桃戸ハルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2021年、17冊目は、ちょっと話題に乗っかってみたシリーズPt②。
ショートショート22編収録。
以前読んだ『黒の巻』が悪くなかったので、購入。
今回は、ホッコリ系オチ多め。その中で(ホッコリ系で)好きなのは『失敗したキューピッド』。次点が『葉桜と魔笛』。『食糧問題』は笑える系だが、予想外のオチでヤラれた。そんな中、今回の個人的ベストは『鬼のツノ』タイトルと伏線もイイ、主人公のブレなさもイイ、そして、この後の展開想像すると……、その一点突破。
飽きずにテンポ良く読めるが、やはり、大きなインパクト残すのは、難しいジャンル。『黒の巻』、『天使嫌い』に匹敵する、または超える一編には、出逢え -
Posted by ブクログ
ネタバレ暇つぶしにピッタリな本であり、そこそこに面白い話が詰まった短編集である。特に面白い話は、「デートのマナー」。
最初は彼氏と行っているものかと思いきや、話の途中でパパと出掛けていたことが発覚。何よりも、高2にして「パパ、ママ」呼びとは… もう少し大人になっても良いのでは?(私の家では、幼少期から「お父さん、お母さん」呼び笑)などと思ってしまった。
「お父さんのいる生活」というのが、小3で止まっている私にとって、何とも想像しにくいストーリーだった。しかし、「恋人のことが気になるお父さん」という存在が羨ましくもなり、この話だけで色々と想像できた。 -
Posted by ブクログ
昨年出版。
たくさんのシリーズの中では最新刊?
「知らない家族」
認知症の物語なのだが、まずは主人公が少女ではなく、認知症の高齢女性だという事でひねりが一回、そしてもう一捻り。
何が正しいのかわからなくなる。
「母の味」
悲しい話?いい話?
いや、どちらでもない。
コロッケの話だけに口をあんぐり。
「愛されたい」
手塚治虫の「火の鳥」ロビタを少しおもわせる。
愛とは与える量より与えられたい量の方がきっと、多い。
でもどうにも切なくてたまらない。
心はどこからくるのだろう?
生まれる前からあるのか?
だとしたらどこから来たのか?
そんなことまで深く思ってしまう。