【感想・ネタバレ】上品な人、下品な人のレビュー

あらすじ

集合写真では、いつもちゃっかり中央にいる。タクシーに同乗しても、料金は一切負担しない。仕事の責任は逃れて、手柄だけはしっかり奪う。会社の利益ばかり強調する。「自慢じゃないが……」と言って自慢する。「ちょっとだけ……」と言って平気でプライバシーを侵害する。偉い人に挨拶をする姿を周囲に見せつける。電車やレストランなど、人前で化粧をする。異性をジロジロみる。若者に説教をしたがる。取ってつけたような一点豪華主義ファッション。試食の「はしご」をする。フランス料理店で「おしぼり」を注文する。目一杯おしゃれをしても、足下で「はしたなさ」が露呈する。品よく振る舞っていても、つい、いつもの癖が出て、傍からは下品に映ってしまう。あなたの周りにもそんな「裸の王様」がいるだろう。本書は、ビジネスから恋愛まで、巷にあふれる無作法の実例を挙げつつ、気品ある振る舞い方を考察。人のふり見て我がふり直すための気品学。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最高の指南書だと思います。
しっかり手元に残しておきたい。

15年前の本なので時代と合ってない部分も2割くらいあります。
でも、残りの部分は『不変的』と『時代と合っている』という印象を受けました。

確かに、
忌憚のない文章なので、思い当たる節のある人はグサグサと刺さりまくりでしょう。
僕もかなり串刺しになりました。笑
低評価を付けている方はそれが嫌だったのでしょうね。

非常に分かりやすく、読みやすい本です。
好き嫌いは分かれるとは思いますが、
読まないのは勿体ない感じがします。

0
2022年01月28日

Posted by ブクログ

上品な人、下品な人。山崎武也先生の著書。自分は下品ではない、自分は上品だと思い込んでいる人ほど、下品な言動をしてしまいがち。人の振り見て我が振り直せの精神で、自信過剰、自己満足はやめて、自分の言動に下品で品性下劣なところはないだろうかと謙虚な気持ちで振り返ることが大切であると学びました。

0
2018年07月19日

Posted by ブクログ

上品と下品はわかりやすいです。
身なりを正して姿勢よく丁寧に喋るようにすれば大外しはしないということですね。
全般的に意識してる内容でした。

0
2016年08月16日

Posted by ブクログ

自分の欲を抑えることの大切さが書かれており、将来自分が大人になった時におおいに役立つ振る舞い方などが書いてあった

0
2023年09月17日

Posted by ブクログ

時間つぶしにコンビニで購入。

非常に読みやすく、分かりやすい教本でした。
なるほど、こんな人、確かにいるいる!と思いながら読んでました。
「おぉ…気を付けよう(汗)」と自戒する部分もちらほら……(^-^;)

1テーマにつき2~3ページで語られているので、ぱぱっと読めて、自分の日々の行動を省みるにもいい本でした。
作者の年齢から、年配者から若者への愚痴というか、単に「最近の若いモンは…」的なお説教本かと思ってましたが、全然。どちらかというと、ちゃんとした“大人”になった人向けのお説教本でした(笑)お年を感じさせない、昔にも今にも通じる“上品さ”“下品さ”を痛快な語り口で切ってらっしゃるので、若い人にも響きやすいんじゃないかなーと思います。
個人的にはこのニュートラルなスタンスが気持ち良く、納得しながら読めました。

0
2010年05月25日

Posted by ブクログ

 決して気品があることを目指しているわけではないが、この本を読んで人のふり見て我がふり直すことは心がけていきたいと思った。

0
2023年11月20日

Posted by ブクログ

P31 ビジネスの場におけるコミュニケーション方式を、そのまま個人的なつきあいの場で適用するのは間違いである。この点における使い分けを上手にしないと、ビジネスの場ではできる人として高く評価されても、一般的な生活の場では品のない人として敬遠される結果になる。

P176 身体の老化を隠そうとするのは、年を取るという自然の過程に対して、いわれのないコンプレックスを抱いていることを示している。老化を防ごうとする試みまでは許せるが、それを人為的に隠したり変えたりするのは、非常に見苦しい。よく見れば、そのからくりがわかるので「不自然」だからである。

失礼だな、不誠実だなって思う人って下品って言葉がぴったりくるなあ。
こうならないように意識して過ごそう。

0
2015年09月09日

Posted by ブクログ

そういえば、下品な人と上品な人の違いはどんなところにあるのだろうと、ふと思って手に取った一冊。当たり前のことが書かれているけど、自分に当てはまること、当てはまらないことはあった。本当に上品な人になるにはまだまだ道のりは遠そう…。

0
2014年11月03日

Posted by ブクログ

ビジネス、プラベートいかなる言動が品があるかないか、具体例をしめされ、参考となった。プライベート、オフィシャルその境目にて、周囲への思いやりの気持ちが、相手居心地の良さを左右することも頷けた。

0
2013年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が下品な人のような気がして読んでみた。
筆者は自分でも書いているように少し
他者に対して穿った見方をし過ぎなような気もしますが
的は射ているのでそれはそれでいいと思います。

下品な人の例がたくさん出ていて
身につまされる部分も多かったのですが
結局他人の立場に立って考えられるかどうか
(本当に些細なことに関してまで)
が上品な立ち振る舞いが出来るかどうかに
関わってくるのだという単純なことに思い当たりました。

そんなの頭の中では分かり切っていることなんですけどね。

とにかく
「恥ずかしいから下品な人にならないようにしよう」
ではなくて、
「他人に不快な思いをさせたくないから上品な人になろう」
と思わせてくれる作品でした。

読み終わった今は少しだけ意識が変わったような気がします。

0
2012年03月04日

Posted by ブクログ

自分の好みに合わない物事を下品と呼んで済ませてはいないかとも感じる。常識の再確認。特に中庸。あと上司の振る舞いについて記載は我が身のことかとも

0
2012年01月02日

Posted by ブクログ

誰でも上品な人と思われたいはず。
もちろん私も・・人生の目標は「エレガントに生きる」です。

どうしたら上品な人になれるのか、それが知りたくて読み始めました。
しかし、上品な人がどういう人かではなく、下品な人や下品な行動について、列挙されている。

そのような人や行動を見て、「人のふり見て我がふり直せ」ということらしい。
例えば・・
「集合写真での場所取り(中央近く)」とか、「無料だと食べ放題」とか「値切る」など、つい日常生活の中でやってしまいそうなことなどを含め、なるほど確かに下品だとおもうことばかりです。

それを一言で表すと・・
下品とは人への謙虚な思いやりがないこと

著者はあとがきで、人の下品な言動や行動についてをとやかくいうこと自体、品のよいカテゴリーにはいらない。と言っていますが・・

まずそれを知ることによって自分の行動を正していくことこそ・・
上品な人になる近道ではないかと思いました。

0
2011年08月27日

Posted by ブクログ

内容は社会人であれば至極当然な話だと思います。
ただこういった行為は(世間一般ではそう思われて
いなくても)下品だと言う事が再認識できます。
「あ、やべっ!」て思う内容もちらほら。

問題なのは下品な人に限って自分が下品だという
自覚が無い事でしょうね。
下品な人に読まれないと意味がありません。

0
2009年11月24日

Posted by ブクログ

”あ、いるいるこんな人”というのもあれば、”これってあたし?”というのもある。とかく品格と言われるが、品よく・・・と思っていてもなかなかいつもそうできるものでもなし。自分の中でこれだけはやるまい と思うことが1個、いや2,3個あればいいんじゃないかな。

0
2009年10月04日

「ビジネス・経済」ランキング