ゆむいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレネットの広告で見かけて気になってた一冊。こういうオット、夫婦多いんでしょうね。
お互いの立場や価値観を理解しようとしてないことや、自分は正しい間違っていないと思い込んでいることなどこれぞ先日読んだ「夫婦の壁」の究極版とも言えるような話でした。
本書では離婚という話も出ながらもそこに至らず終わりましたが、現実だったらこういう夫婦はこの先も同じような問題にぶつかるんじゃないかなと思いました。
尊厳を否定された屈辱は状況が変わったからといって許せるものではないのは、本書のももこじゃなくても皆同じだと思います。人は確かに変われるけども、そんなに簡単には劇的に変わるものでもないとも思います。
独身で働 -
ネタバレ 購入済み
相手の立場
この話も妻の立場と夫の立場が、描かれていて、先が気になって一気に読み切ってしまいました。
私は今年妻と調停離婚か成立し、今となっては寂しい気持ち半分。もうこれ以上喧嘩しなくてよい安堵感半分。と言った感じで読んでました。
夫婦仲が悪くなるキッカケってやはり「自分だけ」って不平不満を言い出したあたりから始まるんですね。
そこから相手への対応が柔軟さを失っていき、不信感が強くなって爆発してしまうんでしょうね。
あの時、もっと下手に出てれば今でも夫婦ゴッコが続いていたかもしれないですが、「自分だけ」が解消できなければいずれは破綻していたことでしょう。
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ネタバレ 購入済み
産婦人科と父親へこの本を。
私が出産をしたのはもう10年前になりますが、当時感じていた不満、そこから考えていたこと、社会通念や先入観、性差。
それらから来る意思疎通の難しさなどについても本当に、本当によく的確に言語化されています。
たくさんの出来事エピソードから、削って削ってここまで濃縮されたのではないかと思うと頭が下がります。
後書きで原作者の方が、この本の制作に携わったことで「私の産後が終わった」と表現されていたのがとても印象に残りました。
全ての必要な方にこの本が届くことを祈りつつ、現在のお母さんにもお父さんにもこの本は必要ない社会になっていることがゴールなのかも、と思いました。
我が -
ネタバレ 購入済み
覚悟してからが大変
離婚って簡単に言うけど、結婚より手間ひまかかるし、金もかかる。何より、なぜこの人とはやっていけないのか?を考えてから離婚の道か、戻る道かを選択しないと
とんでもないイバラの道に迷いこむ事になる。他人同士が生活を共にする事が結婚なわけだから、まずは結婚も簡単に考えてはいけないのだと思うわ。幸せは、人それぞれだから、しっかり考えて決めてね。