円堂豆子のレビュー一覧

  • 雲神様の箱 花の窟と双子の媛
    雲神様の箱の真実 神様 ご先祖の霊

    上橋菜穂子の 守りびとシリーズの考え方と似てますね。

    日本の女の人は 心の奥で こんな風に思ってる

    みたいな感じがしました。

    大好きな本の中の一冊です。
  • 雲神様の箱
    日本の古代が舞台なのは あまり気になりませんでした。
    双子の片方は 死ななくてはいけない。だけど 殺されず いじめられたりしながら 育った土蜘蛛いちぞくの
    後継ぎの家系の娘

    双子の片割れのお姫様との 運命の違い

    ひがみながら 不器用に一生懸命にいきていく主人公

    一生懸命やってると 周りの人から...続きを読む
  • 杜ノ国の囁く神
    面白かった。
    幼い頃に神隠しにあったこととの因果関係が明かされることを期待したが、それには触れることなく話が進んでいったのは残念だった。
    不思議な力を手に入れて仲間と共に苦難に立ち向かい異世界で幸せに暮らしましたとさという話だったけど、その過程は面白く引き込まれた。
  • 雲神様の箱 名もなき王の進軍
    歴史考察の一説では、嘘をつかない古くからの一族(土蜘蛛や熊襲)を騙し討ちしたヤマト政権とも言われているそうですね。
    平和の為に謀をする雄日子の心内が切なく感じました。
    犠牲になるものが身近な人になった時、その痛みや苦しみをリアルに感じながらも進まなければいけないのはとても苦しい。
  • 雲神様の箱 花の窟と双子の媛
    二人で進む未来を見ようとしたセイレン、過去と今しか見つめられなかった石媛。
    再び交わったように見えた双子の運命が、こんなにもアッサリと分かたれてしまうとは思いませんでした。最後の土蜘蛛として、雄日子が創り出す未来に何を思うのか……是非続きが読みたいですね!
  • 雲神様の箱
    災いの子として普通の生き方を奪われたセイレン、跡継ぎの姫として普通の生き方が出来なかった石媛……どちらも籠の外に焦がれた双子の物語り。
  • 鳳凰京の呪禁師
  • 雲神様の箱
    日本の古代、倭国を舞台にしている作品。
    セイレンが不憫でならず、雄日子も序盤は好きになれなかった。この長さの割には話の進みが遅いというか、刺客やら敵対勢力やらから襲われるというエピソードが主で、物語が始まるというところで終わったという感じがする。
    とはいえ、とても面白く長さをそこまで感じずに読めたの...続きを読む
  • 雲神様の箱 花の窟と双子の媛
    タイトルも回収されたし最終巻なのかな。
    結局石媛は何だったのだろう。双子の結びつきがあると言いながらセイレンの虐待を知らずその自由を羨む。二人は同じと言いながらお互いの痛みも心も通じ合っているようには思えなかった。
    石媛はセイレンが人間として生きる場所を見つけるための装置に見えてしまう。
    雄日子が土...続きを読む
  • 雲神様の箱 名もなき王の進軍
    着実に足場を固めていく雄日子。
    だが途中ではぐれてしまったセイレンと藍十。
    そこで出会った土雲と祖を同じくするもう一つの一族。
    ファンタジーと歴史物語が同時進行していく面白さに、主人公を追い詰めようとする勢力が近づいて来るスリルがある。
    恋に狂う人物は好きだが、石媛はなぁ。
    現実が見えていないという...続きを読む
  • 雲神様の箱 名もなき王の進軍
    シリーズ2作目。
    セイレンの気持ちの変化が見ていて楽しいです^^
    少し恋愛要素も交じりつつ?? 
    読みやすいのでさくっと終了でした。
    物語も進んで続きも気になるで次巻も続けて読もうと思います。
  • 雲神様の箱
    大王が支配する倭の時代。
    双子の妹として生まれた為に穢れとして虐げられた土雲族のセイレン。
    一族は神の山を人の領域にするために30年ごとに霊山を移り住む。
    一族の長となる姉の身代わりとして里を出され、雄日子という下界の若王の守り人にされてしまう。
    土雲族の力とは。雄日子の目論見とは。倭の未来とは。セ...続きを読む
  • 雲神様の箱
    孤独で悲運な主人公が自分の居場所を探す物語。
    主人公の成長や感情の変化が気になり、先を読みたくなります。
  • 杜ノ国の神隠し
    面白かった。
    最終的には現代に戻ってくると思っていたが、そうではないのかな。続きがあるようなので読んでみたい。
    神隠しにあったことの理由をもう少し知りたいと思った。次巻でその辺りの解明はあるのだろうか、このまま異次元の世界で幸せに暮らすのだろうか?興味深い。
  • 杜ノ国の囁く神
    中盤ぐらいまで正直ふーんって感じで読んでたけど、終盤に近付くにつれて読むスピードが上がってしまうぐらい面白かった
    女神現れたり精霊を解放するシーンが印象的でとても好きだなって思う
    残酷で恐ろしくて、優しい女神様
    人とは違う思考回路と人を寄せつけないような発言が神らしくて美しい
    そして囚われの精霊たち...続きを読む
  • 鳳凰京の呪禁師
    古代、禰宜や陰陽師と列び、呪術や病を払う呪禁師という者たちが居た。

    素質を見込まれ呪禁博士に引き取られた奴婢の緋鳥が、一人前の呪禁師になる為の試験と試練の物語。
    政争に巻き込まれる呪禁師たちと、処世術を学んでいく緋鳥。

    師匠の技を見ているのに、察しの悪い彼女にヤキモキする場面もありますが、一生懸...続きを読む
  • 雲神様の箱 花の窟と双子の媛
    シリーズ3作目。
    怒涛のストーリー展開でした。 
    これってもう終わり?? ではないですよね?
    結局大地の神は信仰してた神様じゃなかったってこと??
    石媛のセリフから何となくわかる感じでもう少し詳しく説明欲しいかなーと思いました。。
    長い年月で欲から生まれた神的なものが居たという認識だけど結構土雲の里...続きを読む
  • 雲神様の箱
    思ってたより引き込まれておもしろかったです。
    読み切りだと思ってたらどうやら続きがあるっぽいようで、、
    続編で一族とまた向き合うことになるんだろうな、とは思いますが終盤になって驚きな展開もあり。

    セイレンの成長、雄日子との今後、一族とどうなっていくのか。結構楽しみです♪
  • 雲神様の箱
    面白いなあ、この世界観。
    読み手としてはなかなか打ち解けられないよそよそしさを感じるけどまあ、続きは楽しみなので。
  • 雲神様の箱
    古代の日本を舞台にしたファンタジー小説。
    霊山に棲む『土雲の一族』の少女セイレン。ある日一族の長から、下界に棲む雄日子という若き王の守り人となるよう言われ、里を離れることになるが…

    「双子の妹」というだけで忌み嫌われている少女のセイレンが主人公。
    成り行きで雄日子の守り人となるが、その境遇から抜け...続きを読む