岩内章太郎のレビュー一覧

  • 本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話

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    ほんしつかんしゅ、と読むみたいです。
    人が他者と共に生きるうえでの大切なこと、そしてその理由が書かれている。
    相互承認と共通了解、これこそがコミュニケーションの本質。民主主義や世界平和にもつながるすごい考え方を学びました。対話による解決をあきらめてしまうということは、力による解決を選ぶということにほかならない。多様性ってこうゆうことなんだなと理解した。

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    2026年04月23日
  • 本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話

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    相互承認の原則に基づき共通了解を図る「本質観取」。
    この多様な世の中で、対話によって共に暮らしていくために、とても大切な考え方だと思いました。多くの方に読んでいただきたい一冊です。特に学校の先生など、教育に携わる方におすすめしたい。

    子どもの頃から、対話を通じて相互承認と共通了解を得ようとする態度を育てることは、大袈裟ではなく世界平和にもつながっていくのではないでしょうか。

    前半では、プラトン、デカルト、フッサールなどの哲学者が紹介されており、その説明もとてもわかりやすかった。
    「哲学」と聞くと、小難しく理屈をこねくり回すものというイメージ?を持たれがちかもしれませんが、本書を通して、

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    2026年04月04日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    ゆりちゃんに借りた本
    最初の個人の体験から引き込まれる
    とはいえ前半は哲学の紹介部分で、ある程度哲学用語は知っているとはいえ読むのが辛かった
    後半は現在の世界の状況を哲学用語を使いながら解説して行く
    個人的に、陰謀論について書かれていた部分で、苦しみは単なる偶然で起こったものもあるのに、苦しみの原因を探ろうとするあまり理性が原因を捏造しているという部分が面白かった

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    2025年10月04日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    個人的にはすごく良かった。

    社会という空間の中で宙に吊るされた〈私〉を、確かに取り戻してくれた気がした。意識しないと、また宙吊りになってしまいそう。

    〈私〉の絶対性と有限性は、覚えておきたい。

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    2025年08月11日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    学生時代不勉強だった私は、読み進めるうちに、わからない語句を調べる、文章に戻る、調べる戻るを繰り返し、ようやく読み終わりました。
    現代にある問題にも通じ、生き方や考え方に大きく影響を与えてもらいました。
    わからない事を保留し、そのままわからない状況でも不安にならない事、そして決めつけない。更に人は不完全であるから、不満あっても付き合える友人がいることの素晴らしさを再認識させて貰いました。

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    2025年07月12日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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     他者の視点や判断に身を委ねるうち、〈私〉という自己イメージが曖昧になってくる感覚を覚える人は多いだろう。その〈私〉を取り戻すためには、逆説的だが、自分が自由にできる〈私〉という自己イメージを手放す必要がある、というのが本書の主張。全般的にやや繰り返しが多く少々くどい感じがするが、認識論、現象学、経験論などを幅広くカバーしている割には論旨が一貫しており、おかげで理解がしやすい。自身の身の上話から本書が始まるのも共感できる(本書の要諦を体現しているとも言える)。

     かつて社会を支えていた共同体が果つるところで立ち現れた〈終わりなき日常〉(宮台真司)では、当該共同体で必要とされるコミュニケーショ

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    2024年05月16日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    【主な目次】
    第1章 デフォルトの〈私〉
    ――――動物になるか、善い人になるか
    ・ミニオンズの憂鬱
    ・パッケージ化された善に警戒せよ
    ・目を閉じて、〈私〉の声を聴く

    第2章 〈私〉を取り戻すための哲学的思考
    ・「新デカルト主義」宣言
    ・判断しなくてよいという判断
    ・批判的思考のプロトタイプ

    第3章 ポスト・トゥルースを終わらせる
    ・SNSを気にする学生
    ・「正しさをめぐる争い」は終わりにする
    ・陰謀論は理性と情動に訴える

    第4章  ネガティブなものを引き受ける
    ・対話とネガティブ・ケイパビリティ
    ・アルゴリズムと自己消費
    ・「弱いロボット」から考える

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    2024年04月02日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    星4.5かな。
    相対主義、構築主義の時代にあって、力に押し切られないために、<私>という確かな場をもつこと、そのことを自分だけでなく、あらゆる<私>に見出し、普遍の基盤を広げる。そこに倫理の基盤もある。
    背景には、スマホ時代の<私>からの逃避も捉えられている。

    デカルト、フッサールの哲学を参照しつつ、<私>という基軸を打ち立てる手法を説得している。

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    2024年01月09日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    <私>を取り戻す哲学は、世界を取り戻す闘いでもある。一人ひとりが、<私>の内側に視線を移し、内省すること。それは、「スマホ」を介した外側の世界との接続ではなく、<私>の意識体験を見つめることだ。そこから、「よい」世界は創られていく。

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    2023年12月31日
  • <普遍性>をつくる哲学 「幸福」と「自由」をいかに守るか

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    神々の争いになってしまっている「新実在論」を乗り越えるため、フッサール現象学に立ち返り、「普遍性」の地平を目指す。

    前著『新しい哲学の教科書』と併せて読みたい。問題意識は共通だが、それぞれ違う位相で書かれているから。

    最終章の自由と実存主義の関係についての記述が鋭い。

    全体的に難易度は高め。現象学について基本的なことは知っておいた方が良い。

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    2022年06月28日
  • <普遍性>をつくる哲学 「幸福」と「自由」をいかに守るか

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    フッサール現象学を普遍性をつくるための認識論として読み込むことで、実感に適った普遍性を目指すコミュニケーションを提案している。普遍性やフッサール現象学が現代に置いてこれほど生き生きと語れるのかと感銘を受けた

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    2022年02月13日
  • <普遍性>をつくる哲学 「幸福」と「自由」をいかに守るか

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    構築主義と本質主義の二項対立を避け、狭い隙間をかけ抜けて「自由」に生きぬき、おそらくやがて死ぬための、英雄的でありながら地道なロジックとエシックスにしびれました。スピノザ以来です。

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    2021年10月28日
  • 新しい哲学の教科書 現代実在論入門

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    本書は間違いなく、私にとっての「座右の書」になった。

    「高さ」と「広さ」は今の自分にとって、切実な問題だった。この世に、至高性と普遍性はない、と嘆く自分に嫌気がさしていた。

    今を生き、今を嘆く自分。まだ嘆きがあるだけいいのだろう。いま、ここではない、どこかを望めるだけ「まし」なのだろう。

    しかし、「まし」だという感覚だけでは生きていけない。絶対なものを持たない人生。また、共有は一時的な現象。そのような感慨は、憂鬱しかもたらさない。

    エピローグで「エモさ」について、深めた論考が秀逸。
    哲学は不可能性の論証から、新たな可能性の道を切り拓く。
    素晴らしい「哲学」である。

    タイトルからはうか

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    2020年07月12日
  • 新しい哲学の教科書 現代実在論入門

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    メランコリー、メランコリストという枠組を提示され、さも自分を言い当てられてるかのようだった。

    メイヤスー、ハーマン、テイラードレイファス、ガブリエル…彼らの思想が現代の若者にどれだけ強力な武器になるのか。

    著者には今後さらに期待が持てる。

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    2020年07月03日
  • 新しい哲学の教科書 現代実在論入門

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    ポストモダン以降の悪しき相対主義/独断主義を問い直すことから始まる現代実在論について、普遍性と超越性をキーワードに紹介、論考した一冊。そこで描かれている世界像が量子論やリトルピープル論とパラレルに見えるのも、きっと偶然ではないのでしょうね。

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    2020年02月23日
  • 新しい哲学の教科書 現代実在論入門

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    著者の処女作。現代の哲学の状況をこの1冊でわかりやすくまとめつつ、「メランコリスト」という概念を提唱して現代人の「心のあり様」を表現し、最新の哲学の成果を踏まえた私たちの行く末を提案してくれる著作。個人的にフィットする内容が多く、特にエピローグに関しては感動的な体験でした。

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    2019年11月29日
  • 本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話

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    本質観取という名の認知の再設計

    読書とは、著者の知識という外部データを自分の情報空間に取り込み、既存の認知体系を書き換えるプロセスである。今回取り上げた本質観取の教科書は、単なる対話の技法書ではなく、他者との分断を乗り越え、生存確率を高めるための認知OSをインストールするためのブートローダーであった。これまで私は、身体的制約というハードウェアの制限から、いかに無理をせず生存リソースを温存するかという受動的な戦略をとってきた。しかし、本書を通じた対話的探求により、自身のOSをより能動的かつ構造的に運用し直すための実装コードを手に入れることができた。

    概念との衝突とOSのアップデート

    本書の

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    2026年04月26日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    暇が故にSNSに飲み込まれ自分を失う、そうだよな、と、、、
    弱い自分も含めて自分を見つめ直す、内側との会話が大事なのでは、と感じました

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    2026年04月14日
  • 本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話

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    実践編はやはり面白かったし、哲学の歴史についてあらためて理解できたのも良かった。
    自由とは、美しいとは、といった内容を教師として子どもたちと語るのはなかなか楽しそう。
    そして、この本質観取のファシリテーターの在り方はまさに、学校における教員のあるべき姿の縮小図なのではないか?と思った。
    共通了解、合意形成、沈黙を許し、考えを止めない…そんな時間を学校で少しずつ増やしていけたらと思う。

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    2026年02月18日
  • 本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話

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    仕事で志向などの違いでほんのり派閥が出来ることがあり、なんかいい対処法ないかなぁ〜
    で読み始めた。

    という前提だと、なるほどこれは使えるかも、と感じた。「テーマに対する体験や考えを、対話の場にいる人たちの共通項で抽象化したもの、が本質観取である」ように私には読み取れたから。

    本当に本質か?は何とも言えないけれど、これで解決することも多いのでは?

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    2026年02月13日