貴戸湊太のレビュー一覧

  • そして、ユリコは一人になった

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    貴戸奏太さんの作品初めて読みました。2025年初作者4人目。
    展開的には読み通りでした。怪しいなあと思った人が普通に怪しかった。
    でも読みやすかったのであっという間に読めました。
    どうやったかの推理は苦手ですが、どうしての方が当たる気がします。

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    2025年01月17日
  • そして、ユリコは一人になった

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    ネタバレ

    貴戸湊太の作品を読むのは初。
    どうやら本作がデビュー作らしい。

    文体はあまり癖がなく、割とライトな印象。
    最後少しダレたかな?とも思うがそれなりに面白く、スラスラと3時間ほどで読めた。


    ユリコ様の日記が出てきた時にもう《秘密》には気づいてしまって、犯人の目星もついてしまったのが残念。

    終盤は、推理が時明かされ「おぉ!」という思いよりも 答え合わせで読んでいたけれど、最後はほんのりイヤミス風味。


    イヤミス大好き民としては
    もっと突き詰めて攻めて欲しかった気もする。



    彼の今後のイヤミス作品に期待。

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    2024年06月06日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者

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    全体的にさらっと読めた。

    というのも、一つ一つの推理自体はそれほど長編ではなく、短めだったことに加えて、それほど重い推理とか、残虐なものは無く、ライトな推理だったと感じたためと思う。

    読みながらこんな風に会話されたら嫌すぎる…とか思ってしまったけれど、尋問するうえで相手と関係値を作る事も大切なのだろう、と思った

    読むのに時間をかけてしまって、細かい部分を忘れてしまったため、また読みたいと思う。

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    2024年04月30日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    ある意味、安楽椅子探偵の分野でしょうか。
    認知心理学を駆使して嘘を見破る天才検事・大神は、家財道具を持ち込み、職場で暮らす変わり者。

    新人・朝比奈は、苦労しながら、彼のもとで様々な被告人と遭遇して行く。
    ・なぜ花嫁は結婚式の最中に花婿を殺したのか
    ・犬猿の2人に、病院の屋上で何があったのか
    ・月が綺麗だったから殺したとはなぜか
    ・容疑者を運ぶ機上でなぜ殺人事件が起きたのか

    天才検事と事務官のバディが活躍する心理学×リーガルミステリーです。

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    2024年04月20日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    認知心理学を駆使して嘘を見破る天才検事・大神。新人事務官として働く朝比奈は、その大神のもとで様々な被告人と遭遇していく。
    披露宴の最中で花婿を殺した花嫁。「月が綺麗だったから」恋人を殺した殺人犯。
    大神が見破る事件の真相とは。


    天才検事と新人事務官のバディもの心理学×リーガルミステリ。

    取り調べで被告人の嘘を見破り、隠された動機を明らかにするのがメインの、いわゆるホワイダニットを楽しむ作品です。

    変人上司と正義感の強い新人、という王道の組み合わせで、ストーリー展開もスタンダードで読みやすい。
    被告人の嘘を暴いて真実を明らかにするというのはゲームの『逆転裁判』っぽくもあり、そちらが好きな

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    2024年03月16日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者

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    嘘発見器の合理的検事と新人事務官の話。やってくる被疑者が吐いている嘘は何か、認知心理学を用いて真実を導く手法が凄い。嘘ついてる人は時系列で話せても逆の時系列では話せやん、とか勉強になる。認知心理学面白そうで興味湧く。

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    2023年11月15日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者

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    頑なに本名を隠す被疑者、「もう1人埋めました」とさらに供述する被疑者、殺害動機を「風邪をひいたから」と語る被疑者。今回も被疑者の言葉には謎が多く隠されており、認知心理学で嘘を見破っていく大神検事と検察事務官の朝比奈の活躍が描かれる。しかし、被疑者のうちの1人は何やら大神の過去と深い繋がりがあるようで…。

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    2023年08月23日
  • そして、ユリコは一人になった

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    ネタバレ

    読みやすい文章、分かりやすい構成、散りばめられたたくさんの伏線と回収。そしてラストの一行。

    とても面白かったです。
    学校に残る風習や伝統、そして伝説ってその学校ならではの出来事なので実際似たような〇〇様を崇高してる生徒って多くいると思う。それはそんなどこかの学校のお話。もちろんフィクションだけどね。

    手を下した犯人。それを陰から操っていた黒幕。百合子を操って目的を成し遂げようとした少女。少女の思惑に気づいて、その考えまでも見事に読み取り手にかけた、また別の少女…ここまで展開が変わって来るかとわくわくしました。それでラストの一行はさ、読み終わった後と読み始める前との、タイトルの印象も変わるく

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    2023年06月21日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    認知心理学を駆使して、被疑者の嘘を見破る天才検事・大神。新人事務官である朝比奈は、彼のやり方に感銘を受けつつも、被疑者を救いたいという気持ちから、大神と意見が食い違ってしまう。しかし、ある事件をきっかけに自分の言葉が相手の命を簡単に奪ってしまうことに気付かされる。考え方の違う2人が事件に向き合いながらも、お互いに影響し合える存在になっていく。

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    2023年05月22日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    おそらくはこっちが正解なんだろうけれど、もう少し派手な攻防戦が繰り広げられると思ってたのでちょっと残念。

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    2023年04月27日
  • そして、ユリコは一人になった

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    私立百合ヶ原高校に残る「ユリコ様伝説」。それはユリコの名を持つものは不可思議な加護を受け、校内で圧倒的な権力を握れるというものだった。しかし、ユリコ様に選ばれる者は一人だけでその他の者は不幸が訪れるという・・・。図らずもユリコ様候補の一人になった矢坂百合子は途方に暮れるが、ユリコの死が段々と近づいてきていた・・・。

    学園を舞台に理不尽な状況下に巻き込まれる様はホラーっ気を取り除いたAnotherといった形。ロジックと後半の真相は文句なしだが学生同士の会話の表現に難あり。

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    2023年01月18日
  • そして、ユリコは一人になった

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    かなりわかりやすくて読みやすかった。ただフラグが分かりやすすぎて呆気ない。
    最後になるにつれ意外な展開があって気持ちがいい。
    設定すき。

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    2023年01月17日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    ネタバレ

    テンポよく読みやすい短編小説。
    各話同じような構成なので後半ダレそうでしたが事務官に影響を受けた検事のアツい言葉は読んでて気持ち良かったです。

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    2022年10月29日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    心理学の捜査は好きな分野でしたが、主人公の事務官があまり好きになれず。

    検察官が被疑者を落とした後、その裏に隠されていたこと事務官が調べていましたが、どんでん返しほどのことでもなく。

    舞台が警察の取り調べでもいいのでは、と思ったけれどそれではエンマ様と被っちゃうか。

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    2022年08月15日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    ネタバレ

    うううーーーん。こういう無神経なキャラって結構多いけど、大神さんはちょっと私的にはアウトだったなぁ。へこんでる相手に追い打ちかけるかんじが嫌なのかも。

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    2022年08月07日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    心理学を参考にした取り調べを行う検察官で、説明も面白かったのですが、犯行を侵した人物の描き方がに厚みが無く今ひとつ魅力をかんじませんでした。これから、検事や事務官の関係性や成長などを通して、犯人の背景や人物像が詳しく書かれると面白くなりそうだなぁ…と思いました。

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    2022年07月24日
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

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    認知心理学を用いて嘘を見破るという触れ込みの小説ですが、提示される謎が浅いので、認知心理学を用いるまでもなく自明だろ?って感じです。これを見破れない千葉県警が無能すぎる。
    あと検事の態度も不快ですが、中途半端な同情心で余計なことをする主人公も不快です。

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    2022年06月18日
  • そして、ユリコは一人になった

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    伝説そのものの設定は面白いが、謎解きの論理構成が少し弱いかなと思う。
    デビュー作のようなので、次作に期待。

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    2021年05月16日
  • そして、ユリコは一人になった

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    学園もの
    ユリコが複数人いると自然淘汰されて一人になるという
    ユリコの名の生徒が死んで
    主人公・ユリコの親友が事件を解き明かす
    読んでいて、話の流れや謎を解いていく親友の
    推理力というか立ち位置というかがなんか
    もやもや感あってちょっと・・・

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    2020年12月15日
  • そして、ユリコは一人になった

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    ユリコと名前のつく生徒は怪我や転校で最終的に1人に淘汰され、残った1人が「ユリコ様」として君臨するという伝説がある高校で、候補者が次々と死に始める。
    第18回「このミステリーがすごい! 」U-NEXT・カンテレ賞受賞作。

    アガサ・クリスティの作品を思い出させるタイトル。
    げに恐ろしきは人間なりってことかな。
    伝説の正体から殺人の謎までいろいろ入ってはいるんだけど、なんか推理の説明や犯人の反論を読んでも「お見事!」と思わせる秩序立った謎解明の面白さがなかったような。

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    2020年08月31日