くぼあやこのレビュー一覧

  • つぎはぐ、さんかく
    弁当やを営む3人の兄妹が主人公。3人でうまく家庭を回しているが、進路などでぶつかったり。ほのぼのだけど成長もあり、面白かった。
  • 不調ごとのセルフケア大全 おうち養生 きほんの100
    “ビールは、余分な熱を冷まし、イライラを軽減する作用も。適量なら胃腸を元気にしてくれる。”

    “味噌汁を作るときに、ぐつぐつ沸騰した状態でお味噌を溶き入れると、せっかくの菌が死ぬことに。お味噌は火を止めて沸騰が収まってから入れて。善玉菌を生かし、味噌の風味良く仕上がる。”

    などなど。
    今のままでい...続きを読む
  • つぎはぐ、さんかく
    人の優しさが溢れた作品。小さな時からつらい境遇でこうするしかなかった3人が、ちゃんと悲しさと向き合って自立していく様に胸が熱くなった。
  • つぎはぐ、さんかく
    血の繋がらない三人が、それぞれの孤独と過去の精算と未来に踏み出す勇気の入り混じった混沌の中でもがき、絆を確認して歩み出す。とてもいい作品でした。
  • 不調ごとのセルフケア大全 おうち養生 きほんの100
    コロナ禍の健康にも配慮された養生法と共にシンプルなレシピで直ぐに不調に役立てられる家族の健康に有難い本。
  • 不調ごとのセルフケア大全 おうち養生 きほんの100
    病院にかかるほどではない未病に関して、それぞれの症状別におうちでできる養生の方法が分かりやすく書いてあります。ツボ、食べ物、過ごし方…など。また季節による過ごし方や注意も載っていてとても参考になります。辞書的にも使えるし、読み込むのも良いし。暇なときや気になった時にちょっと見て、家族の健康状態も把握...続きを読む
  • つぎはぐ、さんかく
    複雑な事情を抱えた三人、きょうだい三人でずっと一緒に暮らして行きたいと強く思う反面、自立しなければという気持ちとの葛藤が書かれている。三人を小さい頃から見守るお母さんのような優しい優子や気に掛けてくれる店の常連さんに見守られながら頑張っているヒロに感動した。
  • つぎはぐ、さんかく
    なんとなくで読みはじめたら、あっという間に読み終わってた。
    読み終わった後で、帯を小川糸さんが書かれていることを知り、自分の直感が正しかったのだと思った。
    わたしの癒しの本がまた増えた。
  • つぎはぐ、さんかく
    ちょっとわかったような、わからないような不思議な読後感。血縁の家族に恵まれなかった3人が強い絆で結ばれ、自分とは何か、家族とは何か、人生とは何かを、もがきながら探し続けているのかなと感じた。なにせ、中学生と二十代半ばの男女三人。直接的な血のつながりはないけれど、兄弟として身を寄せ合って生きてきた。三...続きを読む
  • つぎはぐ、さんかく
    きょうだい三人だけで暮らし、△を経営している。三人は複雑な事情を抱えている。

    これと、柔らかそうな表紙と文字をみて、児童書だと思っていたら、複雑な家族関係と中3弟の進路など、決して軽い話ではありませんでした。
    何か、為になったとか、心に響いたなどはありませんが、とにかく、花井さんとヒロのことがずっ...続きを読む
  • つぎはぐ、さんかく
    徐々に明らかになっていく歪さと成長の過程を丁寧に描写しつつ、食事などの要素も少し入っているので様々な見所があって面白かった。
  • つぎはぐ、さんかく
    三人で暮らす晴太、ヒロ、蒼。蒼はまだ中学生で、晴太とヒロでちょっと食べることもできるお惣菜屋をやっている。しかし、この三人、なんだか事情がありそうで…。お惣菜として扱われる食品の丁寧な描写と、引っ込み思案と思われるヒロを軸に据えた語りで、三人の関係性や取り巻く状況がわかっていく。瀬尾まいこ、小川洋子...続きを読む
  • つぎはぐ、さんかく
    とても良いお話。
    でも「そんなうまいこと役割分担できひんよ。」って思ってしまう。
    あと5センチくらい、現実寄りで語ってほしい。
  • つぎはぐ、さんかく
    家族にはいろんな形がある。
    周りの人を大切にしたい、自分の居場所があるのは幸せなことだと感じることができる作品。

    花井さんとヒロ、これからどうなるんだろう♡
  • つぎはぐ、さんかく
    蒼を思いやるヒロの気持ちや、ハワイでのヒロの成長に触れ、3人の関係がこれからもずっと続いていくのだろうと感じ、物語の続きにまた会えたらいいなと思った。
  • つぎはぐ、さんかく
    つぎはぎのように繋がった3人の関係。
    離れてしまうことが怖くてむりやり繋ぎ止めておこうとしてしまっていた、と自覚して受け止めたあと、それぞれが自律していく姿に、爽やかな暖かな気持ちが残りました。

    「私は私を受け入れて見つめるべきだった、もっと早くに」
    自分とはどんな人間なのか、を考えてありのままに...続きを読む
  • つぎはぐ、さんかく
    3人兄弟で暮らす春太、ヒロ、蒼。
    長男、長女が営むお惣菜とコーヒーの店、元気いっぱいの中3の次男。
    でも、3人の間に血縁関係はない。
    そんな3人がなぜ一緒に暮らしているのか、それぞれがどんな思いを抱えているのか。
    読み始めは、美味しそうなお惣菜とコーヒーの描写、仲の良い3人のやり取りに、あったかいほ...続きを読む
  • つぎはぐ、さんかく
    今の時代こういう家庭があっても不思議はないと思う。
    刑事の花井さんいい味出してる。
    食べ物の描写が上手で、花井さんが通ってくるのがわかるよね~。
    作者の処女作だと知ってびっくり。
    後味が悪くない作品でした。
    次回作も読んでみたい作家さんです。
  • つぎはぐ、さんかく
     3人で肩を寄せあって生きるきょうだいの葛藤と決断を描いたヒューマンドラマ。全10話。ポプラ社小説新人賞受賞作。
             ◇
     街かどにある小さな惣菜屋。イートインコーナーがありコーヒーも飲めるこのお店を切り盛りするのは、24 歳のヒロという女性だ。コーヒーを点てたりヒロを手伝ったりするの...続きを読む
  • つぎはぐ、さんかく
    家族のグダグダ系が好きな人には堪らないほっこりとずっしりがないまぜにされたような物語。表紙はまたいつもの料理にまつわる物語かと思いきやおにぎりの絵からは想像もつかない3人の訳ありな生い立ちが綴られる。
    握ったご飯や形は一緒だけど具材が違う。血が違う。そして3人はお互いを知らない。表面だけを取り繕って...続きを読む