有川ひろのレビュー一覧

  • アンマーとぼくら

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    大好きな有川さん!
    最初は所々なんなんだろうと思わせるような生きてるのか死んでるのか分からないぼくとおかあさんのお話。親子の旅の終わりごろ目頭が熱くなってきて…。ハートフルなお話だったなあ。沖縄行ってみたいなあと北海道に住むわたしが思った本だった。
    最近親戚や家族を亡くす事が多くて、そういう年だから仕方ないけど、それもあってか様々なシーンで泣きそうだった。

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    2025年07月10日
  • イマジン?

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    映像関係の仕事にあこがれた青年が、やっと映像関係の現場の仕事に働くことができ、いい映画・ドラマを作ろうと頑張る物語。
    有川さんの作品は純粋で読んでいて気持ちがいいから大好きです。

    今回も概ねすっきりとした話でとてもよかった。
    過酷な現場だけどイマジンして、乗り越えていくことろ
    いい現場・悪い現場も両方描写していること
    強面だけど、性格はかなりいい社長・先輩

    少し残念だったなっと思うのは、終わりの東京ロングデーのシリーズが、続編決定されずに悲しい雰囲気で終わってしまったことかな。
    良井の幸へのストレートな愛の表現は面白かったけど。
    惚れました。嘘です。ずっと前からです。
    っていう感じ面白かっ

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    2025年07月09日
  • みとりねこ

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    旅猫レポートの外伝を含む短編集でしたがどれもいい話だなと思いました。人にはペットたちのホントの気持ちはわからないのだけれども登場するニャンコたちのように注いだ愛情はきっと伝わっていると信じたいと思いたいですね。

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    2025年06月28日
  • アンマーとぼくら

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    何者なのかさえわからないまま、ストーリーが始まっていく。
    わかっているのは、沖縄という場所だけ。
    沖縄の独特な食文化を絡ませ、観光名所と共に辿る過去と今。

    子供以上に子供な父と、亡くなった母。母が亡くなって1年ほどで再婚して出来た、新しいおかあさん。
    それぞれが抱える思い、葛藤、遠慮、配慮。

    父はあまりに弱すぎて、現実から逃げているようにしか思えないけれど、家族みんなを「愛している」のは本当で真実で。
    父とおかあさんが沖縄の土地を尊重し、敬っていたから、過去への旅も許してもらえたのかもしれない。

    父から子へ、子から孫へ。
    受け継がれるものはあるけれど、血だけが家族を繋ぐものではなく……。

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    2025年05月12日
  • みとりねこ

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    こんなの泣かないわけがない。
    『旅猫リポート』と『アンマーとぼくら』が未読の人は、先に読んでからをおすすめします。
    どちらも大好きな作品です。

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    2025年04月15日
  • みとりねこ

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    『旅猫リポート』の外伝を含む猫が中心の物語。
    タイトルでもある「みとりねこ」の物語は最後の数ページでじわっと悲しくなって涙した。
    ただ、個人的には「シュレーディンガーの猫」がお気に入り。個性が強い新米のパパとママのやりとりで思わず笑ってしまう。特に奥さんの方は気が強く鬼嫁、とかよりも軍曹!と呼びたくなるような人。性格が全然違う2人でも、猫と赤ちゃんに対する愛がたっぷり感じられて温かい気持ちで読み終えた。

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    2025年03月27日
  • みとりねこ

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    ネタバレ

    読みやすくて面白かった。
    猫にまつわる話が詰まった短編集。
    旅猫リポートの外伝が2作入ってるのが嬉しい。1つはハチが引き取られた先の話で、もう1つが作中で描かれなかったナナのお見合いの話。どっちもめちゃくちゃ面白かった。1つ目の方ではハチ目線で語られてて本編で読んで時と印象が違って面白かった。徐々に悟の事を忘れてたハチが悟の名前を聞いて思い出してくれたのが嬉しかったし、悟を迎えに行くために散歩をするようになって、そこで事故にあってしまったのが悲しくてめっちゃ泣いた。
    2話目も良かった。悟の人柄の良さとかがいっぱい描かれていて本当に優しい奴だなって思った。悟がずっと大事にしていた写真のエピソード

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    2025年03月23日
  • アンマーとぼくら

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    沖縄に里帰りした主人公は育ての母とともに沖縄の観光地を巡る。産みの母をないがしろにされるような不快感を感じていた幼い時の記憶と、それでも育ての母や父に愛されていた日々を思い返す。

    家族の愛を感じられる物語。幼稚で無邪気な父と素敵な2人の母に恵まれつつも複雑な心境になる少年が描かれていた。そして、切ないエンディング。日頃から感謝を言おうと思える1冊。

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    2025年03月14日
  • 塩の街 ~自衛隊三部作シリーズ~ 5巻

    購入済み

    絵も綺麗で読みやすく記憶にのこる仕立てになっています。
    新刊を買うたびに前巻を読み直すのですがこちらは読み直さずとも覚えていました。
    しかし、築25年はそんなにボロじゃないとおもう…築50年木造ならまだしも。
    そこだけ違和感がありました。

    #胸キュン

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    2025年03月10日
  • アンマーとぼくら

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    家族愛が詰まった物語。
    文字だけでたくさんの沖縄を感じられた。
    お父さんが子供すぎてイライラするけれど、それだけ純粋に人を愛せるのは羨ましくも感じた。

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    2025年03月02日
  • みとりねこ

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    猫を飼いたくなる
    と同時に猫が亡くなってしまった後の喪失感も怖くなる
    でもそれ以上に、猫と過ごせる毎日に憧れてしまう

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    2025年02月26日
  • イマジン?

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     「空飛ぶ広報室」を書いた作者が小説からTVドラマや映画に描いて行く中での裏側の様子を描いており、天候やロケ現場の近隣での工事で発生するノイズなどに降り惑わされやすい事が描かれていました。

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    2025年02月24日
  • イマジン?

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    有川ひろ(名前変わったんですね)さんらしい素直な人達のまっすぐな話でした。
    映画やドラマの裏側?みたいなことも知れたし満足でした。ただ、ちょっと綺麗すぎる気が、、、

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    2025年02月20日
  • みとりねこ

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    「旅猫レポート」を読後、そのまま手に。
    続篇である外伝が2話あって、気になっていたハチのこともわかったし、旅猫リポートにででこなかったもう一人のナナのお見合い相手も登場。

    切なく泣ける話
    心暖まるお話もある短編集。

    「みとりねこ」という名の通り飼い主の看取りを全力でしたのは、「旅猫リポート」のナナだ。
    だけど、この本を読んで飼い猫達はみんな飼い主を看取りたいと思いながら暮らしているのかも…と思った。

    ヒトは長ければ100年近く生きる生きものだけれど、野良猫は5年、飼い猫でも15年ほどの生命。
    ヒトは歳を取るとペットの世話ができないからと、高齢になってからペットを飼わなくなるものだ。
    だか

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    2025年02月08日
  • みとりねこ

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    短編集ではあるけど、安定の有川さんのほっこりした話。動物視点なのも面白い。老犬を飼っている身としては胸がキュッとなる話もあったけど、それも含めて、誰の人生にも起こり得る話を軸に、悲しさだけで終わらせないお話がたくさんあった。

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    2025年02月05日
  • みとりねこ

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    ネタバレ

    ねこちゃんが可愛い!
    いやあ、ねこ好きのツボを的確についてくるその手法、流石です^^

    短編集。もちろんネコとその家族の人間とのお話なのだけど、一冊通して、生と死がテーマのような気がする。
    猫の生死もそうだし、人の生死もそう。
    最初のニ編が猫旅リポートの外伝なのもその感を強くする。

    でも、どのネコも優しいんだよなあ。ハチもナナもスピも浩太も、みんな大好き。
    こんな子がうちにも居たらなあと思ってしまう。
    どこかに居ませんか?

    久々の有川さんだったのだけど、しっかりと有川節を堪能させてもらった。良き。

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    2025年01月23日
  • 倒れるときは前のめり

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    著者人柄と地元の高知を少しだけ知ったきになれた。連載を持つような人は、映画紹介をよく依頼されるのだろうか。所謂エッセイや小説よりも読むのに力を入れる必要があったが、書くにはその何百倍も必要なんだろうと思った。
    官能エッセイと巻末の小説はやっぱりぐっときた。
    ふたたびも楽しみ。

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    2025年01月20日
  • イマジン?

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    映像業界の舞台裏を描いたストーリー。主人公含め、殿浦イマジンのメンバーが魅力的だった!続編ができたら読みたいくらい世界観に引き込まれた。有川作品、映像化が多い印象なので、配信の連ドラとかで見てみたいなと思った。

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    2025年01月12日
  • イマジン?

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    やっぱり有川浩のお仕事小説は素敵だなぁ。
    こんなにもたくさんの人が関わって映像作品はできているんだと、当たり前のことながら全く意識していなかったので新鮮で、興味深かった。
    有川浩のあの作品じゃん、みたいなのがゴロゴロしていて、その小説をまた読みたくなっちゃった。
    きっと自分の作品が映像化されることで感じたリアルな気持ちややり取りが反映されてるんだろうけど、どこまでリアルでどこからが創作なんだろうと思いつつ、有川浩はその境目が上手いよなぁと改めて思った。嫌な思いをする原作者さんが少しでも減りますように。
    原作の映像化、私は苦手で、有川作品はわりといい映像化が多くてわりかし見てるけど、「いやこのキ

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    2024年11月26日
  • みとりねこ

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    猫と人との愛情あふれる感動的な短編集、全7編。
    猫と人との絆や命の儚さ、愛の大切さを考えさせられた。

    表題作の『みとりねこ』は、猫の浩太(こうた)と飼い主である桜庭家の次男、浩美(ひろみ)の心温まるストーリー。

    猫の浩太は、浩美よりも1日でも長く生きたいと願い、そのために肉球はんこの練習に励む。
    その拇印に隠された思いには、多くの人が心を打たれるだろう。
    猫と人の時間は異なる。

    生命の短さや、かけがえのない猫たちとの日々の思い出を通じて、私たちに何が大切かを問いかける内容になっている。

    さらに、前作『旅猫リポート』のキャラクターたちが再登場するのが懐かしい。

    この作品は、それぞれの短

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    2024年11月24日