あらすじ
前作『杜ノ国の神隠し』に反響の声、続々!!
「ただのファンタジーではない」
「とにかく面白かった」
「あっという間に読了」
「綺麗で壮大な世界観」
(読者モニターさんのコメントより)
『杜ノ国の神隠し』に続く、文庫書下ろし古代和風ファンタジー続編!
神はいる。しかし、神は神、人は人。
人は神に支配される必要はない――
古代日本を思わせるその国で、
不思議な力を手にした大学生の真織。
青年となった玉響とともに、
真織は自分に何ができるのかを探す。
大学生の真織は、古代日本を思わせる杜ノ国に迷い込み、少年王・玉響と出逢う。
最高位の神官神王であった玉響だが、不死の身体を失い、真織や千紗杜と呼ばれる郷の人々と行動を共にする。
やがて二人は国の中枢水ノ宮と周辺で蠢く勢力争いに巻き込まれてゆく。
古代和風ファンタジー、続編!
〈文庫書下ろし〉
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かった。
幼い頃に神隠しにあったこととの因果関係が明かされることを期待したが、それには触れることなく話が進んでいったのは残念だった。
不思議な力を手に入れて仲間と共に苦難に立ち向かい異世界で幸せに暮らしましたとさという話だったけど、その過程は面白く引き込まれた。
Posted by ブクログ
中盤ぐらいまで正直ふーんって感じで読んでたけど、終盤に近付くにつれて読むスピードが上がってしまうぐらい面白かった
女神現れたり精霊を解放するシーンが印象的でとても好きだなって思う
残酷で恐ろしくて、優しい女神様
人とは違う思考回路と人を寄せつけないような発言が神らしくて美しい
そして囚われの精霊たち解放
人の都合で閉じ込められた割に人への裁きはあんまりないんだな〜と思ったり
前半から中盤は正直印象に乏しい…あんまり私は胸躍らすことなくドキドキ感がなかったかなぁと
なんで真織ちゃんと玉響くんはこんな共依存なのだろうか…と
命を分かちあっているのはあると思うけれど、なんか疑問に思ってしまい集中出来なかった!笑
そして未だに2人に力が残っていたり…その辺もう少し理由を追求したいところだろうか
でも玉響くん良い子で玉響くんの成長にも目が離せない!
急に大人びた感じではあるけれど、過去を背負い未来へ進もうと尽力する姿がたまらない