【感想・ネタバレ】雲神様の箱のレビュー

あらすじ

第4回カクヨムWeb小説コンテスト、キャラクター文芸部門特別賞受賞!
古代日本の美しい風景、豪族たちの渦巻く野望、そして『土雲の一族』というファンタジー要素が融合し、胸躍る壮大な物語が誕生したーー!!

▼作品あらすじ
薬毒に長け、どの地の支配も受けず霊山を移り住む古の民、土雲の一族。一族の少女・セイレンはある日、『山をおり、雄日子(おひこ)という若王の守り人となれ』と里を追い出される。双子の妹という出自ゆえ「災いの子」とされてきた彼女は、本来求められた姉媛(あねひめ)の身代わりにされたのだ。
怒りと孤独を抱え里を飛び出したセイレン。しかし、類い稀な技を持つ彼女と、大王への叛逆を目論む雄日子の予期せぬ邂逅は、倭国の歴史を大きく変える運命の出会いとなるのだった……!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

災いの子として普通の生き方を奪われたセイレン、跡継ぎの姫として普通の生き方が出来なかった石媛……どちらも籠の外に焦がれた双子の物語り。

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2023年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本の古代、倭国を舞台にしている作品。
セイレンが不憫でならず、雄日子も序盤は好きになれなかった。この長さの割には話の進みが遅いというか、刺客やら敵対勢力やらから襲われるというエピソードが主で、物語が始まるというところで終わったという感じがする。
とはいえ、とても面白く長さをそこまで感じずに読めたので、続編も楽しみです。

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2022年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大王が支配する倭の時代。
双子の妹として生まれた為に穢れとして虐げられた土雲族のセイレン。
一族は神の山を人の領域にするために30年ごとに霊山を移り住む。
一族の長となる姉の身代わりとして里を出され、雄日子という下界の若王の守り人にされてしまう。
土雲族の力とは。雄日子の目論見とは。倭の未来とは。セイレンが生きていく道とは。
幻想的で先が楽しみな古代ファンタジー。
雄日子はあの人なのかな。

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2021年07月10日

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