あらすじ
市立図書館で大規模火災が起き、焼け跡から死体が発見された。
焼死と思われたその死体の頭部には何者かに殴られた痕があり、火災と同時に殺人事件が起きていたことが発覚する。
さらに、発見場所である地下書庫は事件時、密室状態にあったという。
炎に包まれた密室は、誰がどうやって作り出したのか。
刑事・瀬沼は真相を探るなかで、図書館に救われた自身の小学生時代を辿ることに――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「星4つの内容だな」と考えながら読んでいて、エピローグに入りました。
そこで星が5つになりました。
以前、「このエピローグは必要だろうか?」とか、「中間のエピソードが長い」などと、生意気なレビューをしたことがあります。
それはそれで撤回するつもりはありません笑。
でも、
「必要なエピローグもある」
そのことを改めて学んだ一冊でした。
ご一読をお勧めします。
Posted by ブクログ
とても面白かったです。
登場人物も多くなく、トリックも難しい要素がなく、読みやすい一冊でした。そのため話が混乱したり、謎解きを諦めてしまうようなことなく読み進めることができました。物語に陰気さがなく爽やかな感じを最後は感じました!
Posted by ブクログ
個人的に“このミス大賞”の中では今まで読んだものの中で一番面白かった。読みやすい。
しかしこのミス大賞って、なんかミステリー部分以外に別要素(お仕事ものというか豆知識的な?)を入れないといけない決まりでもあるんだろうか……??
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「このミス」大賞シリーズ!初めて読む作者さんでしたが大規模火災×密室殺人事件という王道のミステリーというか推理小説なのに最後は結構ほっこりして面白かった!他の作品も読んでみたくなりました!
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ストーリーも面白く、文章も読みやすかったです。
犯人を特定する論理の部分は、少し物足りなさや違和感を感じる部分もありますが、総じて面白かったです。
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これぞ謎解きミステリー。
最終章の前に読書への挑戦状があり、
あー、外したけど楽しい
ミステリー好きな人もだけど、
ミステリー初心者にお勧めしたい一冊
Posted by ブクログ
状況を全て晒し、トリックを見破れるか、読者に投げかけるスタイル。
とはいえ、トリックのための話なので、実行はほぼ不可能に近い。
ストーリーもさほど深くはない。最後まで飽きずに読むことは出来た。
Posted by ブクログ
テンポもよく、ストーリーもまとまっていてサクッと読めました。難しいトリックもなく探偵ものとはいえ、構えることなく気軽に読めた印象です。
ただ、容疑者たちの犯人候補から外れていく理由が若干弱いかなぁとも感じました。
とても読みやすい1冊だったので、この方の他の作品も読みたいと思います。
Posted by ブクログ
全体的には読みやすい文章でまとまっていたけれども、 トリックとかで別にそこまで新しい驚きはなかったし、 まあそんなもんかっていうような感じだった。
途中途中で考えさせられる要素はあったものの、 そこが結構納得感がいくものだったかっていうと、ちょっと微妙…。
もう少し面白い要素を入れられたら感動したかな。
新しい気づきや発見はそこまでなかった。
Posted by ブクログ
まぁ、普通でした。貴戸奏太さんの作品を読むのは2作目なんですが、前の作品もそうだったけど先が読める感じ。なんとなくそうなんだろうなぁって感じがわかる作品でした。
Posted by ブクログ
典型的な読者への挑戦状が叩きつけられる本格ミステリー。
思わせぶりな記述が多く、それを全て総合すると、答えが見えてくる⁉️
主人公達の過去話の挿入は必要だったのか?
登場人物のキャラがあまり立っておらず、区別がつきにくい…
などはあるけど、いわゆる叙述トリックよりスッキリ読めて良かった!
Posted by ブクログ
消去法で犯人を絞り込んでいく方向性はよかった。複雑にしすぎず、「考えたら解けそう」と読者に思わせるさじ加減も好み。
ただ、いくら謎解きメインの虚構だとしても「警察がそんなことする?」と首を傾げるところも多かった。少し残念。
Posted by ブクログ
個人的には☆3.5くらいかな…
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一回読み始めたときあまり話に入り込めなくて序盤で一旦読むのをやめたけど、'読めるかも'というタイミングでもう一度手に取ってみた。
ミステリーはすきだけど推理は苦手で、
いつも淡々と読み進める派。
今回も推理はできなかったけど、真相に近づいていくまでの過程は面白いしすらすら読めた。
でも、うーーんと思うところも多くて
動機にはあまり共感できなかったし
読者への挑戦状だったり、消去法での犯人当てはあまり好みじゃなくて残念でした…。
3人のエピソードがもう少しあっても良かったかも??
有名なミステリー作家さんの作品を読むことが多いからなのか良くも悪くも軽めのミステリー