Mikuraのレビュー一覧
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見守りたい
エクトルからの突然のプロポーズ!
甘い雰囲気などないけれど、好きすぎて、守りたくて、気持ちが大きすぎる事からくるエクトルらしいプロポーズに、ふふってなりました。
2人とも色々背負ってきたからこそ、両思いになれる過程がとても丁寧に描かれていて、良い作品です。
絵がとても上手いので、ストレスなく読めます。
ただ、原作だともっとブチギレて館の主人を締め上げてる感があったり、巻末の小説がジャンさん目線だったりと、ちょっと残念だったので★4です。
小説は、エクトル目線や、シルル目線の甘いのが読みたかったです。 -
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薔薇を抱えた表紙の少女が綺麗で、読んでみたいと思ってました。開けてみるとカラーの印象よりは線が太め、背景がもうちょっと丁寧な方が好みなんだけどデザインはいい感じ、ヒロインは笑顔少な目だけどまなざしが印象的な娘でした。
能力発揮で街の人にあれこれ感謝されてる描写があるとストーリーへの期待値が膨らんでく。
冒頭のお客さんも少しの頁なんだけど、そう恋する女の子のひたむきさってどの子も可愛いもんなんだよね、思わず支援しちゃうのわかる、と経験したことある自分の気持ちがよみがえったりしました。
花の騎士さまも、見た目どおりだと嫌いなんだけど笑、そうではないらしいので、この先楽しくなりそうです。 -
Posted by ブクログ
一人で薬を作って生計を立てて、14歳とは思えないほどしっかりし過ぎている少女が、陰陽師の幽霊に憑かれて、白狼に懐かれて、少しずつ変化していく様子が微笑ましい。
ずっと一人に慣れていても、一人じゃないことに慣れるのも早いですよね。
一人じゃないことに慣れてしまうと、一人には戻れなくなる。
短い章で構成されているのでさくさく読めます。
ちょっとした伏線があちこちあって、それもしっかり回収されるので、すっきり。
個人的には白狼がとても可愛い。
ここまで素直に感情を表現されたら、誰だって可愛くなると思いますが。
可愛いのにかっこよくて頼もしくて、彼がいれば安心だなと思える存在。
続きとかあるのかな -
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かわいい
ヒロインのシルルが可愛くて、女性に警戒心を持つエクトルを初め、町のみんなが好きになるのがわかる
特に大きな事件があまり起きなくて、ちょっとした事でジワジワと二人の仲が近付いて来ているのがなんだかなぁ~と思いつつ今後が気になる感じでした
あとがきのあとの4コマのデフォルメが可愛いので、こちらのバージョンも読んでみたいです。たまにリアルになるやつ
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ネタバレ 購入済み
結局いい人なんだけど
命を救ってくれた人に対して、上司()が気にいるだろうからと情報を得るために押しかけて、その上で礼も言わない初期のヒーローはもうちょっとどうにかならなかったのかなぁ…。
この下りを越えるまでは、すごく嫌な人でしかない。
話としてはすごく好きなので、ただそこだけが残念。 -
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大方の頁が魔物退治に割かれてるので絵としてはちょっと・・。ただシルルへのお土産として薬草をと思いつく、そして根付きで大切にというその気の遣い方が好き。薬効が・・という落ちはつきましたが(笑)。
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終始穏やかに
大きな盛り上がりもなく、終始穏やかに終わってしまった。
恋愛パートもお互いが惹かれ合う様は良かったものの、肝心の告白シーンは「お互いに好きですよね」前提の話し合いで終わってしまった。
キスどころかハグもなく、もう少し盛り上がったら良かったな。
二人の結婚後も見てみたかった気もする。 -
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気になる
正体を隠したいのに人の世話を焼いちゃう主人公と、チャラい感じなのに女嫌いな騎士(笑)。交わらなさそうな2人が、関わったことでどう変化していくか楽しみです。
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可愛らしい終わり方でした
作者さんがあとがきで書いていらっしゃるのですが、web版とラストが違うようです。編集さんに「恋人同士になる展開が早い」と言われたからだそうですがナイスアドバイスだなぁと感心しました。
この終わり方なら2巻として王宮編として出せそうですし、出せなくても今後の二人に期待できる終わり方で可愛らしかったです。 -
Posted by ブクログ
薬屋を営むシルル=ベディートには、他の人間には見えないモノが見える。
それは人の頭の上に現れ、感情や少し先の未来を知らせる色の帯。
その力のせいで、お店は薬より「占い」ついでのお茶の方が売り上げが良いしまつ。
今日も女性に囲まれている、巷で一番の美男子で恋多き男、花の騎士と謳われるエクトル=アルデルデ。
笑顔で対応しているが、実は女性を嫌っている色がシルルには見えていた。
ひょんなことから、そんなエクトルを助けてしまったシルルは、彼に付き纏われるようになり。
秘密を抱える薬師のシルルと、生まれついた美貌で女性不審になった騎士が徐々に歩みよっていくお話。
淡々としたシルルがいい味だしてます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ伏線が細かく用意されていて、それを丁寧に確実に拾っていった印象。
さり気ない一言だったり、以前登場した道具だったり。
「あ、これは後で回収するだろうな」と思っていたフラグをきちんと処理してくれるので、段々伏線探し、どう回収されるのかを予想しながら読むのも楽しい作品だった。
要は作りが丁寧でしっかり練られているという。
陰陽師の男の正体、訪れる客人の正体、亡き母の正体に主人公自身の正体。
しかも亡き母の正体にはもう一段回秘密があり……と、明かされる謎が次から次へと出てくるので飽きさせずに面白い。
メインキャラクターたちの会話のテンポもよく、漫才を見ているかのような楽しさがあった。
つくづく陰陽