岩内章太郎のレビュー一覧

  • 本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話

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    哲学対話の一種の「本質観取」について。哲学対話自体のそもそものあり方がどういったものであるか、それからの発展形としてのテーマの立ち位置など、実践しようとは思わないが話に聞いていたそれらの具体例がわかるように編まれている。 

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    2026年03月28日
  • 本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話

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    ネタバレ

    本質観取は、「○○とは何か」を問うような、そもそもを考える営み。
    あらゆることに関して、「人それぞれでは?」のような考えもあるが、それで済ませるのではなく、きちんと辞書的な意味ではなく「本質」を問い、「共通了解」を得ることがユニークネス。
    哲学の歴史的には、「人それぞれ」的な考え方をするソフィスト連中に対し、プラトンが物事の本質を追求したのに端を発する。但し、プラトンは彼岸にイデアを置いてしまった(本質を、現実世界とは離れたところに位置づけてしまった)。それに対して、デカルトが、「我思う、ゆえに我あり」で示されるように、疑いようのない〈私〉から出発したことで前進し、そこからフッサールによって確

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    2026年03月26日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    エポケーですよ

    あのね、もうちょっと分かりやすく書けへんかったのかなと思います
    難しい漢字や専門用語を使い過ぎです
    知っているという前提でがんがんくる
    新書という形態にこだわり過ぎだよ講談社

    この苦しい前半を乗り越えると、めちゃくちゃ視界が開けてきて、「なるほど〜」の連続になってくるんだけどね
    ちょっと有段者向けの「哲学」だなって感じちゃいました

    わいなんかまだまだ入門したてですから、ちょっと早かったのかも

    で、エポケーっすわ
    え?っと思わずぽけ〜っとしましょう!という意味です
    やだ、嘘しか言わない、この人

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    2025年06月01日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    現代は、外部から絶えず提供される情報に注意を奪われて、自分自身について考える時間が減っている。何故そうなっているかという背景と、その弊害、そして対抗策について論じた本。

    自己とは何かについて論じられている部分が多かったが、個人的には、何故、多くの人が陰謀論にはまるのかを考えるきっかけになった。思うに、
     ① 他者より優位と思い込みたい願望
     ② 判断を保留できない気早な性格
    これらを持つ人が、陰謀論を信じやすくなるのだと思う。

    両方の特性を促進しているのは、SNSや動画配信プラットフォームではないだろうか。つまり、常に他者と表面上の優位性を競わされ、短い間隔で次々と新たな情報をインプットさ

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    2025年03月15日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    難解。第三章の「幸せとは」の部分の展開は興味を持てた。幸せは状態と理念といった辺りは読むのを止めて考えさせられた。

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    2024年11月03日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    自分には難しい内容でしたが、多面的に考えるよい機会になりました。相手や社会から押しつけるような話があったとき、一度立ち止まって考えてみようと思います。

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    2024年05月29日
  • 〈私〉を取り戻す哲学

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    哲学系の書籍を読んだり、勉強したことがほとんどなかったため、出てくる単語や概念を頭に入れることに終始していたが、哲学に興味を持つよいきっかけになる一冊であった。現代思想の基本的な事柄について詳しく丁寧に書かれており、デカルトの哲学との関係性や、構築主義や相対主義、ポストトゥルースの落とし穴を理解することができた。
    構築主義や相対主義が蔓延している現代に生きる私たちが私を見失わないためには、私という確かな存在を持つこと。サイバースペースでは、自分を都合の良いように取り繕うことで私という存在が私から離れていってしまう。そのためには、取り繕いたい自分の内面も相手にさらすことが時には必要である。それは

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    2024年01月25日
  • 新しい哲学の教科書 現代実在論入門

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    思弁的実在論の提唱者であるカンタン・メイヤスー、オブジェクト指向存在論を構築したグレアム・ハーマン、『なぜ世界は存在しないのか』の著書で知られるマルクス・ガブリエルに加えて、文化相対主義に抗して普遍性を擁護する試みをおこなったテイラーとドレイファスの思想を、わかりやすく解説している本です。

    著者は、これらの思想家たちによって提唱された実在論の意義を、「高さ」(超越性)と「広さ」(普遍性)という二つの側面に注目することで考察しています。メイヤスーは、われわれが思考と存在の相関関係にのみアクセスできるというカント以降の「相関主義」を批判し、実在にかんする理説を復興させる試みをおこないました。著者

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    2021年02月22日
  • 新しい哲学の教科書 現代実在論入門

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    マルクス・ガブリエルの「新しい実在論」って、なにが新しいのかわからんな〜と思いつつ、読んでみた。

    「実在論的転回」は、ガブリエルだけではないとは聞いていたけど、違いがよくわからなかったんだけど、メイヤスとか、ハーマンとか、いるわけですね。そして、それぞれの主張の概要もわかった。

    ポストモダーンの哲学がもたらした相対主義、「正しさ」はないという袋小路を乗り越えたいという動機はすごくわかる。

    でも、それは単純に実在論にもどればいいというほど単純なものでゃない。ポストモダーンでは批判されてきた「実在」をもちだしても、それはポスト・ポストモダーンな議論にしかならないな〜。

    なんだか、ポストモダ

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    2020年08月15日