為の料理が自尊心を育み、人生を生きやすくするんだ。
    料理は元々好きだったけど、もっと自分の為に作って良いんだなって、誰かに許された気持ちになりました。自分が喜ぶ食材を買って自分が好きな味付けにして、ここまで自分をケアできる行為って他にないかもしれない

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    2025年12月07日
  • 世界自炊紀行

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    12か国24の家庭の自炊事情が紹介される

    はじめに、で著者の自炊観は生まれ変わったというくらいに変化した、とある
    これはすごい本だ、という予感がする

    12か国の自炊それぞれのエピソードが面白く美味しそうだ

    それを見て著者は何を感じるのか
    最後の1文で世界観の変わるミステリのようにおわりに、を読んだ

    以下はミステリのようにネタバレ

    日本ならでは、として毎日違う献立、定食スタイル、栄養バランスのプレッシャーがある

    なぜか

    著者は給食を挙げる
    なるほど
    伏線はないが納得

    6か国の小学校を比較した本を読んだが小学校のスタイルは国民性に強い影響を与えている
    あるいは国民性が小学校のスタイ

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    2025年11月24日
  • 自分のために料理を作る

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    料理に対する考え方を通して、生活のことや自分のケアのこと、社会のことを考えていく本。

    自炊への価値観の見直しや目的の生理で、自炊へのハードルが少し下がった。
    セルフケアを考えるとき、美味しいもの食べに行こうとか非日常を求めたりとか、つい、プラスすることばかり考えてしまうけど、引き算することやいまここにいることを大切にすることもケアの考え方だよね、と思える。

    対話形式、オープンダイアローグの形式がとってあるところも、読み手としては新鮮でとても面白かった。

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    2025年10月25日
  • 自分のために料理を作る

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    自分でコントロール可能な成果がすぐ出る料理。自分で作ることは喜び、欲求のはず。ハードルを上げない。ボタンがつけられたでもうれしいけど。私の作りたいのはこれ。あなたと重なる部分があるならどうぞ召し上がれ、うちの夕食はほかにありません。自分なりに精一杯にやったけれどこれしかできないときずぼら手抜きでごめんねが自分を傷つける。誰かの目に触れるならある程度身なりを整えるように失敗を人に見せない。今の気持ちがそうしたいと思っているのだからOK.気持ちに余裕があれば自分とやり取りしながら食べるものを決める。P37-39。プロセスを知覚する。

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    2025年10月13日
  • 世界自炊紀行

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    ぬるくていいい、やってみたいかも。おいしくなくてもいい、はちょっと慣れにくいか。色々枠の外に出ると寛容になれるというのはいいなあ。枠の外から戻ってきて枠が大事だと頑張るひとに読んでもらいたいが読んでくれるかなあ。

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    2025年10月06日
  • 世界自炊紀行

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    食べる事は大好きだけど料理は苦手な私に優しい世界の常識。激しく同意する場面が何度も。励まされた。
    でも家族に毎日ご飯を準備してもらってる人こそ読んで欲しい。

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    2025年10月05日
  • 自分のために料理を作る

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    本書から、自炊料理という日常的で、個人的で、ともすれば誰からも褒められることもないかもしれないささやかな行為に悩む人達が、実はその背景に自尊感情に悩んでいたり、傷ついていたりするということが分かってきます。そして、料理が個人的な行為だからこそ、もっと自分の五感や気分に素直になって、自分自身を労ってあげても良いと料理家の著者と精神科医の星野氏は優しく説いているように感じました。

    比べるのは他人とではなく、料理を楽しめなかった以前の私であり、自分が食べたい物を食べたい味で食べられるのは、健康的な人生において大切なことと思いました。明日からの料理のハードルが少し低くなった気がします。

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    2025年09月28日
  • 世界自炊紀行

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    この本を読むと、日本の食卓がいかに特色を持っているのかがわかって面白い。世界の家庭では、毎食、違う献立を作るのが「ふつう」ではないとか。私も今度タイへ行って、暮らす様に旅してみようと思うので、自炊をして市場とか行って、あっちの国の人の食べてるものと、日本から味噌とか持って行って日本料理とちゃんぽんで作って過ごしてみる。

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    2025年09月27日
  • 世界自炊紀行

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    タイトルから気になって探して読んだ一冊です

    よかったです!!よかったです。見た瞬間「うわっ、分厚い!!」でした。世界の自炊レシピ本かな?なんて思っていたので想像を超える分厚さに驚きと同時に嬉しくなってしまいました。12か国、各2世帯の自炊について書かれているのですが、どんな料理を作っているかはもちろん、その方の料理についての考え方や自炊をする理由とかが書かれてあって本当に素敵な本でした。

    各家庭の名もなき料理を作っている現場を読ませていただくと自分もその台所にいる気持ちになれました。あぁ、この料理、絶対に美味しいに決まってる!と何度思ったことか。

    お国柄がとっても出ているのが良くて、それ

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    2025年09月26日
  • 自炊の壁 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法

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    料理入門中というミニマリスト・佐々木典士さんの共著。SNSで話題になっていたので読んでみました。
    本書はレシピ集でも節約本でもなく、「自炊」という行為に立ちはだかるいろんな壁(コスパ・レシピ・味など)について言語化し、「どうすれば、自炊を楽しく続けられるのか?」の解決策を対談形式で探っています。
    私などは自炊経験もありますし、かなり適当にお料理できるタイプなので、共感する部分も多々ありました。基本的には自炊未体験の方よりも、一度自炊を挫折した方、または日ごろの料理が面倒だと思っている方に向けた内容です。最後まで興味深く読めました!

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    2025年07月24日
  • 自炊の壁 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法

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    自炊……苦にならない。毎日コンビニご飯の方が辛い…。という派なので、どこらへんが壁になるのか、その壁をどう乗り越えていくのかが知りたくて読んだ一冊です。

    そうなんですよね。料理食べるのももちろんですが、作るプロセスも楽しいんですよね。ふふふ。お醤油が里芋に染み込んだ色をしてきたぞい。とか、あー、野菜炒めの油が野菜にまわっててりっとしてきた!!というのも楽しくてやめられません。

    自分のご飯はホームという感覚もよく分かって、そう!自分の作ったみそ汁が飲みたいんだよ!これこそ私のホーム!とよく思うなぁとも実感しました。あと私にとっては山形県の芋煮がホームでもあります。

    あと、一番しっくり来たの

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    2025年06月06日
  • 自炊の壁 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法

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    トマトを皿に乗せるだけで自炊。なんて救われる内容なのだろう。そして自分の食べたい物を作る。囚われていた一汁三菜も一汁に野菜を入れるだけでいい。一人暮らしや結婚初心者に重宝する。そして布巾問題。皿を拭いてテーブルやキッチン周りを一枚で全部終える。実家は綺麗好きではない母親が不潔だとテーブルや皿拭き、キッチン周りと同じ布巾は使わないので自分も縛られていたが洗えば良いとの事、そして読んだ日にテレビでも手拭いで全て拭いて洗濯機に入れると言っていたので解放された気分。
    自己流で自信を持って生活していけばいいと励まされた時間だった。

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    2025年05月13日
  • 自炊の壁 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法

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    8割の家庭料理を自炊の延長にしてほしい。家庭料理にハンバーグと唐揚げを求めないで欲しい。心から願う。いや、私は料理する方だと思うしそこそこの腕前だと思うが、家庭料理にハンバーグと唐揚げを求める奴の何割が自炊してるか。顆粒だしバンザイ。いいじゃん。そうでないと自炊絶滅するぞ。台湾香港南方中国大都市みたいになるぞ。
    個人的には一口ガスかIHコンロと炊飯器とレンジとオーブントースターと50アンペアあればなんとかできると思うが、これは結構上級編だと思う。

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    2025年04月30日
  • 自分のために料理を作る

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    料理に対する苦手意識とか固定概念が払拭されたように思います。
    以下は名言でした、心に刻まれました。
    ・大人になることは自分が自分の世話係になること
    ・健康的な身体づくりは、絶対に損しない投資
    ・おいしさの9割は安心感
    ・作る人が1番偉い

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    2025年04月04日
  • 自分のために料理を作る

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    みんなが悩む「自炊」について、
    料理研究家の方がパッションではなく
    かなりロジカルに解説された本書。

    山口さんと星野さんの柔らかさ、
    会話形式という方式により
    非常に読みやすくなっているが
    あまりに美しい因数分解に舌を巻いた。
    そして驚くほど腹落ちし、とても許された気分に。
    (なぜ料理が億劫なのか、料理とは、など)

    きっとどの料理家さんも思っていることだとは思うんだけど、他の本だとあまりにパッションだけが全面に出過ぎているイメージがあり、
    「だからそこにいくまでに至ってないんだって、、泣」とずーっと胸焼けしていたので。

    対談内のお二人の寄り添い方、距離の取り方が
    とても心地よく、なんとな

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    2024年11月22日
  • 自分のために料理を作る

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    3か月前に実家を出て、ほぼはじめて夫と自分の料理をつくる生活に。
    料理をするというと、作る=レシピというとこに注目されがちだけど、
    料理をとりまくものの多いこと極まりない。
    栄養、献立づくり、材料購入、食べて片付け、残り物の使い方、、、

    自分が自分のために作るという部分をもっと掘り下げたいと思ってたときに出会った本。

    料理することを味わえるようになる本。

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    2024年05月26日
  • 自分のために料理を作る

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    「女は料理ができなくてはいけない」「自炊が正義」「コンビニやインスタントで済ませるのはダメ」「食事は一汁一菜すべて揃って始める」という固定観念に自分も苦しんでいたのだなあと気づくことができて、そんな必要はない、と料理家さんに言われてそれだけで肩の荷が降りたような気分になった。自分の中の小さな自分の声に耳を傾けて、台所に立てたらいいなと思った。

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    2024年04月30日
  • 自分のために料理を作る

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    料理をするのが苦手、好きになれず、かと言って、「上手くなりたい」という気持ちの矛盾の中で、いわゆる「料理本」ではないものを探してました。
    たまたま、「料理コーナー」で見かけたのが、本書。
    心理学者の方が共著されていますが、そんなに堅苦しくありません。そして、期待通り、料理に対する「責任感」という呪縛から、「うーん、結局は楽しんで、自分の好きな味で、好きなものを食べる事が、本来の「摂取」本能であり、料理をする事の本当の価値なんじゃないか」と思えるようになりました。当たり前のことかもしれませんがー。

    自分なりに、何かその時その時の「愉しさ」みたいなものを見出していけば良いんだなぁと思いました。大

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    2024年04月15日
  • 自分のために料理を作る

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    ひさしぶりに心に響く本に出会えた。鬱で家事をする元気がなくなり、特に料理は一切手につかなくなって、なぜ料理だけこんなにもしんどいのだろう?と考えていた。全てここに答えが載っていた。自分のために料理をするのが勿体無い、考えることや済ます工程が多過ぎて複雑、自分のための料理に価値を感じない、なんなら自分に価値を感じない(ゆるりとしたセルフネグレクト)、料理をしても特に対価がない、食に興味がないなど。自炊というものに関して、根底から覆す本だと思った。途中でやめても良い、一汁一菜で十分、なんなら味噌汁を作るだけでも上出来、少し用意して食べて元気が出てきたら続きを作るなど…山口さんありがとう…とても元気

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    2024年03月29日
  • 自分のために料理を作る

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    料理は今ここに集中させてくれる、嫌なことに思考を飛ばしにくくなるというのに納得。
    確かに料理は疲れるけれど、作った後に「意外と大丈夫だったな」と思ったりもする。

    山口さんが他の本でも書いていた「自分に合う料理を見つける」。
    私の場合は、身体を温める料理、時間差で食べてもおいしい料理なのかな?
    無理なく、自分を大切にできる料理をしていきたい。

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    2024年03月18日