今井喬裕のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
2巻が出て嬉しい
1巻に引き続き、2巻も書籍化されて嬉しいです。
1巻は話が主人公ベルタの嫁入りから始まり、色んな事が起こり話がどんどん進んで行きましたが、2巻はどちらかというと登場人物の心情について奥深く描写されています。旦那の国王ハロルドが唯一の妻となったベルタに歩みよろうとしているのに対し、ベルタがとまどい悩むのがいじらしい。2巻の最後でようやく、寄り添うだけでなく、お互いの心に向かい合い始めた夫婦。続きが読みたい所ですが、現在webもここまでなので、これ以上は続かないのかな。
-
ネタバレ 購入済み
読み応えあり
形式美か?と思われる程テンプレ化された話が多いWEB発小説(それはそれで面白いのですが)の中でも、良い意味で異色の話です。
webの時から楽しく読んでましたが、書籍化されて加筆されてるのも嬉しいです。
表紙も西洋画のようで、小説の内容とイメージがぴったりですね。 -
購入済み
奥が深い
歴史好き、ファンタジー好きにはもってこいのお話でした✨はじめ漫画で知ったのですが、そちらは続きが出るまで長くかかりそうなので、先にもとの小説を読みました。続巻出るのかな〜と期待していたので、出てくれて嬉しい!✨
-
ネタバレ 購入済み
なろうから楽しく読んでいます
王妃ベルタが魅力的で大好きです。色々な出来事がや、なろう系にしてはハーレム要素が少なく最初から完璧ではない王妃ベルタや周りの成長過程など楽しく読めます。
-
購入済み
王妃に惚れる。
漫画で試し読みして面白そうだなー→小説が原作なのか、よし読もう、と思って買ってみたのだが、なかなか面白かった。
こういうのって、王様がころっと側室に乗り換えたりあっさりしてたりするイメージだったのだが、むしろ色恋少なめで、なんていうか大人の愛情の深め方みたいなのが良く描かれていた。後書きにもあるように、英国の王族というよりかはもっと異国情緒溢れる雰囲気。若く賢い王妃を主人公に、ページ数からは思いもよらないほど読み応えのあるストーリーが展開されていた。欲を言えば、後日談というか、ベルタが地位を築き上げた後の話も読んでみたいなーと思った。 -
購入済み
いわゆるハッピーエンド的な
ニーナの結婚と、ルイ王子のその後が読めて良かったです。
宗教のこととか、国の政治関連も丁寧に描きつつ、登場人物のストーリー展開も丁寧なのは、心掴まれます。 -
-
購入済み
歴史小説のよう……
マンガで読み、その先が知りたかったので、こちらを購入しました。
実在した人物を元にして書かれているようです。マンガを読むつもりで軽い気持ちで読み始めましたが、思っていたより重く、内容はしっかりしていました。
王妃ベルタと国王ハロルドの甘いストーリーを期待する人には期待外れかもしれません。が、歴史物が好きな人には楽しめる内容かと思います。
-
購入済み
王妃は重労働
政略結婚させられて、後継ぎも生んで、正妃になっても悩みの尽きないベルタ。
本当、王妃なんてなるもんじゃないわね。
颯爽としたベルタはかっこいいと思う。
ハロルドと心が通じ合う夫婦になれるといいと思う。そして、ベルタの力が発揮できるようになるといいと思う。
次の巻が待ち遠しいです。 -
-
-
Posted by ブクログ
1、2巻まとめ】
ネット徘徊してた時に挟み込まれる広告にこの小説のコミック化が紹介されていて、煽り文句に興味を惹かれて調べたところ、ノベルはかなりしっかりした作り(=ライトノベル風では無い)、ということだったので、ますます『え?この設定で、どうやったら重々しく纏めるんだろう』と興味惹かれて選んだ本。
確かになぁ。
ライトノベルによく見るご都合主義がなりを潜めて、かなりしっかりした設定の上に、登場人物達は主に政治的な舞台上で動き回っているので、読み応えはある。
でも、作家さんが己の弁に酔いしれている感が特に後半部に否めない。
そこに唐突に主人公の純情が挟み込まれたりするから、読 -
Posted by ブクログ
ネタバレ血統至上主義の現王室は数世代に渡る血族結婚を繰り返し、血筋のみを重要視した悪政が続き、国力は低下するばかり。
斜陽にある王家が取った苦肉の策は、これまで被支配階級であった辺境の民族から妻を娶り、国内勢力と融和すること。白羽の矢が立てられたのが、辺境領主の中では最大派閥と噂されるカシャの嫡女ベルタだった。
ベルタは役目を終えた妃として市井に下賜される日を希望に第二王妃として輿入れする。
しかし、婚姻の三夜の儀式で、国王の子を身ごもってしまう。誰も予想をしていなかった出来事にベルタの周囲は急激に変化して。
国王、王妃、ベルタ、それぞれの価値観の違いが気持ちのすれ違いを生んでいく。
後宮の女官た