ゆむいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私の夫はこの漫画の夫、ツトムのような発言をしたことはなかった。
けれども、この妻の気持ちはよくわかる。もちろん、人生を選択したのは自分だけれど、自分が選んだ人生に後ろめたい気持ちや情けない気持ちがある。転勤族の夫を選び、自分が仕事を辞めたことも、子供が生まれてもすぐに就職できるような資格を取らなかったことも、自分の選択だ。
私が結婚した当初、「ふざけるな専業主婦」という書物がブームになった。専業主婦は家畜以下、という刺激的な言葉が紹介され、ワイドショーで討論番組が放送されたりした。影響されやすい私は自分も家畜以下か、と感じ、ボランティア活動に勤しんだ覚えがある。
誰かに認めてもらいたい、と思う -
ネタバレ 購入済み
高かった!でも共感代かな。
高かったー!
もっと読みたかった!
つとむさんと言われた一言一言、保険屋の一言とか、被りまくり。
ほぼワンオペでやってきたけど、当たり前で片付けられる。
共感いっぱいしたし、
家事代行とか敷居高いイメージだったけど、「一緒に」ってところにグッと来た。
作者に幸あれと願ってます。 -
ネタバレ 購入済み
うちの父親
誰のおかげで生活出来てるんだってセリフが、うちの父親(母とは離婚済み)と一言一句同じで衝撃でした!しかもですが、うちの場合は母親は長年正社員で、恐らく今の社会人数年目の私くらいの年収はあったと思います。家事育児においての割り振りも全く同じ状況下でした。このタイプの夫の厄介な所は人が耐えてる、もしくは諦めてるのを理解と勘違いしてねじ曲がった持論を子供に刷り込むところです。加護と支配を履き違えています。
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購入済み
感想
けっこうリアルな感じでおもしろかったというか、考えさせられました。この作品のおかげで、家掃除を外部に頼もうかという気になった人多いのでは?
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真のイクメンなんて存在しない
自分自身、結婚と出産をしてつくづく感じたのは、真のイクメンなんて存在しないって事。
フードコートで甲斐甲斐しく子どもに離乳食をあげているお父さん達。実際にその離乳食を購入し準備し、お出掛け前にスタイやスプーンや飲み物…と全てのお膳立てをしているのは妻です。
抱っこひもで子どもをぶら下げているお父さん。星の数程ある商品からリサーチしてヨダレパット等の付属品も探し、説明書を熟読し月齢別のポジションを夫にレクチャーし…。
園の送り迎えをするお父さんは、先生に質問されても「妻じゃないと分からないです」等々。
妻の本心はやらせないよりマシって程度で、どの家庭もそんな感じ。
自分はこの夫より -
Posted by ブクログ
モラハラやDV、最初からわかっているわけじゃない。子どもが生まれたり、仕事を辞めたりして、夫婦の環境が変わって、じわじわと出てくることもある。育ってきた家庭のあり方も、自身の親子関係も、みんなちがうから、事前に回避するのはけっこう難しい。
ただ、自分が自分らしくいられないと気づいたとき、人生の選択肢をなるべくたくさん持っていたい。やっぱり仕事は大事。
……でも、女性がそれなりに稼ぐと、それはそれでめんどうなこともあるよね〜というのも、この本には描かれている。
はぁ〜……決まった正解はないけれど、自分の気持ちをまっすぐぶつけられる夫婦関係が理想ですね。