桃戸ハルのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これまでのシリーズとは違っているところは、イラストがいつもよりずっと多いところ。
そしてはじめは短い話であるが途中ページから、漫画になる。
読みやすい!
しかし、内容はダークネス!
一瞬で100万円稼げるバイト(簡単にお金が手に入るということは、それなりの対価があるということ!)、
海外旅行に行くためにすべり台やブランコを使う話、「最高の状態」、「ぼくときみ」、とにかく、夏にふさわしく、ゾッとする。かわいい絵柄でごまかされているが、これ、グロい話ってやつじゃないですかね?!
なにはともあれ、物語は壮大になり、そして、なぜピグマリオンが副題なのかについて読者は理解する。
私たちは、所詮彫像な -
Posted by ブクログ
本書に収められている、「オトナバー」は、第15回坊ちゃん文学賞ショートショート部門の大賞受賞作とのこと。
昔はバーに出かけることもあった。
しかし今ではキッチンで缶チューハイを飲む生活。
雰囲気もなにもなく、どたばたとうるさい子供たちを見ながら夕飯を作る。
ひたすら目の前のことを片付け続ける毎日。
その隙間を縫ってやってくる悩みは尽きない。
そんな時、こんなバーがあれば。
少し心が軽くなるかもしれない。
大人になってわかる。
大人って、意外と大人じゃない。
変わらないけれど、変わったように見せているだけなのだ、と。
「使えない部下」
これは、仕事をしている人ならきっとわかるはずだ。
酒の肴 -
Posted by ブクログ
いつの間にかこんなにシリーズが増えていたとは。
読書が苦手という人、学校で「朝の○分間読書」がある人、恋をしている人、10代。
そんな人にオススメだ。
もちろんどれにも当てはまらない人にも。
10代を思い出して、胸がときめく。
ま、残念ながら女子校で、先輩を見てときめくこともなかったし、学校があまり好きではなかったので、妄想も多分に含まれるが。
「自慢の彼氏」は、やっちまったな(笑)と意地悪な気持ちが満たされる。
ざ ま あ
的なね。
そんな気持ちを恥ずかしくなんて思わないでよい。
綺麗な心ばかりではないことを自覚するか、現実世界では「いい人」で居続けられるのだ。
「ゲームの行方」秀逸!