もちぎのレビュー一覧
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とても良かった。実体験を綴ったゲイもちぎさんのエッセイ漫画。毒親に育てられた過去など壮絶な人生を歩んでいるはずなのに、本人はそれを受容して前を向いて未来に向かってる様子からは暗さなんて微塵も感じられなく、こっちに勇気が湧いてくる。人生5週目くらいのような俯瞰してメタ認知してるもちぎさんの言葉はどれも...続きを読むPosted by ブクログ
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「まるで異性愛者の反対側に 同性愛者がいるような感覚で」
「みんな性の話ってセックスの行為だけに目が行きがちだけど 結局はコミュニケーションのあり方の一種なのよね」
なるほど、と思った。自分の偏りに気付かされる本。何の偏見も持たずフラットに自分とは違う性のあり方を持つ人と関われるだろうか、と少し不...続きを読むPosted by ブクログ -
もちぎさんの最新刊で試し読みも長めでしたがやはり買わずにいられない。どの世代の方でも楽しめる話になっています。
ネコーハイとおじいの話がメインとなりさらに二人の人柄にも触れて、心がほわっとなりました。
ちゃんとオチもあって楽しめます。
LGBTの事はまだまだ世の中では受け入れ進行中だけ...続きを読む -
なんというか、自分が知れない世界を知れる。
確かに、エッセイは著者の主観が多いけれど、もちぎさんのはマジョリティな主観に感じるし、悪を感じさせない。 悪口だらけの攻撃的エッセイもあるからね。 あれは、あれでいろんな人の考え方を知ることができる。Posted by ブクログ -
ゲイのエッセイは数少ないので、印象的だった。内容もおもしろい…のに、絵が気になった。色があるべき部分がただシャッシャッと斜め線で適当に描かれてるだけ。学生のラクガキじゃないんだから…。絵が上手とか下手とかの問題ではなく、ただ雑。編集さんとか、誰も指摘しなかったのだろうか。もったいない。
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前からこの本の存在は知っていたけど、絵や表紙からどうかなぁ…と買わなかった。 緊急事態宣言で、いつも行ってる商業施設の書店が閉まり、あまり行かない書店で1話試し読みがあり、読んでみたところ、「すごい本だ!」と感じ購入。 シリーズで、出ているみたいなので買っていきたい。 歌川たいじさんにしても、ゲイ...続きを読むPosted by ブクログ
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むっちゃ読み応えがある、人間関係の哲学書。
著者の方は、人を観察して分析して、漫画や文章に落とし込んで表現することが、鋭く上手いと感じました。上の星を30個つけたい…!
ゲイバーでのお仕事や人間関係を記録していて、思考を再表現して、作家として活かすこと…真似は難しいかもしれないけど、経験をコンテ...続きを読むPosted by ブクログ -
むっちゃ読み応えがある、人間関係の哲学書。
著者の方は、人を観察して分析して、漫画や文章に落とし込んで表現することが、鋭く上手いと感じました。上の星を30個つけたい…!
ゲイバーでのお仕事や人間関係を記録していて、思考を再表現して、作家として活かすこと…真似は難しいかもしれないけど、経験をコンテ...続きを読むPosted by ブクログ -
LGBT、DV、風俗といった主題がありながら、漫画としても面白い。これを読んで、世界の見方が広がったし、もちぎさんのことが更に好きになった。Posted by ブクログ
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タイトルからすると性的マイノリティの主張が強いような作品を想像するかもしれませんが、より広く、ジェンダーの問題(男性らしさ・女性らしさ)や、家族についての問題まで語られています。下ネタも含みますが、全体を包む空気があたたかい。もちぎさんに幸あれ
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他のサービス業ではお客さんの立場が上で横柄な態度をとられることも多いが、ウリセンではキャストはアイドル的な存在でちやほやされることが多い。
そのことも一度ウリセンをやると他の仕事に戻れない理由の一つである。Posted by ブクログ -
別の本やTwitterでもちぎさんの話は読んでたけど、これはさらに、ゲイやゲイ風俗について、LGBTなどについて、深く突っ込んだ話。もちぎさん本人以外は少し前の少女漫画のキャラクターみたいな絵。自分ではわりと読み易いし内容はすごく考えさせられる。Posted by ブクログ
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突如としておすすめに上がってきたこの本。
イラストが少しシュールで足踏みしたが、コピーが気になって買ってみた。
絵の作風自体は決して上手いとはいえないが、逆にうまかったら母親との関係性を描いたところは苦しくて読めなかったかもしれない。
内容は重い部分もあるのだけど、あの独特な風貌のキャラクター...続きを読む -
Twitterかなにかで、チラッと読んで気になったので購入してみました。
絵は別にすごい上手いというわけではないけど、読みやすいし、なにか胸にくるものがありました。
いろんなことを経験し、辛いことや苦労したことはネチネチと描かないで淡々と書いてたので重い気持ちになると言うよりも、私には心に響く言...続きを読む