義月粧子のレビュー一覧
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表紙買いだったのですが…朝南先生の訃報を知ってショックを受けました。美麗で官能的な絵が大好きです。もっとずっと拝見していたかった。
今回の表紙とカラー口絵も主人公二人の関係性がとてもよく出ていて、セクシーでステキです。
ストーリーは、クール&ドライ。深い情とか執着とは、良い意味で無縁な話。
組織自体が架空の存在になっているので、こちらもある程度そこを踏まえてシリアスに構えない方が楽しく読めます。「重大犯罪捜査局」というチームの最高責任者である久慈川が、とってもろくでなしでタラシの不誠実なヒゲ&眼鏡攻。そして、そんな彼に身も心も奪われ翻弄される健気受の櫂。櫂は副局長(とても気になる存在感の男) -
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[兄×弟]
健気受け
薦められて読みましたが・・・
まさかの兄弟モノ!!!!!
私、近親相姦は読まない主義だったハズ!!笑
まぁでもアリでしたね。
弟の健気さに比べ、兄の自由さに若干イライラ。
もっと綺麗に納まってほしかったような気がします。
☆あらすじ☆
幼いころから病弱だった愁は、スポーツ・学業ともに優秀な兄・祐瑚を敬愛していた。
いつしか恋愛感情にまで高まってしまった思慕を後ろめたく思う愁だったが、
大学進学を機にふたり暮らしをすることになる。
兄への秘密を隠したまま、おだやかな生活を送る兄弟だったが、
同性と関係を持っていることを兄に知られてしまい…。 -
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挿絵・雪船薫/
高校三年生の春。遠山智史は幼馴染みで恋心を抱いていた津川鉱と同じクラスになる。昔と変わらず優しく接してくれる鉱を嬉しく思う智史。人気者で女子に持てる津川に対し、内気で目立たない遠山は、比較され揶揄われてしまう。しかし、津川のアドバイスで髪を切ったことから遠山に対する周囲の反応は急転回して―!?義月粧子、初の新書化。
義月作品の中では
後後で読んだので、(なかなか入手できず・・やっとネットで見つけた本)
学園モノ?高校生モノかな?が珍しくてワクワクして読み始めました。
けれどー予想はいい意味で裏切られ〜お子さまな話しではなく、
大人が・チラチラじゃなくてしっかり関わっていてそれ -
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有能なエンジニアである三崎と営業部長の土屋は、かつての上司と部下の関係。綺麗な顔で、仕事に厳しい三崎は、周囲から敬遠されがちな存在だが、土屋は彼の意外な面倒見の良さや温かい人柄に深い信頼を寄せていた。二人のこの信頼関係は、互いが結婚してからも変わることなく続いていた。ところが、土屋の離婚後、三崎の妻が突然亡くなってしまう。喪服のまま泣く三崎を前に、土屋は欲情している自分に気付き、衝動のままにキスしてしまうが…!?アダルトラブ
★★
読んでから経っているんで・・忘れてるんですが
しかしー 義月さんの受け様は綺麗で頭の切れると言う設定が多いですよね。
そしてー雪船さんの絵がもの凄く嵌っていていいん -
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一流ホテル「帝蔵」の次期社長候補、秋吉芳隆は、ホテルのバーを建て直すため、業界でも優秀なバーテンダー、磯谷怜史の引き抜きを考える。しかし、何度足を運んでも、どんなにいい条件を揃えても、磯谷にはあっさりと断られてしまっていた。クールでカリスマ的存在感のある磯谷をどうしても諦めきれない秋吉に、今度は磯谷が条件を出してくる。「ベッドの相手をしてもらいましょうか」。プライドの高いエリートの秋吉は、屈辱に耐えながらも磯谷の条件を呑むことにするが―…。■■■うーん、奈良千春さんのイラストはエロティックで大好きなんですが、話自体は琥珀色の誘惑ほど、起承転結が見られなかったような気がします。磯谷さんが前作ほど
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過去23年間、地味でずっと冴えない人生を送ってきた主人公の圭司は、会社をリストラされ、そのうえアパートが火事になって住む所も失ってしまった。頼る友人も行く所もなく、途方に暮れて酔いつぶれた圭司は、あるバーで目覚める。そのバーの美形オーナーとクールなマスターに気に入られ、とりあえずバーでバイトをさせてもらえる事になったのだが、そこに来店する客は男性ばかり。そこは「男好きな男」が通うバーだったのだ!ノーマルで彼女のいない歴23年の圭司は、見た事もないアダルトな世界に戸惑うが、店に訪れる上品で金持ちの男達には、なぜだかモテモテで…!!
■■■ゲイバーの設定につられて買ってしまいました。しかも奈良千 -
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前巻の「琥珀色の誘惑」で脇役として登場してた磯谷さんのお話ということで楽しみにしてました。とても気になってた人でしかも奈良さんの挿絵で見られる!!と読む前からワクワクしてたんですが、正直読み終わった後物足りなく感じました。
淡々として読みやすいのですがそれだけに終わってしまった感が…
磯谷さんの性格上そういう表現になったんでしょうか??感情がもう少し見れたらなと思ったり。
前作の圭司くんと櫻崎さんのお話も少し有ったんですがこれはよかった!!
我儘を言えばもう少し掘り下げた話を読みたかった。
そういうのを踏まえて続編がもしあるんであれば読んでみたい!!
奈良さんの挿絵、カバーはとても美麗