くぼあやこのレビュー一覧

  • つぎはぐ、さんかく

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    ネタバレ

    きょうだい三人だけで暮らし、△を経営している。三人は複雑な事情を抱えている。

    これと、柔らかそうな表紙と文字をみて、児童書だと思っていたら、複雑な家族関係と中3弟の進路など、決して軽い話ではありませんでした。
    何か、為になったとか、心に響いたなどはありませんが、とにかく、花井さんとヒロのことがずっと気になって仕方ない。

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    2023年11月29日
  • つぎはぐ、さんかく

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    徐々に明らかになっていく歪さと成長の過程を丁寧に描写しつつ、食事などの要素も少し入っているので様々な見所があって面白かった。

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    2023年10月16日
  • つぎはぐ、さんかく

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    三人で暮らす晴太、ヒロ、蒼。蒼はまだ中学生で、晴太とヒロでちょっと食べることもできるお惣菜屋をやっている。しかし、この三人、なんだか事情がありそうで…。お惣菜として扱われる食品の丁寧な描写と、引っ込み思案と思われるヒロを軸に据えた語りで、三人の関係性や取り巻く状況がわかっていく。瀬尾まいこ、小川洋子、小手鞠るいあたりをぐるぐるっと混ぜたような内容でした。これがデビュー作みたいなので、これからもっと上手くなっていく方。楽しみな作家さんです。
    主人公が守りたかったものは、時がたてばそれぞれの道に分かれるものなので、固執しすぎな印象受けたけれど、まあ、それだけのこどわりがあるっていうのも伝わっている

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    2023年10月12日
  • 世界のおやつ おうちで作れるレシピ100

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    単なるお菓子のレシピ本というよりは、世界のお菓子の文化を伝える本と言った方が良いような気がする。

    様々な国の宗教や政治、文化的な背景とお菓子との関わりなどについても書かれており、興味深い。
    一般的に日本でお菓子の本というと、西洋菓子か和菓子に別れるイメージだが、東欧やアジア、アフリカ、南米などあまり触れる機会のないお菓子についても書かれている(ネットギャリーで読めたのはチェコまでだが)。
    中学校では、世界の地理を勉強する際に活用できそうだ。

    お菓子の本としては、作り方も丁寧に書かれているが、手順の写真などはないので、ある程度お菓子作りに慣れている人向けなのかもしれない。

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    2023年08月04日
  • つぎはぐ、さんかく

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     3人で肩を寄せあって生きるきょうだいの葛藤と決断を描いたヒューマンドラマ。全10話。ポプラ社小説新人賞受賞作。
              ◇
     街かどにある小さな惣菜屋。イートインコーナーがありコーヒーも飲めるこのお店を切り盛りするのは、24 歳のヒロという女性だ。コーヒーを点てたりヒロを手伝ったりするのが兄の晴太。2人には蒼という中学3年生の弟がいる。

     実は3人には血の繋がりはない。そしてヒロだけ姓が異なる。そんな3人が家族として肩を寄せ合うように暮らしている。それはまるで、別個の端切れをつぎはぎして1枚の布に仕上げたような家族だ。
     3人がそうなったのには複雑な理由があるのだが、今のままの

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    2023年06月18日
  • 世界のおやつ おうちで作れるレシピ100

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    レシピがシンプルな物ばかりで、作るのハードル低め

    ポルトガルは、神父の服の糊付けを卵白で仕上げていて。残りの卵黄でお菓子を作るというのがたまげた。

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    2021年08月14日
  • 育児百景 Slice of Life

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    すっごくかわいい!娘の月齢まではこれまでの育児を振り返りながら首がもげるほど頷きながら読んで、娘の月齢以降はこれからこんな楽しみがあるんだ〜と思いながら読んだ。

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    2019年08月13日
  • つぎはぐ、さんかく

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    『さんかく』というお惣菜とランチを出す飲食店を営んでいる三兄弟。主に食材の調達とコーヒーを出す兄の『晴太』と調理担当の姉『ヒロ』。年の離れた中学生の弟『蒼』が、進学せず家を出ると言い出し、ヒロは激しく動揺する。

    親に捨てられた血のつながらない三人が肩を寄せ合うように家族として暮らしている、閉じた世界。自分の会社の都合で子どもを放ってお金だけ出すような兄弟の父親、ハワイ生まれで日本人との間に子どもをつくり、日本に置き去りにしたヒロの母親。その反動か、家族と呼べる兄弟に執着しているようにみえるヒロ。あまりにも不安定な彼女に初めは戸惑いながら読んでいた。
    もがきながらもそれぞれのやり方で、しっかり

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    2025年12月05日
  • 不調ごとのセルフケア大全 おうち養生 きほんの100

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    体の不調について辞書的に引けるので調べやすい。
    私は典型的なPMSで、生理中は血が不足する「血虚」になりやすいこと。血虚はくよくよ、イライラしやすく、眠りも浅く、情緒不安定などの症状も見られると言うことが書いてあって生理が原因なのだと安心できた。他にも簡単にできる体操やツボなど解説があって、パラパラめくるだけでも勉強になって面白いです。

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    2025年11月21日
  • つぎはぐ、さんかく

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    07月-10。3.0点。
    20代男女、中学3年生の共同生活。惣菜屋を営む。
    複雑な関係性だが、仲良く暮らす。中学3年生の男の子が進路に関して。。。

    ほのぼの物語。

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    2025年07月28日
  • つぎはぐ、さんかく

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    総菜とランチのお店を切り盛りする血の繋がらない三兄弟がお互いを必要としながらも自立もしようと成長する物語。

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    2025年06月13日
  • つぎはぐ、さんかく

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    お惣菜屋を営む三人兄弟のそれぞれの自立のお話。いつまでも同じでいたくても、時は流れ、状況は変化していく。
    悩みながらも自分の在り方と、家族の形を見つけていく三人を応援したくなる。個人情報ゆるゆるな施設や、あまりにも良い人すぎる優子さんの人物像など違和感のあるところも多々あったが、読後感は良かった。

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    2025年03月07日
  • つぎはぐ、さんかく

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    ネタバレ

    色々訳ありな3人が一緒に暮らしている。
    いつこの生活が崩れてしまうか恐れているかのように暮らしている。
    でも最後にはずっと抱えていたモヤモヤも晴れたし、恐れるような事態にはならないことを知る。
    良かった良かった。
    だけど、最後の最後に転勤して行ってしまった『花井さん』の存在は気になるな。

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    2025年02月07日
  • つぎはぐ、さんかく

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    「さいわい住むと人のいう」がとても良かったのでこちらも読んでみたけど、うーん。
    途中まで背景が全然わかんないし、わかった後もイマイチ乗れない。
    ヒロの蒼に対する執着はどこから来るんだろうと思ったら、なるほどそーゆーことか。
    と、思うんだけどどうにも。
    優子もなんかいい人すぎるし、みんなフワフワしてる気がした中、唯一花井さんだけが外から彼らをみてる人なので地に足がついてる気がした。

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    2025年02月03日
  • つぎはぐ、さんかく

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    途中まで、よく事情が呑み込めなかった。
    が最後はさわやかな気分に。
    「一人で忙しがる」
    のは私も同じだ、と気づいて少し気持ちが楽になった。

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    2024年11月15日
  • つぎはぐ、さんかく

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    血の繋がりが無くても家族に成れるってこと?
    ヒロ、晴太、蒼の3人は全く血の繋がりはないが、3人が肩寄せあって家族を作り上げ暮らしている。
    それぞれが三角形の頂点、一人でも欠けたら三角形が成り立たない、3人が3人とも他の2人を求めて、三角形が壊れないように生きている。
    底に流れているテーマは理解できそうな気がするが、ヒロの設定にどうも違和感があってスッキリ読み進めなかった。
    ハワイが必要だったのだろう、でも晴太との出会いからして唐突。
    優子さんの存在もあまりにもいい人すぎる。
    何か隠された関係があるのかと思ってしまった。
    一番できた人は蒼の父親だったりして。
    お金で解決しようとしてはいるが、ちょ

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    2024年10月12日
  • つぎはぐ、さんかく

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    ネタバレ

    兄の晴太と「△」(さんかく)という小さな飲食店を営むヒロ。晴太とヒロと弟の蒼の3人で暮らしている。晴太の淹れるコーヒーとヒロの作る惣菜に固定客も付き、なんとか店も軌道に乗った。ある日、中学3年生の蒼が家を出て専門学校に進学すると言い出して…。
    晴太と蒼と3人で暮らす生活が崩れることを恐れるヒロ。外に出て世界を広げるべきだと考える蒼。見守る晴太。家族に捨てられて家族になった3人。一緒に居続けるにはどうしたらいいのか。悩む様子が難しい。ドラマのようだ。
    回想されるヒロの学生時代は楽しいものではなかったようだった。吃音などで喋ることが難しかったのかなと思っていたが、読み進めて納得。晴太と蒼もだが、ヒ

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    2024年09月21日
  • つぎはぐ、さんかく

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    設定に少し違和感を感じつつも。
    美味しいお料理が出てくるお話は好き。
    ヒロの、蒼に対する感情が
    自分が子に対する感情と少し似ていて嫌悪感と共にハッとさせられた。

    途中いくつかあった気になる伏線は回収されず、あれれ?と拍子抜けしたけど全体的に3人を応援したくなり後味は悪くない。

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    2024年07月15日
  • つぎはぐ、さんかく

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    これでもかと次々に課題が出てくる。子ども達に受け止めきれるだろうか。目を背けてはいけないことだけど…。

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    2024年07月11日
  • つぎはぐ、さんかく

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    食べ物系の話は、とにかく癒されますね。

    設定としてはなかなかありえない環境なんだけど、それでも3人が信頼しあって、お互いを大切に想う気持ちはとても沁みます。
    そして、3人を見守る大人たちもいいですね。

    謎の小出し加減がうまいなと思いました。

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    2024年06月15日