【感想・ネタバレ】イマジン?のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ゴジラに見下ろされながらはじまった物語が、ゴジラに見守られながら締められるのが最高に気持ちいい。
映像業界を舞台にしたお仕事小説。
会話のテンポとノリがよくて、分厚いのにぐいぐい読める。
特にイーくんがさっちゃんに恋心をこぼしたときの2人のやり取りがべらぼうにかわいくて面白くてハッピーです!
イマジンの大切さと、情熱の尊さを思い出させてくれて力を貰える物語。

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2023年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映像制作の裏側の面白さも大変なところも書かれていて、読んでいてとても楽しかったです。主人公の性格に現場の空気が変わっていくところが好きです。
良井たちがこれからを見てみたいです。

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2023年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わったあとにものすごく映画やドラマが見たくなった。
空飛ぶ広報室も植物図鑑もまだ見てないのでこれを機会に見てみようと思った。
パワハラセクハラ腰巾着野郎達は生々しくてだいぶイライラしてしったけど最初と最後に出てくるゴジラヘッドの変わらさと立ち位置が変わったイー君に自分の中でも日々成長したいという気持ちがフツフツ湧き上がるのを感じました。

これこそ続編があれば読みたい。

そして観る権利、観ない権利は今後の漫画、小説の実写、映像化においてものすごく大事にしたい言葉だと強く心が打たれました。

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2023年07月22日

Posted by ブクログ

読書初心者でも夢中になって読める小説でした。
無理な設定や現実離れしてる感じもありませんでした。
読み始めてから1度読むのを止めてしまいましたが、間が空いてからでもどんな登場人物だったか覚えていられるくらい、頭にも入りやすい内容でした。
登場人物のキャラクターも分かりやすくて、楽しく想像できながら読めました。
読み始めから終わりまで、終始心地良さを感じてよめていました。

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

将来の夢だった映像業界。新卒で入った会社が計画倒産し、その悪評でどこにも入れなかった良井はアルバイトで制作会社に飛び込んだ。
イマジンしながら奮闘するパワフルなお仕事小説。

とても読みやすく、一気に読んでしまった。
ドラマでも映画でも一つの作品を作るのにいろんな人が携わって色んな困難を乗り越えて作っていることが伝わった。
想像力を持って仕事をしていこうと思えた。

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2023年04月10日

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少し分厚くて、最初はあまり進まなかったけれども読んでいくうちにだんだんと引き込まれていました。

映画、ドラマなどの裏側という、今までで気にしたことがないことの仕事のことにスポットが当てられていてこういう風に作られているのかということに気付けた。
 
何よりも主人公だけでなくて、周りのキャラクターが個性的でおもしろみがあってすごくおもしろかったです。

状況に合わせて、イマジンをしていこう

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2023年03月06日

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安定の有川ひろさん。気付いたらぐっと引き寄せられている。
これまで数々の作品が映像化されてきて、撮影現場などもいくつも経験されてる有川さんだからこそ書くことができる映像制作の現場の話だとおもった。「倒れるときは前のめり」でも書かれてたと思うけど、「観る権利と観ない権利」本当にまさしくその通りで、やっぱり響いた。
どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクション混じってるのかと考えながら読んでしまうくらいとてもリアル。
有川ファンならうなづいたり思わずクスッとしてしまいそうなネタも随所に散りばめられていてとても良かった。

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2023年03月04日

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お仕事モノ小説を久しぶりに読みました。
20代の青年が夢を見つめ直して再スタート。映像業界のいいこと悪いことと向き合って、先輩の励みや頑張りを見て成長して行くストーリー。
しっかりとした脚本パートと軽快な会話、各章でグッとくる展開があり、スムーズに読みすめられました。

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2023年02月12日

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会話が多く、テンポがよい。

5つの現場のエピソードが収録されている。

殿浦さんと佐々さんがかっこいい大人、尊敬できる上司。

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2023年02月11日

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軽やかなテンポで楽しく読める、有川ひろさんらしいお話でした。
いいキャラクターばかりだし、あちこちに遊びがあります。

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2023年02月01日

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 人を成長させる組織「殿浦イマジン」魅力的な会社ですね。
 見返りを求めないプロフェッショナリズム、仕事の成功への主体的なイマジン、この連鎖が職場のメンバーの絆を強くし、組織を魅力あるものにしていますね。
 人材育成、良い組織作りとして学ぶべき事が多い小説でした。良井くん、良い職場を見つけましたね!

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2024年02月03日

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イマジンのメンバー最高です。
私はワタさん推しです。
いーくんのようには立ち回れない。
有川浩さんの言葉選びには毎度感嘆させられてます。
普段から、こんな言葉がスルスルと出てきたらいいのに、、、

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2024年01月26日

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「この人、気が利かないな」と思ってしまう人がいる。
「仕事できない人だな」と思わせる人がいる。
この人たちに共通しているのは想像力のなさだ。
「このタイミングでこう動いたら彼はああ言うだろうな」「この文面のメールを送ったらこう返信が来るだろうな」「ここで怒ってみせたら彼らはこういう反応をするだろうな」などと、これから起こるであろうことを想像できる人とできない人の違いが、冒頭の評価に繋がる。

登場人物の心の機微を描かせたら有川ひろの右に出る作家はいない。彼女は実に繊細に心模様を描写する。だから読者はいつの間にか心がシンクロして感情移入してしまうのだろう。
この作品は、イマジン=ただの「想像する」ではなく、どういう未来(数分先でも数年先でも)を想像してどうやってそこへ向かうか、意識的かつ積極的に「想像を働かせる」イマジンだ。

相変わらず有川ひろの作品は読後がとても爽やかで気持ちがいい。

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2023年12月04日

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ゴジラの映画に地元別府の風景が写ったことで映像業界を目指した良井良助、念願の映像業界の会社に内定したが、会社は出社前にトンズラしていた。業界に多大な迷惑をかけた会社の関係者(?)というだけでイイは映像業界へは入れなかった。イイの強面先輩の佐々に誘われ、手伝った仕事が「天翔ける広報室」の撮影現場を支える制作会社の殿村イマジンだった。
イイは明るさと元気さで現場の空気を浄化し憧れの喜屋武七海とも出会え、殿村イマジンで働くことになる。

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2023年12月04日

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映画の制作会社の人たちが、現場を走り回りながら、さまざまな作品を作り上げて行くお話。
多くの人が関わって、我慢して努力して奔走して…そうやって素晴らしい作品が出来上がっていく様子に感動した
有川先生の作品が好きな人は、ぜひぜひ読んで欲しい!ところどころに有川先生の他作品が出てきて、ワクワクが止まりません!

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2023年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2023.10.06
ハリーポッターの幕間ですらも読んでしまった
つくづくお仕事小説が好きなんだなぁと思う
そして、有川ひろが好きだ。
こんな風に誇りと腕をもって熱く仕事がしたい

ーはい、カット!もっかいちょうだい!
俺たちが聞きたいのは、すみませんじゃアないんです。俺たちは、あなたを支えたことが誇りなんです

救われた今日に尽くすことが、いつかの明日をまた救う。
自分たちの仕事は、そういう仕事なのだ。

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2023年10月06日

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熱い!なんだか小説が眩しいほどキラキラしてる!
プラス、真っ直ぐで純粋なイーくん。
若さかなぁ〜

もうこういう小説にのめり込める程若くないのでずっと客観視しながら…でもたまにはこんな爽快感もいいなぁ〜と楽しんだ読書時間。
有川ひろさん、4冊目かな?
個人的に「空飛ぶ広報室」の印象が強い作家さん。
本作といい、「空飛ぶ広報室」といい、この類の雰囲気は有川ひろさんの良さだなぁ〜と納得しつつ浸らせてもらいました。

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2023年08月24日

Posted by ブクログ

爽快感のある作品!
新しいことを始めたい時、エンジンをかけるにはもってこいの作品だと思います。
著者の過去作品が出てくるところも面白かったです!
映像作品の観方が変わります。

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2023年06月19日

Posted by ブクログ

映像制作会社のお仕事小説です。 映像制作のお仕事は大変そうだというイメージがありましたが、ここまでたくさんの人が熱意を込めて一つの作品を作っているとは。。 映像化の見る権利、見ない権利の部分はぐっときました。私自身、批判などはしないようにしていますが、知らず識らずのうちに誰かが一生懸命作ったもの、楽しみにしているものに水をかけないようにしないとなと改めて思いました。 トラブルもイマジンで乗り切る!元気をもらえる作品でした。

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2023年06月08日

Posted by ブクログ

映像制作に携わる人たちを描いた話。
はっきりとした名前は出てないが、これは絶対有川さんの作品をモチーフにしたものだなと言う作品がいくつか出てきていた。
以前エッセイで読んだ有川さんの言葉も作中に登場したりして、現場にリアリティがあるシーンがかなり多かった。
だからこそ話がイキイキとしていて読んでいてワクワクしたし、楽しめた。

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2023年05月07日

Posted by ブクログ

エネルギッシュな主人公を近くで傍観しているような感覚になれて面白かった。
自分の気持ちを隠さず素直に出してくるあたりが若者らしくて、自分もそんな頃があったなぁと懐かしかった。

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2023年05月06日

Posted by ブクログ

有川さんの本、久しぶりに読んだ気がするけど、清々しくってやっぱり良い。
映像製作の現場が舞台。出てくる作品には、有川さんの「空飛ぶ広報室」っぽいのがあったりと、その点でもなかなか面白い。
映画とかドラマの裏側ってこんな感じなんかなぁと思いながら読みました。

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2023年04月12日

Posted by ブクログ

イー君は、若いうちにきちんとした大人に会い、同僚に恵まれてよかった。この人たちといる限り道を踏み外すことは無い。
この物語も、他社の人の視点で見れば、もっと息苦しい展開になったと思う。嫌な大人の下にも部下がいて、毎日かかわりあって生きていかなければならないのかと思うと悲しくなった。
それぐらい、イー君は人に恵まれている。
人生は、本人の努力と運で出来ているのかなと思う。

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2023年03月24日

Posted by ブクログ

映像制作の現場を描いた、お仕事エンタメ小説。
全てが上手くいくわけではない。
どんなに頑張っても、悔しい思いや辛い思いもする。
「報われない」と言った良井に、「報われることを期待するなら今すぐ辞めろ。支えることに徹しろ」と殿浦に言われる。
プロフェッショナルだなぁ。
ただ、殿浦はその後のフォローをしっかりする。
だから社員は付いて行く。
結局は「人」なんだよなぁ、と思う。

ネット注文したので、届いた時にはその分厚さにひるんだが、面白く、楽しく読めた。

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2023年02月25日

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有川さんの作品は台詞が生きていると思っている
少し物足りないかなと思い、読み進めていたけど
物足りなさを感じなくなった頃には
登場人物と一緒に鳥肌が立つほど、のめりこんでいた

撮影玄蕃の末端に関わったことがあるので
クスリと笑える場面、もどかしさを感じる場面もあった

読後の清々しさはやはり、有川ひろさんワールドだと
思った

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2023年01月22日

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一度立ち止まって考えてみる。状況を踏まえて想像してみる。その大切さを改めて実感しました。
私も後先考えず、思いつきを言葉にしてしまうこともあるので、相手のことを考え、今1番ベストなことをできる人になりたいと思いました!

イマジン?想像してみたらどうなる?ってことなのかな。

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2023年01月22日

Posted by ブクログ

何だろう。作者の心が詰まった本なのかな、というのがまず初めに思ったことだった。暫く有川ひろ作品を読んでいなかったが、久々でも相変わらずの打てば響くような、映像が思い浮かぶようなテンポ。
主人公である良助が、というより、一つ一つのエピソードに、その中に出てくる台詞に、作者が大切にしたい想いみたいなものが散りばめられているのではないか、と思うストーリーだった。それは、そうだったらいいな、という私自身の希望もあるのかもしれないけど。
作品を作り上げていく人々の強い想い、真摯な姿が現実にもあるのだろうし、そうあるといい。
そして良助ぜひとも幸せを掴んでほしい。

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2023年01月21日

Posted by ブクログ

するする読めて元気をもらえるお仕事小説。
元気系でありながら無鉄砲すぎず、イマジンを働かせるのが美味いイーくん、この物語の主人公として完璧。ひたすら素直で相手を警戒させない人たらし能力は、この業界でなくともめちゃくちゃ重宝するやろうな。
有川ひろ作品は周囲に出来た大人が多いぶん、悪役キャラとの人間性の落差にうっとなる(胃もたれする?)時があるけど、この作品ではあまりそういう感覚にはならなかったかも。イーくんがわき目をふらずに仕事に打ち込んでるからかな?
いくらでもシリーズ化できそうなので、次はホラー映画と漫画実写化と日曜劇場を題材にして欲しいなあ。

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2022年11月09日

Posted by ブクログ

制作会社のアシスタントになった若者の成長物語。「空飛ぶ広報室」(新垣由衣主演)などの自作映画化の制作現場を題材に、共同作業の現場を描く。監督とのかかわり、制作現場の舞台裏などの中で奮闘する青年。想像力で気を利かせて行動!

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2023年02月17日

Posted by ブクログ

文庫で読みたい派の私が、文庫になるのをずっと待っていた作品。やっと読めました。
ドラマの制作部をやっている知り合いが有川先生にネタを提供したと聞いていてとても気になっていた作品。

映像業界に身を置いてる身としても、分かる分かるもいやいや〜も、作品として楽しめました。映像化してほしい。

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2023年01月22日

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