あらすじ
誕生日パーティの日、春華が突如倒れた。うわごとで呟いていたのは、この時代にはないはずの「スマホ」という単語。春華を助けたい一心で、新浜はあのブラックな未来へと戻って――タイムリープラブコメ堂々大団円!
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ブラックで働く人へ
前巻まではほのぼのラブコメ
で終わると思った。
リアルなブラック企業の描写
作者はブラック経験者だなと思った
郵便物が溜まるところや部屋の描写などリアル過ぎて
背筋が凍りましたね(T-T)
主人公がヒロインに、「自分はまるで価値がない人間何だって思ってるんだろう」
という台詞
パワハラや苦労してた時の自分に言われたような
気がした。
勝ち組じゃなきゃ生きてる意味がない
頑張って普通を演じなきゃ
世の中でいう、「普通」「常識」「大人」
全部誰かにとって、人を都合よく使うための
方便なのを、嫌でも理解できたよね。
ラノベは学生向けのものだと思ってたし
、こんなに社会人に向けて心を奮わせる
話に出会えたのは本当に運命だと思った
ハッピーエンドでよかったよね
もう少しだけ続くんじゃよって事で
次巻楽しみにしてます。
Posted by ブクログ
遂に完結。どのような結末を迎えるのかという期待と少しの寂しさを抱えながら読み始めた本作は、その予想をいい意味で裏切ってくれた。物語は途中、まさかのSF的な展開へと踏み込み、単なる青春やり直しラブコメにとどまらない広がりを見せるが、それでも軸にあるのはあくまで“誰かを想う気持ち”の純度の高さだと感じられる構成が見事だった。複雑に絡み合った要素を経てなお、最終的にたどり着くのがしっかりとしたハッピーエンドであることに、大きな安心と満足を覚える。
また改めて気づかされたのは、自分が物語に求めているのは「関係が成就した後」ではなく、「そこに至るまでの揺れ動く時間」なのだということだ。本シリーズはまさにその“付き合うまでのドキドキ”を丁寧に、そしてじっくりと描き続けてきた作品だった。ほんの些細な距離の変化や言葉のやり取りに一喜一憂し、もどかしさと甘さが同居する時間こそが、この物語の最大の魅力だったのだと思う。
だからこそ、このシリーズは自分にとってまさにど真ん中の作品だった。派手さではなく、感情の積み重ねで読者の心を掴むその手法は、最後までぶれることなく貫かれており、読後には静かな余韻が長く残る。終わってしまったことへの寂しさはあるものの、それ以上に「最後まで見届けてよかった」と素直に思える、満足度の高い完結編だった。