あらすじ
殺人罪を自白しながら自分の本名を頑なに隠す被疑者の目的とは。
「もう一人埋めました」という供述で事件の様相はどう変わるか。
「風邪をひいたから夫を殺した」という言葉が示す真相とは。
認知心理学で嘘を見破り、事件を解決に導く検事・大神。検察事務官・朝比奈は彼のもとで成長し、その成長は大神にも影響を及ぼしていく。しかし、新しい被疑者は、大神の過去に関わる人物で……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
認知心理学という言葉は初めて聞きましたが、"嘘発見器"こと検事・大神がそれを使って次々と被疑者の嘘を暴いていくのが爽快でした!
そして、事務官の朝比奈さんの健気さが…
シリーズモノらしいので、前巻も読んでみたいです!
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
動機を見破る手法は面白い。被疑者に同情する場面もありながら、ちょっとウルッとしてしまったり……
「ユウコ」とは……大神と朝比奈の関係に変化!?
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シリーズ第二弾。
検事執務室に住むという変わった検事・大神祐介と、事務官の朝比奈の活躍するミステリー。
今回は4編。
・名前のない被疑者
・もう一人埋めました
・風邪をひいたから殺した
・相棒を殺すとき
それぞれ味わいのある短編です。
なぜ、自分の名前だけは黙秘するのか?
なぜ風邪をひいたことと殺人が関連するのか?
認知心理学のエキスパートが、隠れた被疑者の裏の裏を探り出す。
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。
変わり者の大神検事が、頑張る事務官に影響を受けて、変わってきたかな?って思っていたので、今作に戸惑いを感じたのですが、読み終わって納得。
大神検事の過去に関わる事件もあったりして…
次も楽しみになりました。
Posted by ブクログ
1巻の印象がイマイチで、なかなか2巻に手が伸びなかったけど、読んでみてよかった。
殺害に至った経緯がどれもいたたまれなくてしんどい。そして大神サンの過去もしんどい。
生徒にそこまで依存してしまうほど追いつめられていた先生、ほんとしんどい。
Posted by ブクログ
第二弾だったんですね。
途中で分からない描写(月が綺麗だから)があり、
読み終わって広告ページで気づきました…
「認知的虚偽検出アプローチ」という表現が
少し多過ぎてしつこい気がしました。
後半の章では不要では?
それ以外は、面白く読めました。
シリーズ化していそうなので続きが楽しみだし、
読んでいない第一弾も読んでみます。
Posted by ブクログ
全体的にさらっと読めた。
というのも、一つ一つの推理自体はそれほど長編ではなく、短めだったことに加えて、それほど重い推理とか、残虐なものは無く、ライトな推理だったと感じたためと思う。
読みながらこんな風に会話されたら嫌すぎる…とか思ってしまったけれど、尋問するうえで相手と関係値を作る事も大切なのだろう、と思った
読むのに時間をかけてしまって、細かい部分を忘れてしまったため、また読みたいと思う。
Posted by ブクログ
嘘発見器の合理的検事と新人事務官の話。やってくる被疑者が吐いている嘘は何か、認知心理学を用いて真実を導く手法が凄い。嘘ついてる人は時系列で話せても逆の時系列では話せやん、とか勉強になる。認知心理学面白そうで興味湧く。