【感想・ネタバレ】認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいるのレビュー

あらすじ

心理学で噓を見破り数多の被疑者の口を割ってきたエリートである一方で、家具や衣服を持ち込んで検事執務室に住み着く変わり者の検事・大神祐介。彼のもとに配属された新人検察事務官・朝比奈こころは、大神の指示のもと、様々な事件にかかわることに。結婚披露宴のケーキ入刀時、なぜ花嫁は突然花婿を刺したのか。入院患者同士で起きた殺人事件に秘められた、悲しき友情秘話とは。殺人の動機について「月が綺麗だったから」としか答えない美貌の作家の、真の動機は何なのか。そして、殺人事件の容疑者が乗った飛行機の中で、なぜ新たな殺人が起きたのか。検事と事務官のバディが活躍する、心理学×リーガルミステリー!

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Posted by ブクログ

職場に家財道具を持ち込んで住み着き、一歩も外出しない変人で、嘘を見抜く天才の検事・大神。被疑者の聴取での心理戦にワクワクした。新人事務官・朝比奈も大事な役割を担ったり何重にも重なる謎が解き明かされる行程は読み応えあり。横柄で性格の悪い大神、良くも悪くも職務への理想が高い朝比奈、彼女をサポートする正義感の強い刑事・友永のキャラクターや関係性もよく、次巻への期待が高まる。でも、朝比奈をそんなお使いに出すのはコンプライアンス的にどうなん?カレー臭漂う中での聴取って…色々想像したら楽しい。

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2023年07月06日

Posted by ブクログ

認知心理学というあまり聞きなれないテクニックで容疑者の嘘を見抜く検事と熱血事務官のリーガルミステリ。短編集なので、読みやすく面白いです。ただ、それ故にもう少し余韻が欲しくなってしまう展開でした。検事室に住んでいる検事という変わり者の魅力がもっと出てくると良いなあと思いました。

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2024年11月12日

Posted by ブクログ

実写化しやすそうな内容。

もう少し大神が優しかったらなぁ、、
でも嘘発見器と呼ばれるだけあって
認知心理学を使った被疑者への詰め方はさすがだった。

でもやっぱりこの職場では働けないな〜笑

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

やはり、シリーズものは、
最初から読まなきゃダメですね。

初回なので、認知心理のバリエーションなども多く、
2冊目から読んだのは少し失敗…

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2023年07月26日

Posted by ブクログ

執務室に住み付き、一切外に出ない変わり者の検事と、新米の事務官がバディを組むリーガルミステリ。
この検事がなかなかの曲者なのだけど、嘘を見抜くのがとにかく得意。きちんとした心理学的な手法を用いて被疑者を追い詰め、やり取りの中から糸口や綻びを見つけて追い込んでいく。
代わりに外に出て調査してくるのは事務官。この凸凹具合がなかなかに楽しく、ぜひシリーズものとして続編を描いていただきたいと思った。
被疑者を追い詰めていく部分は、ゲームの「逆転裁判」のようで好きだ。
キャラクターも良いし、全体的に読みやすかった。

短編タイトル
「殺人ウエディング」
「犬猿の仲の殺人」
「月が綺麗だったから」
「ある閉ざされた飛行機の中で」

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2023年01月18日

Posted by ブクログ

ある意味、安楽椅子探偵の分野でしょうか。
認知心理学を駆使して嘘を見破る天才検事・大神は、家財道具を持ち込み、職場で暮らす変わり者。

新人・朝比奈は、苦労しながら、彼のもとで様々な被告人と遭遇して行く。
・なぜ花嫁は結婚式の最中に花婿を殺したのか
・犬猿の2人に、病院の屋上で何があったのか
・月が綺麗だったから殺したとはなぜか
・容疑者を運ぶ機上でなぜ殺人事件が起きたのか

天才検事と事務官のバディが活躍する心理学×リーガルミステリーです。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

認知心理学を駆使して嘘を見破る天才検事・大神。新人事務官として働く朝比奈は、その大神のもとで様々な被告人と遭遇していく。
披露宴の最中で花婿を殺した花嫁。「月が綺麗だったから」恋人を殺した殺人犯。
大神が見破る事件の真相とは。


天才検事と新人事務官のバディもの心理学×リーガルミステリ。

取り調べで被告人の嘘を見破り、隠された動機を明らかにするのがメインの、いわゆるホワイダニットを楽しむ作品です。

変人上司と正義感の強い新人、という王道の組み合わせで、ストーリー展開もスタンダードで読みやすい。
被告人の嘘を暴いて真実を明らかにするというのはゲームの『逆転裁判』っぽくもあり、そちらが好きな方とかも楽しく読めそうです。あちらは大半の被告人は無罪ですが、こちらは大半の被告人が有罪ではありますけど。

主人公コンビを際立たせるためか、警察サイドが流石にそこは調べといて!? という所まで見落としていたりしているのと、主人公が正義感が強すぎる? お節介すぎる? のかかなり自分勝手に見えて、ちょっとそこは残念なところかも。

映像化とかしても映えそうな気がします。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

認知心理学を駆使して、被疑者の嘘を見破る天才検事・大神。新人事務官である朝比奈は、彼のやり方に感銘を受けつつも、被疑者を救いたいという気持ちから、大神と意見が食い違ってしまう。しかし、ある事件をきっかけに自分の言葉が相手の命を簡単に奪ってしまうことに気付かされる。考え方の違う2人が事件に向き合いながらも、お互いに影響し合える存在になっていく。

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2023年05月22日

Posted by ブクログ

おそらくはこっちが正解なんだろうけれど、もう少し派手な攻防戦が繰り広げられると思ってたのでちょっと残念。

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2023年04月27日

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ネタバレ

テンポよく読みやすい短編小説。
各話同じような構成なので後半ダレそうでしたが事務官に影響を受けた検事のアツい言葉は読んでて気持ち良かったです。

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2022年10月29日

Posted by ブクログ

心理学の捜査は好きな分野でしたが、主人公の事務官があまり好きになれず。

検察官が被疑者を落とした後、その裏に隠されていたこと事務官が調べていましたが、どんでん返しほどのことでもなく。

舞台が警察の取り調べでもいいのでは、と思ったけれどそれではエンマ様と被っちゃうか。

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2022年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うううーーーん。こういう無神経なキャラって結構多いけど、大神さんはちょっと私的にはアウトだったなぁ。へこんでる相手に追い打ちかけるかんじが嫌なのかも。

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2022年08月07日

Posted by ブクログ

心理学を参考にした取り調べを行う検察官で、説明も面白かったのですが、犯行を侵した人物の描き方がに厚みが無く今ひとつ魅力をかんじませんでした。これから、検事や事務官の関係性や成長などを通して、犯人の背景や人物像が詳しく書かれると面白くなりそうだなぁ…と思いました。

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2022年07月24日

Posted by ブクログ

認知心理学を用いて嘘を見破るという触れ込みの小説ですが、提示される謎が浅いので、認知心理学を用いるまでもなく自明だろ?って感じです。これを見破れない千葉県警が無能すぎる。
あと検事の態度も不快ですが、中途半端な同情心で余計なことをする主人公も不快です。

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2022年06月18日

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