たん旦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ裕時悠示著『彼女にしたい女子一位、の隣で見つけたあまりちゃん』は、
学園ラブコメの王道にありながら、その奥底にある“静かなまなざし”が印象的な一冊。
物語は、「彼女にしたい女子一位」と称される人気者の隣に座る、
目立たない少女・あまりちゃんとの穏やかな交流を中心に進む。
派手な恋愛劇ではなく、日常の中で少しずつ心が通い合っていく過程が丁寧に描かれており、
その静かな時間の積み重ねにこそ、真の青春の輝きがある。
主人公・福助の誠実さと、あまりちゃんの控えめながらも芯のある優しさが共鳴し、
読者は次第に二人の間に流れる穏やかな空気に引き込まれていく。
恋愛というより“人と人との信頼”を描いた物 -
ネタバレ 購入済み
ブラックで働く人へ
前巻まではほのぼのラブコメ
で終わると思った。
リアルなブラック企業の描写
作者はブラック経験者だなと思った
郵便物が溜まるところや部屋の描写などリアル過ぎて
背筋が凍りましたね(T-T)
主人公がヒロインに、「自分はまるで価値がない人間何だって思ってるんだろう」
という台詞
パワハラや苦労してた時の自分に言われたような
気がした。
勝ち組じゃなきゃ生きてる意味がない
頑張って普通を演じなきゃ
世の中でいう、「普通」「常識」「大人」
全部誰かにとって、人を都合よく使うための
方便なのを、嫌でも理解できたよね。
ラノベは学生向けのものだと思ってたし
、こんなに社会人に向けて心を奮わせる -
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購入済み
設定がまずおもしろい
現実では「普段は品行方正だけど主人公の前でだけ小悪魔になる後輩女子」が毎晩の夢の中でだけ「主人公に甘える女の子」になるお話。
この作品の面白さのほぼ100%がこの設定にあるが、設定をうまく生かしていてきれいに一冊にまとまっていてよかった。 -
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Posted by ブクログ
五等分の花嫁ならぬ、三等分の花嫁!?
年齢や性格の違う、香織、舞花、和花菜の3人の幼なじみとの、過去から現在までの日々の記憶。
彼女たちとの甘い記憶が楽しくも切なく、時系列が明らかになる毎に、各シーンの印象が変わるのが良かったです
個人的には、付かず離れずで付いてきて、さり気なくアプローチをかける舞花が良かったですね。
香織と出会ってから10000日目に迎えた結婚式。
結婚相手が誰か?が本作のテーマですが、(読み違えてなければ)結婚相手は隠すつもりがなく、次巻以降、結婚に至るまでの変遷を読ませる作品に思えました。
本巻は香織中心でしたが、次巻以降は舞花や和花菜との話も見てみたいです。
最後に -
購入済み
上手く纏めたねぇ〜
ある意味氷高先生の悪い癖だったんだけど、成長したなぁ〜
まだ引っ掛かりは覚えるけど及第点ですが。
よく方針転換上手く出来ましたね♪
方針転換をした事で、歪な矛盾が生れてるけど、今の性なら修正も大丈夫かと。
今後も期待♪