神津凛子のレビュー一覧
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購入済み
こわかった、、、このじわじわと近づいてくる感じ。やましいことはするもんじゃないね。家を買うまでは希望や期待に胸を膨らませていただろうに、こんなラストになってしまって悲しい。でもストーリーはおもしろくて、あっという間に全部読んだ。
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Posted by ブクログ
澤村さん読んだ勢いで手をつけたら、こっちもやめられなくて半日で一気読みだった。著者のデビュー作ということで、リーダビリティーのある作家をまた見つけたかもしれないです。
関東圏をほぼ出たことない自分からすると長野などの雪国の寒さはとうてい想像がつかないのだが、長野在住の作者だけあって序盤のアパートでの描写など凍えるような感じは伝わってくる。妻ひとみの希望もあって家中が暖かい「まほうの家」を新築することにした賢二。一見妻子思いの夫だが、じつは職場の同僚の友梨恵と不倫している。ただ友梨恵も婚約者がいて結婚する予定で、お互い割り切った付き合いだった。
まほうの家に越したのを機に二人目の娘も生まれた賢二とひとみ。結婚して東京へ行った友梨恵と久々に連絡を取ると彼女は謎の脅迫者に婚前の男性関係をバラされて夫と離婚危機だった。頻繁にかかる無言電話に代わりに出た賢二が耳にしたのは遠くから聞こえる赤子の泣き声で……って流れだと正直賢二にも友梨恵にも自業自得というか感情移入出来ないのだが、それ以外にも「家族を大切にしないと後悔する」と警告する住宅メーカーの職員甘利や統合失調症の兄がいる実家との関係など不穏な要素が横糸を連ねる。しかも新築の自宅でもひとみの友人の子や賢二の同僚、そしてひとみまで何かを見たと言い出して……
家に得体の知れないものがいるという心霊ものかと思いきや、現実の恐怖(スリラー)だった。ただ、賢二と犯人の対峙場面は恐ろしいより、やや滑稽に感じてしまった(だってあんな狭い場所でまるでGのように素早く動ける犯人が凄すぎて)。その際、賢二は過去の実家での出来事を思い出し、同時に病になるほど追い込まれた兄の苦悩に気づくのだけど、その前に起こった悲劇も含めてお兄さん絡みの話は悲しいながらもとても良かった。それだけに、あのラストはな〜。いただけない。あそこまで不幸にしなくても良くない?
途中から犯人や実家のこともなんとなく予想はついてしまったが、それでもハラハラして読むのをやめられなかったのは確か。これは作者の力量なんだろうなあ。 -
Posted by ブクログ
めっちゃ好みの部類。積読本消化中で、これも以前から気になっていたホラーミステリ。神津凛子さん初読み。帯の煽りが「怖い!怖すぎる!」「まさにオゾミス!」と。あとひとこと感想を書いてる作家さんたちも「狂気に迫りおおせた作品」とか「最期の1ページ、ここまでやるか」等々読欲を掻き立ててくる。
東京から夫の実家のある長野に移り住んだ夫婦。授乳の度に寒さを感じていた妻。長野の寒い冬を乗り越えるため、住宅展示場を回る。そこで素敵な担当さんが対応してくれた、あたたかい家を購入することに。床下のスペースに全室に効果がある暖房があり、冬でもT シャツ短パンで過ごせるような通称”まほうの家”。
夫の実家には統合失調症の兄と母が2人で暮らしている。兄は以前、家で暴れたこともある。離婚した父は行方不明に。
犯人はすぐに分かるものの、紆余曲折、ミスリードもありながら、ラストは…闇しかなかった。これがオゾミスってやつか。そして神津さんのデビュー作とは。映画化されてるみたい。主演、窪田正孝で兄が窪塚洋介と。
話は変わるが、昨日、窪塚洋介と三木道山ことDOZAN11を黄檗萬福寺で見た。窪塚洋介は朗読、三木道山は陽気なレゲエのバイブスで楽しませてくれた。ハッピーでした。