円堂豆子のレビュー一覧

  • 雲神様の箱 花の窟と双子の媛

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    雲神様の箱の真実 神様 ご先祖の霊

    上橋菜穂子の 守りびとシリーズの考え方と似てますね。

    日本の女の人は 心の奥で こんな風に思ってる

    みたいな感じがしました。

    大好きな本の中の一冊です。

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    2021年08月14日
  • 雲神様の箱

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    日本の古代が舞台なのは あまり気になりませんでした。
    双子の片方は 死ななくてはいけない。だけど 殺されず いじめられたりしながら 育った土蜘蛛いちぞくの
    後継ぎの家系の娘

    双子の片割れのお姫様との 運命の違い

    ひがみながら 不器用に一生懸命にいきていく主人公

    一生懸命やってると 周りの人から認められて居場所ができる。

    こういう話し 好きですね。一気に3巻まで読みました。

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    2021年08月13日
  • 雲神様の箱

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    薬毒に長けた雲神族で災いの子とされた少女は、若王の守り人を命じられる。
    古代日本に似た世界を舞台にしたファンタジー。物語全体にぎこちなさを感じるが、それが主要人物の不器用さと共鳴し面白く感じた。
    1巻丸々使って、主従関係とは言えぬ関係性を描くのも面白い。

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    2025年08月16日
  • 杜ノ国の光ル森

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    ネタバレ

    あちらの世界へ行ったきりなのかと思ったら
    石に導かれ、現代へと辿り着く二人
    現代では、どうなっているのだろうと気にはなっていたが、少しだけ日々が進んでいたよう
    もしまた行ったきりになったら真織の捜索願いが出されるのかな

    玉響はやはり戻らなくてはいけないだろうし
    それでも二人は離れられないのだろうな

    豊穣の女神のせいであちらの世界へとばされてしまった玉響の後を追いかける真織
    二人は果たして巡り会うことができるのだろうか
    たぶんできるのだろう
    ハッピーエンドにはなりそうだ


    玉響が現代にいたら、かなりの美形なのだろうな

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    2025年02月28日
  • 杜ノ国の囁く神

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    面白かった。
    幼い頃に神隠しにあったこととの因果関係が明かされることを期待したが、それには触れることなく話が進んでいったのは残念だった。
    不思議な力を手に入れて仲間と共に苦難に立ち向かい異世界で幸せに暮らしましたとさという話だったけど、その過程は面白く引き込まれた。

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    2024年02月12日
  • 雲神様の箱 花の窟と双子の媛

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    ネタバレ

    二人で進む未来を見ようとしたセイレン、過去と今しか見つめられなかった石媛。
    再び交わったように見えた双子の運命が、こんなにもアッサリと分かたれてしまうとは思いませんでした。最後の土蜘蛛として、雄日子が創り出す未来に何を思うのか……是非続きが読みたいですね!

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    2023年08月28日
  • 雲神様の箱 名もなき王の進軍

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    ネタバレ

    歴史考察の一説では、嘘をつかない古くからの一族(土蜘蛛や熊襲)を騙し討ちしたヤマト政権とも言われているそうですね。
    平和の為に謀をする雄日子の心内が切なく感じました。
    犠牲になるものが身近な人になった時、その痛みや苦しみをリアルに感じながらも進まなければいけないのはとても苦しい。

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    2023年08月28日
  • 雲神様の箱

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    ネタバレ

    災いの子として普通の生き方を奪われたセイレン、跡継ぎの姫として普通の生き方が出来なかった石媛……どちらも籠の外に焦がれた双子の物語り。

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    2023年08月28日
  • 鳳凰京の呪禁師

    続編希望。

    #癒やされる #カッコいい #切ない

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    2023年08月20日
  • 雲神様の箱

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    ネタバレ

    日本の古代、倭国を舞台にしている作品。
    セイレンが不憫でならず、雄日子も序盤は好きになれなかった。この長さの割には話の進みが遅いというか、刺客やら敵対勢力やらから襲われるというエピソードが主で、物語が始まるというところで終わったという感じがする。
    とはいえ、とても面白く長さをそこまで感じずに読めたので、続編も楽しみです。

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    2022年11月20日
  • 雲神様の箱 花の窟と双子の媛

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    ネタバレ

    タイトルも回収されたし最終巻なのかな。
    結局石媛は何だったのだろう。双子の結びつきがあると言いながらセイレンの虐待を知らずその自由を羨む。二人は同じと言いながらお互いの痛みも心も通じ合っているようには思えなかった。
    石媛はセイレンが人間として生きる場所を見つけるための装置に見えてしまう。
    雄日子が土雲族に攻め入るのは予想していたが、あんな結末になるとは。
    他の守り人と同じようになろうとするセイレン。雄日子が失ったものもまた大きいのだろう。
    土蜘蛛族がどうなるのかも気になるし、雄日子の覇道も見てみたい。

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    2021年08月08日
  • 雲神様の箱 名もなき王の進軍

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    ネタバレ

    着実に足場を固めていく雄日子。
    だが途中ではぐれてしまったセイレンと藍十。
    そこで出会った土雲と祖を同じくするもう一つの一族。
    ファンタジーと歴史物語が同時進行していく面白さに、主人公を追い詰めようとする勢力が近づいて来るスリルがある。
    恋に狂う人物は好きだが、石媛はなぁ。
    現実が見えていないというか、自分のことさはか頭にないのが痛い。
    石媛が一番セイレンをひとりの人としては見ていないのだろう。
    セイレンにも雄日子を守りたいと思う気持ちが出てくる。
    見たことのない世界へ連れていってくれる人物への期待もあるのだろうが、純粋に彼女自身から出たものなのかな。石媛からの感応もあったりして。
    しかしセイ

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    2021年08月01日
  • 雲神様の箱 名もなき王の進軍

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    シリーズ2作目。
    セイレンの気持ちの変化が見ていて楽しいです^^
    少し恋愛要素も交じりつつ?? 
    読みやすいのでさくっと終了でした。
    物語も進んで続きも気になるで次巻も続けて読もうと思います。

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    2021年07月28日
  • 雲神様の箱

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    ネタバレ

    大王が支配する倭の時代。
    双子の妹として生まれた為に穢れとして虐げられた土雲族のセイレン。
    一族は神の山を人の領域にするために30年ごとに霊山を移り住む。
    一族の長となる姉の身代わりとして里を出され、雄日子という下界の若王の守り人にされてしまう。
    土雲族の力とは。雄日子の目論見とは。倭の未来とは。セイレンが生きていく道とは。
    幻想的で先が楽しみな古代ファンタジー。
    雄日子はあの人なのかな。

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    2021年07月10日
  • 雲神様の箱

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    孤独で悲運な主人公が自分の居場所を探す物語。
    主人公の成長や感情の変化が気になり、先を読みたくなります。

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    2021年03月20日
  • 杜ノ国の滴る神

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    話がだんだんと複雑になってなかなか面白くなってきた
    ラストで二人が不思議な繋がりの糸で近づいてくるところが少しドキドキした

    情景は思い浮かぶんだけど、韓国ドラマ(歴史物)のような気がするのは私だけ?
    衣装がそれしか思いつかないからかなあ

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    2025年02月04日
  • 杜ノ国の神隠し

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    古代和風ファンタジー、杜ノ国シリーズ1作目。
    2024年8月現在では2作目の「囁く神」まであり、
    3作目「滴る神」が9月13日に発売予定とのこと。

    装丁に惹かれて購入し、1年近く積んでいた本。

    世界観としては、ジブリ作品に近く、ザックリ
    「トンネルを越えると、そこは神のいる森でした」
    という印象。話のテンポもあっさり爽やかめで、
    登場人物の名やファンタジー用語も馴染みやすい。

    一応は完結するものの、まだまだ話は続く感じなので、続編も楽しみです。

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    2024年08月31日
  • 杜ノ国の神隠し

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    面白かった。
    最終的には現代に戻ってくると思っていたが、そうではないのかな。続きがあるようなので読んでみたい。
    神隠しにあったことの理由をもう少し知りたいと思った。次巻でその辺りの解明はあるのだろうか、このまま異次元の世界で幸せに暮らすのだろうか?興味深い。

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    2024年01月14日
  • 杜ノ国の囁く神

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    中盤ぐらいまで正直ふーんって感じで読んでたけど、終盤に近付くにつれて読むスピードが上がってしまうぐらい面白かった
    女神現れたり精霊を解放するシーンが印象的でとても好きだなって思う
    残酷で恐ろしくて、優しい女神様
    人とは違う思考回路と人を寄せつけないような発言が神らしくて美しい
    そして囚われの精霊たち解放
    人の都合で閉じ込められた割に人への裁きはあんまりないんだな〜と思ったり

    前半から中盤は正直印象に乏しい…あんまり私は胸躍らすことなくドキドキ感がなかったかなぁと
    なんで真織ちゃんと玉響くんはこんな共依存なのだろうか…と
    命を分かちあっているのはあると思うけれど、なんか疑問に思ってしまい集中出

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    2024年01月12日
  • 鳳凰京の呪禁師

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    ネタバレ

    古代、禰宜や陰陽師と列び、呪術や病を払う呪禁師という者たちが居た。

    素質を見込まれ呪禁博士に引き取られた奴婢の緋鳥が、一人前の呪禁師になる為の試験と試練の物語。
    政争に巻き込まれる呪禁師たちと、処世術を学んでいく緋鳥。

    師匠の技を見ているのに、察しの悪い彼女にヤキモキする場面もありますが、一生懸命な17歳を応援しているうちに読み終わりました。

    呪禁師という過去実在した職を初めて知ったのですが、その後の歴史の中で陰陽師に統合されちゃうのかな〜?
    役割や視ているものは大分違うのだけど。

    シリーズ化したら次も読みたい。

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    2022年10月25日