有川ひろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりの有川ひろ。
いや〜、有川ひろ節全開で宝石のことなんて、ちっとも分からないけど、最後まで楽しく読めた。
横浜で三代続いた宝石商の嫡男・大江頼任と、彫金を家業とする職人の娘・黒江彩。
最初のデートで頼任が贈ったリングを突き返してから、二人の関係は「メシ友」と「恋人」の間で謎のまま。
頼任の店のお得意様のブライダルジュエリーのオーダーを皮切りに、クロエがジュエリーデザインを引き受けるようになってから、二人の関係性が変わっていく。
アクセサリーなんて1ミリの興味もないから、最初は専門用語が多く、何のことやら???だったけど、頼任と彩や「アルマ」の店員や訪れるお客様とのやり取りから、宝石に対する愛情が感じられ、意味分からなくても、読み終わった後、思わず笑みがこぼれた。
アクセサリーに詳しくなくても、各章の最後に出て来たアクセサリーのイメージイラストとQRコードが載っており、QRコードを読むとインスタで現物が見れると言う、何とも優しい仕様。
興味なくても、インスタ見ると、ちょっとアクセサリーが欲しくなる、そんな工夫も良かった。 -
Posted by ブクログ
コロナ禍の自粛期間中に読者から募集した「物語の種」を、著者の有川ひろさんが芽吹かせた短編集。
宝塚成分がやや多めですが、有川さん自身も宝塚初心者(『Mr.ブルー』著者からひとこと より)だそうで、登場人物の口から予備知識ゼロでも理解して読める程度の解説が受けられるので置いてけぼり感はありません。
唯一気になったのは、登場人物のモノローグ(一人称視点)が中心なのに、地の文が「彼」「彼女」など三人称で進むことの違和感。
序盤は馴れなくて少し戸惑いました。
とはいえ、疾走感のあるストーリー展開と軽妙な掛け合いは有川作品ならでは。
他作品に比べて少々お口が乱暴なのはコロナ禍のフラストレーションが影響したのかなー、と勝手に推察しながらサクサク読み進めることができました。 -
Posted by ブクログ
宝塚に興味がわきました。
これ、読んだら間違いなく宝塚に興味がわきます。
わたしは全く宝塚とか見たことがないんですけど、ちょっと公演とか、DVDとかもあるんですかね?見てみたくなりました。
そしてダリアジェンヌ。これも興味がわいて調べたら本当にあって!クリーム、わたしも欲しいなぁ。確かに宝塚の方が使ってるものなら使ってみようかな、って思いますよね。綺麗な方たちが使ってるんですもの。
ダリアジェンヌはなにかを頑張ったご褒美に買おう♡
この本とは関係ないんですが、以前SNSで宝塚の公演に行くためにダイエットしたっていう投稿見たんですよ。びっくりするくらい痩せてるんですよ、8キロ減ったとか。皆さん、自分の健康のためとかでなくて、推しの宝塚の方のお目汚しになりたくないから痩せる、醜い自分が推しの視界に入らないようにするための最大限の配慮らしいです。
宝塚、偉大すぎる……! -
Posted by ブクログ
去年から急にキラキラジュエリーに目がなくなった私にぴったりな作品。たくさんの鉱物の専門用語オンパレードで、画像の検索をしながら読みました(笑)。
たしかに、石の希少性と美観は必ずしも一致せず、自分の好みで石を選ぶのがよいなぁ、と改めて認識。誕生石も誰かが勝手に決めただけだから、あんまり気にしなくてよいと個人的には思っているけれど、どれにしたらいいか選べない人にはいい指針なのかも。
有川ひろさんの作品は初めてで、こんなライトノベル風味な小説を書く方なんだなぁ…と思いつつ、テンポよくすいすい読み進めました。オオエくんが、ボンボンの割に口が悪いのがやや違和感ありつつ…。。
毎章、クロエが作った作品の実物ジュエリーのQRコードがあるのが分かりやすくて素晴らしい仕組み。
宝石好きにおすすめ。