山崎武也のレビュー一覧
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確かに弁護士に色々頼む前には読むべき本。だけど、言うと紛争解決論や弁護士業界の内情説明にもページが割かれている。したがって、本気で弁護士を立てようと思わなくても、読み物として色々と得るところは多い。
自分自身は、現在のリーガルサービスが必要な人に十分にいきわたっていない理由は、リーガルサービスそのものが具体的に何をお客様に提供しているかを知られていないからだと思うし、こういった本は歓迎すべきものである。
ただ、読み終えてみても、未だに病気になったときに医者にいく心理的負担と比べると、社会トラブルに巻き込まれたときに法律事務所の門をたたくのははるかに高い。それはやっぱり「この先生に任せて大丈 -
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負けをうまく使う生き方について、といった感じでしょうか。
負けは、ただ勝負に負けるなんて意味ではなく、
あえてつらい道を選んだり、それを糧にするとか。
あとこういう本に出てくる昔の人の名言とかって凄いなぁと思う。
「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」というのは
山中鹿之助という戦国武将の言葉なんですが、
当時の世情を考えると重みが違うと言うか。
信長の野望でもこのセリフ出てきてたけどね。
また、下手に勝ちに拘るのもよくないといいますか。
先に謝ったり、譲ったりしたほうが結局うまくいくとか、
黙ったり、逃げたりとかも、その状況で使い分ける。
あえて弱みを見せれば、その部分を周りが補ってくれ -
Posted by ブクログ
時間つぶしにコンビニで購入。
非常に読みやすく、分かりやすい教本でした。
なるほど、こんな人、確かにいるいる!と思いながら読んでました。
「おぉ…気を付けよう(汗)」と自戒する部分もちらほら……(^-^;)
1テーマにつき2~3ページで語られているので、ぱぱっと読めて、自分の日々の行動を省みるにもいい本でした。
作者の年齢から、年配者から若者への愚痴というか、単に「最近の若いモンは…」的なお説教本かと思ってましたが、全然。どちらかというと、ちゃんとした“大人”になった人向けのお説教本でした(笑)お年を感じさせない、昔にも今にも通じる“上品さ”“下品さ”を痛快な語り口で切ってらっしゃるので、 -
Posted by ブクログ
基本は、相手の立場になって考えて行動することで、読んでておじさんの説教を聞かされているように感じる。
文章全体の言い回しであったり、飲み会での気配りなど、コロナで生活様式が変わり古い部分もあるので、101項目あるうちでピンと来た部分だけを拾うのがよい。
要約
・親切な人と押しつけがましい人の違い
→まず、相手が助けを求めているかどうかを見極める
・自分が経験したことがない苦痛に耐えている人に対して
→くどくど慰めるよりも温かく見守り、相手が苦しみを克服したときに近づいていくようにする。
・使ったものは原則元通りにする
人のものはより細心の注意を払い、よりきれいにしてから返す
・信頼 -
Posted by ブクログ
P31 ビジネスの場におけるコミュニケーション方式を、そのまま個人的なつきあいの場で適用するのは間違いである。この点における使い分けを上手にしないと、ビジネスの場ではできる人として高く評価されても、一般的な生活の場では品のない人として敬遠される結果になる。
P176 身体の老化を隠そうとするのは、年を取るという自然の過程に対して、いわれのないコンプレックスを抱いていることを示している。老化を防ごうとする試みまでは許せるが、それを人為的に隠したり変えたりするのは、非常に見苦しい。よく見れば、そのからくりがわかるので「不自然」だからである。
失礼だな、不誠実だなって思う人って下品って言葉がぴっ