貴戸湊太のレビュー一覧

  • そして、ユリコは一人になった
    名門・百合ヶ原高校に1人だけ特権を持って君臨出来る“ユリコ''の名前の生徒。他のユリコは自然淘汰され、ユリコ様に楯突く物は不幸に見舞われる。主人公・百合子もまた、その『ユリコ様伝説』に巻き込まれていく。次々と事件は起こり怪我人だけでなく死者まで続出。百合子の親友・美月は伝説を否定し、真相を突き止めて...続きを読む
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者
    シリーズ2作目。
    動機を見破る手法は面白い。被疑者に同情する場面もありながら、ちょっとウルッとしてしまったり……
    「ユウコ」とは……大神と朝比奈の関係に変化!?
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる
    職場に家財道具を持ち込んで住み着き、一歩も外出しない変人で、嘘を見抜く天才の検事・大神。被疑者の聴取での心理戦にワクワクした。新人事務官・朝比奈も大事な役割を担ったり何重にも重なる謎が解き明かされる行程は読み応えあり。横柄で性格の悪い大神、良くも悪くも職務への理想が高い朝比奈、彼女をサポートする正義...続きを読む
  • そして、ユリコは一人になった
    ページをめくる手が止まらなくなった作品はなかなかに久しぶりでした。
    先入観で、本当に呪いはあるのか、、、などと考えされられながらも最後は衝撃の事実。
    それでいて、どこか現実味のある人間らしさが描かれた作品でした。
  • そして、ユリコは一人になった
    確かに人為的な犯罪というのが事実かも知れないが、誰もが「ユリコ」に囚われ、彼女中心に回っている現実こそ、呪いに他ならないと思ってゾッとした。これからも、因習を利用した人間の悪意や盲信によって、伝説が再現されていくのだと思うと、言いようのない後味の悪さがあった。
    ミステリとしては、伏線やどんでん返しの...続きを読む
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる
    実写化しやすそうな内容。

    もう少し大神が優しかったらなぁ、、
    でも嘘発見器と呼ばれるだけあって
    認知心理学を使った被疑者への詰め方はさすがだった。

    でもやっぱりこの職場では働けないな〜笑
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者
    推理、と言うより、認知行動によってマインドする方法を学べる本。
    対話上での相手の言葉の引き出し方を知れる。
  • そして、ユリコは一人になった
    先の読める展開のところもあったけど、予想外の展開もあり、読んでいて面白かったので一気見。
    伏線?というか、色々散りばめてあって良かったと思う。
    日記の中に一度速水先生とデートに行ったってところがあって、あれはミス?誰?それだけが疑問。
    あとはスッキリした。ミステリっぽくて良い。
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる
    やはり、シリーズものは、
    最初から読まなきゃダメですね。

    初回なので、認知心理のバリエーションなども多く、
    2冊目から読んだのは少し失敗…

  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者
    第二弾だったんですね。

    途中で分からない描写(月が綺麗だから)があり、
    読み終わって広告ページで気づきました…

    「認知的虚偽検出アプローチ」という表現が
    少し多過ぎてしつこい気がしました。
    後半の章では不要では?

    それ以外は、面白く読めました。

    シリーズ化していそうなので続きが楽しみだし、
    ...続きを読む
  • そして、ユリコは一人になった
    第18回『このミステリーがすごい! 大賞』、U-NEXT・カンテレ賞受賞作品。

    デビュー作品にしてリーダビリティが高く最後の1頁まで面白かった。

    主人公は私立百合ヶ原高校に入学した矢坂百合子。
    この高校には「ユリコ様伝説」があり、ユリコという名を持つ生徒は超常的な力で守られるが、ユリコが二人以上...続きを読む
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる
    執務室に住み付き、一切外に出ない変わり者の検事と、新米の事務官がバディを組むリーガルミステリ。
    この検事がなかなかの曲者なのだけど、嘘を見抜くのがとにかく得意。きちんとした心理学的な手法を用いて被疑者を追い詰め、やり取りの中から糸口や綻びを見つけて追い込んでいく。
    代わりに外に出て調査してくるのは事...続きを読む
  • そして、ユリコは一人になった
    在学中の「ユリコ」が一人になるまで淘汰される「ユリコ様伝説」の噂が存在する高校のお話

    第18回「このミステリーがすごい!」で「U-NEXT・カンテレ賞」受賞作
    映像化を前提とした賞で、私はドラマを先に観てたので、ストーリーの概要は知っていた
    それでも設定の一部やキャラクター、特に犯人の動機や終盤の...続きを読む
  • そして、ユリコは一人になった
    とある高校にある伝説に巻き込まれていく主人公。スリラー風味かと思いきや、結構正統派ミステリーでした。謎解きものとしてフェアだし、文体も読みやすかった。
    ミステリー好きにはオススメ❤️
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる
    ある意味、安楽椅子探偵の分野でしょうか。
    認知心理学を駆使して嘘を見破る天才検事・大神は、家財道具を持ち込み、職場で暮らす変わり者。

    新人・朝比奈は、苦労しながら、彼のもとで様々な被告人と遭遇して行く。
    ・なぜ花嫁は結婚式の最中に花婿を殺したのか
    ・犬猿の2人に、病院の屋上で何があったのか
    ・月が...続きを読む
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる
    認知心理学を駆使して嘘を見破る天才検事・大神。新人事務官として働く朝比奈は、その大神のもとで様々な被告人と遭遇していく。
    披露宴の最中で花婿を殺した花嫁。「月が綺麗だったから」恋人を殺した殺人犯。
    大神が見破る事件の真相とは。


    天才検事と新人事務官のバディもの心理学×リーガルミステリ。

    取り調...続きを読む
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者
    嘘発見器の合理的検事と新人事務官の話。やってくる被疑者が吐いている嘘は何か、認知心理学を用いて真実を導く手法が凄い。嘘ついてる人は時系列で話せても逆の時系列では話せやん、とか勉強になる。認知心理学面白そうで興味湧く。
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者
    頑なに本名を隠す被疑者、「もう1人埋めました」とさらに供述する被疑者、殺害動機を「風邪をひいたから」と語る被疑者。今回も被疑者の言葉には謎が多く隠されており、認知心理学で嘘を見破っていく大神検事と検察事務官の朝比奈の活躍が描かれる。しかし、被疑者のうちの1人は何やら大神の過去と深い繋がりがあるようで...続きを読む
  • そして、ユリコは一人になった
    読みやすい文章、分かりやすい構成、散りばめられたたくさんの伏線と回収。そしてラストの一行。

    とても面白かったです。
    学校に残る風習や伝統、そして伝説ってその学校ならではの出来事なので実際似たような〇〇様を崇高してる生徒って多くいると思う。それはそんなどこかの学校のお話。もちろんフィクションだけどね...続きを読む
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる
    認知心理学を駆使して、被疑者の嘘を見破る天才検事・大神。新人事務官である朝比奈は、彼のやり方に感銘を受けつつも、被疑者を救いたいという気持ちから、大神と意見が食い違ってしまう。しかし、ある事件をきっかけに自分の言葉が相手の命を簡単に奪ってしまうことに気付かされる。考え方の違う2人が事件に向き合いなが...続きを読む