感情タグBEST3
すげぇ似たような境遇で自分を重ねてしまった。主人公の思い切りの良さを見習いたい。未だに誰にもカミングアウトできてないが、許されたような、背中を押してもらえたような気がした。男だから女だからということは抜きにして色々な人に読んで欲しい本です。認めて欲しいとは言わないけど、否定はして欲しくはないな。こう...続きを読むゆう本を大学とか高校で教科書に載ればいいのに。または教材として活用してほしい。
こうゆう本待ってたよ!本当にありがとう
Posted by ブクログ 2022年04月24日
とても良かった。実体験を綴ったゲイもちぎさんのエッセイ漫画。毒親に育てられた過去など壮絶な人生を歩んでいるはずなのに、本人はそれを受容して前を向いて未来に向かってる様子からは暗さなんて微塵も感じられなく、こっちに勇気が湧いてくる。人生5週目くらいのような俯瞰してメタ認知してるもちぎさんの言葉はどれも...続きを読む心に刺さり、相談しているこたちが晴れ晴れとしてくところがいいなぁ。めちゃくちゃ人間性ができていてリスペクトしかない。こんな人に出会えたら人生きらびやかになりそう。
Posted by ブクログ 2021年05月14日
前からこの本の存在は知っていたけど、絵や表紙からどうかなぁ…と買わなかった。 緊急事態宣言で、いつも行ってる商業施設の書店が閉まり、あまり行かない書店で1話試し読みがあり、読んでみたところ、「すごい本だ!」と感じ購入。 シリーズで、出ているみたいなので買っていきたい。 歌川たいじさんにしても、ゲイ...続きを読むの方は昔からよく考えているのか、自分の思考を絵や言葉にするのが上手い気がする。 もしくわ、ただ才能と努力が重なったのか。 自分の生き方にも、作用してくれる言葉がいくつも出てくる。 私もマイノリティだからか。
タイトルからすると性的マイノリティの主張が強いような作品を想像するかもしれませんが、より広く、ジェンダーの問題(男性らしさ・女性らしさ)や、家族についての問題まで語られています。下ネタも含みますが、全体を包む空気があたたかい。もちぎさんに幸あれ
Posted by ブクログ 2020年09月12日
他のサービス業ではお客さんの立場が上で横柄な態度をとられることも多いが、ウリセンではキャストはアイドル的な存在でちやほやされることが多い。
そのことも一度ウリセンをやると他の仕事に戻れない理由の一つである。
Posted by ブクログ 2020年06月25日
別の本やTwitterでもちぎさんの話は読んでたけど、これはさらに、ゲイやゲイ風俗について、LGBTなどについて、深く突っ込んだ話。もちぎさん本人以外は少し前の少女漫画のキャラクターみたいな絵。自分ではわりと読み易いし内容はすごく考えさせられる。
突如としておすすめに上がってきたこの本。
イラストが少しシュールで足踏みしたが、コピーが気になって買ってみた。
絵の作風自体は決して上手いとはいえないが、逆にうまかったら母親との関係性を描いたところは苦しくて読めなかったかもしれない。
内容は重い部分もあるのだけど、あの独特な風貌のキャラクター...続きを読むが空気を柔和にしてくれてる。
まだ若いのにもちぎさんの言動は胸を打つものがありますね、今後の作品も楽しみです。
Twitterかなにかで、チラッと読んで気になったので購入してみました。
絵は別にすごい上手いというわけではないけど、読みやすいし、なにか胸にくるものがありました。
いろんなことを経験し、辛いことや苦労したことはネチネチと描かないで淡々と書いてたので重い気持ちになると言うよりも、私には心に響く言...続きを読む葉になりました。
LGBTQのこと関係なく、読んでためになる作品でした。
Posted by ブクログ 2019年08月14日
すごく軽い気持ちで購入したけど、
日本のジェンダー差別というか、そういうものを総合的に考えることになった。
もちぎさんの視点はとても優しく救ってくれる。
もちぎさんが女性の置かれている立場についても漫画にしてくれていて感動した。
「一体どれだけ 女ってだけで怖い目にあったり下に見られた不当な扱いを...続きを読む受けたりしてきたんだろう」
こういう風に【異性】に考えてもらえるだけで救われる。
少しだけ、となりの人のジェンダーに寄り添うようになれたらいい。
Posted by ブクログ 2024年01月30日
マイノリティ視点から見る社会を知ることが出来た。
普段普通の見た目の人でも、もしかしたら性的マイノリティなのかもしれないというなんというか視野が広がったような気がする。
Posted by ブクログ 2021年01月24日
分かりやすい語りと、スッキリするオチがテンポよく、一気読み。
リアルではなかなか関われない世界だから、覗けて良い。本当はゲイバーとか行ってみたいけど、完全に好奇心でしかないもんね。
セクシュアリティについて深く考える機会はあまりないけど、それは人間や自分について深く考えてないに等しいのかも??
Posted by ブクログ 2020年05月06日
ギリギリ平成生まれゲイの生きざまを描いたエッセイ漫画。
18歳の頃から男に体を売って生きてきたもちぎ。
毒親の母親の家から飛び出し、以後はゲイ風俗で生計を立てていく。
作者が「年増のオカマ」て書いてあるから初老のおっさんかと思ったらギリギリ平成生まれってまだ30前半だよな。
業界特有の裏話や課題...続きを読むがあって勉強になるし面白い。
ヘビーな話題も多いけど、もちぎのキャラクター性とボケにより楽しいギャグ展開に転化されて重たくなくスイスイ読める。
もちぎが人間関係無双してて、かなりフィクション入ってるんだろうなぁと思いつつも、もちぎ良いこと言うし面白いから良し。
高校のときのゲイ友達、なんてわざわざ自分からBL本持ってきて「マジでホモ気持ち悪りいわ」って心のリストカットしてんの?
流れで話題に乗らざるを得なかったとかならわかるけど…そこまで追い詰められてたってことなんかね。
Posted by ブクログ 2019年08月12日
「人間性」だけで全ての人が社会に存在できたなら、「性別」すらもその人の「個性」の一部でしかない。
本にしてもらえたことで、自分では一生経験できない世界を垣間見させてもらうことが出来た。
色々考える事もあって、良い事書いてあるな……と思ったけど、最後がヒドイ(笑)
でもそれが良い。
Posted by ブクログ 2020年01月04日
母親との衝突、そしてウリ専ボーイになった著者。父親は自殺し、母子家庭で育つも、その母親からは虐待や束縛を受けるという厳しい家庭環境。
親や就職先の上司にゲイだとバレて叱責されるも、強かに自分の性と向き合っていく。
セクシャルマイノリティと一括りにしても、その種類は多様。そして幸せの数も多様。だけ...続きを読むど、同性愛者も異性愛者も関係なく、その人それぞれのセクシャルだったり、幸せの形だったりを受け入れていくことが大事なんだろうと思った。思ったけれど、それは「思う」だけで、それでもやっぱり「自分とは違う」と絶対に遠ざけないか?と問われたら力強くYESと言うことはできないかもしれない。
LGBTのことにあまり関心のない、いわゆる「ノンケ」の方々に「LGBT入門」の一冊として読んで欲しい本ではあった。