あらすじ
第4回カクヨムWeb小説コンテスト、キャラクター文芸部門特別賞受賞!
古代日本の美しい風景、豪族たちの渦巻く野望、そして『土雲の一族』というファンタジー要素が融合し、胸躍る壮大な物語が誕生したーー!!
▼作品あらすじ
薬毒に長け、どの地の支配も受けず霊山を移り住む古の民、土雲の一族。一族の少女・セイレンはある日、『山をおり、雄日子(おひこ)という若王の守り人となれ』と里を追い出される。双子の妹という出自ゆえ「災いの子」とされてきた彼女は、本来求められた姉媛(あねひめ)の身代わりにされたのだ。
怒りと孤独を抱え里を飛び出したセイレン。しかし、類い稀な技を持つ彼女と、大王への叛逆を目論む雄日子の予期せぬ邂逅は、倭国の歴史を大きく変える運命の出会いとなるのだった……!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本の古代が舞台なのは あまり気になりませんでした。
双子の片方は 死ななくてはいけない。だけど 殺されず いじめられたりしながら 育った土蜘蛛いちぞくの
後継ぎの家系の娘
双子の片割れのお姫様との 運命の違い
ひがみながら 不器用に一生懸命にいきていく主人公
一生懸命やってると 周りの人から認められて居場所ができる。
こういう話し 好きですね。一気に3巻まで読みました。
Posted by ブクログ
薬毒に長けた雲神族で災いの子とされた少女は、若王の守り人を命じられる。
古代日本に似た世界を舞台にしたファンタジー。物語全体にぎこちなさを感じるが、それが主要人物の不器用さと共鳴し面白く感じた。
1巻丸々使って、主従関係とは言えぬ関係性を描くのも面白い。
Posted by ブクログ
災いの子として普通の生き方を奪われたセイレン、跡継ぎの姫として普通の生き方が出来なかった石媛……どちらも籠の外に焦がれた双子の物語り。
Posted by ブクログ
日本の古代、倭国を舞台にしている作品。
セイレンが不憫でならず、雄日子も序盤は好きになれなかった。この長さの割には話の進みが遅いというか、刺客やら敵対勢力やらから襲われるというエピソードが主で、物語が始まるというところで終わったという感じがする。
とはいえ、とても面白く長さをそこまで感じずに読めたので、続編も楽しみです。
Posted by ブクログ
大王が支配する倭の時代。
双子の妹として生まれた為に穢れとして虐げられた土雲族のセイレン。
一族は神の山を人の領域にするために30年ごとに霊山を移り住む。
一族の長となる姉の身代わりとして里を出され、雄日子という下界の若王の守り人にされてしまう。
土雲族の力とは。雄日子の目論見とは。倭の未来とは。セイレンが生きていく道とは。
幻想的で先が楽しみな古代ファンタジー。
雄日子はあの人なのかな。
Posted by ブクログ
思ってたより引き込まれておもしろかったです。
読み切りだと思ってたらどうやら続きがあるっぽいようで、、
続編で一族とまた向き合うことになるんだろうな、とは思いますが終盤になって驚きな展開もあり。
セイレンの成長、雄日子との今後、一族とどうなっていくのか。結構楽しみです♪
Posted by ブクログ
古代物は結構好きで
物語も引き込まれて一気に読んだ。
映像も香りも感じさせて。
キャラも好きなんだけど。
なんというか、キャラに惚れ込む
タイミングを逃した感じ。
セイレンの不安で最後まで雄日子を
信じ切れないから私も信じきれないというか。
安心して惚れ込みたかったな。
セイレンにも雄日子にも。