石井美保のレビュー一覧
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購入済み
洗顔方法がわかりやすい
こすらないように洗いましょう、とはよく聞きますが、具体的にどうすればよいのかわかっていませんでした。
この本では、こすらない洗顔についてやり方を細かく解説しています。
泡立てるだけでなく、手の動かし方やすすぎ方まで載っているので役に立ちます。
ただ、化粧水以降のスキンケアについては疑問が残る部分も多いです。
商品の紹介についても、こういう成分が入っているからこれがいい、等の根拠はあまり書いていません。
良くも悪くも全体的に雑誌の特集のような感じです。
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Posted by ブクログ
コロナ禍で家にいる時間が増えたので、ちょっとはちゃんと肌の手入れをしようかと思って読んでみた。
予約の取れないという、人気のエステサロンを経営している美容家がスキンケアについて書いた本。
書いてあることを全部やった訳ではないが、できる範囲でやってみたが、やはり1週間では変わったとは思えない。紹介されている商品を使ってみたりもしたが、あまり効果があったとは感じられなかった。すべての商品を試すのは難しいし、生活リズム、肌質もそれぞれなので、万人に効果が表れることはないだろう。
こすらない洗顔の仕方や、家にいるときでも冬でも日焼け止めを塗るなどは、他のスキンケア本でも紹介されていたので、1か月ぐ -
Posted by ブクログ
松村圭一郎の贈り物と負債、を読んだ(第6章)
商品交換と贈与交換は分離された営みではない、というのが面白い。そのやりとりの中で、モノは意味や価値を変化させる。どこでも売られている商品でも、親族の遺品だと故人を偲ばせる大切な形見になるし、有名人の持ち物はありふれていても高額オークションの対象となる。モノは、いろんな履歴を辿る。このモノの意味や価値の変遷に注目したのがイゴールコピトフだ。彼はモノがかけがいない交換不可能なものといつでも交換できる商品という2つの極のあいだを動く、と指摘した。
私達社会の人間関係は、特定のモノのやりとりをするからこそ人間関係として維持される。
家族は何もしなくても