神津凛子のレビュー一覧

  • スイート・マイホーム

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    とにかく怖かった…
    犯人の生育歴はさらっとしか描かれなかったけれど、過酷で(誰にも気づいてもらえなかったの?とか)、精神に異常をきたしてしまうのも仕方がないかと思った。
    犯人含め、子どもが傷つけられるのは本当に辛くて、最後のシーンも、こうなる前になんとか止めてあげたかったと感じた。

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    2024年10月03日
  • スイート・マイホーム

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    怖くて家を建てられない。

    理想の家が恐怖の館になってましたね。
    読み進めていけば犯人は分かってきます。
    分かったとしても、、ゾッとする怖さがあります。

    日本にはあまり無いかもだけど
    アメリカとかでは結構聞くから、笑えないよね(笑)
    犯人が理想に近づけていく為に犯行を繰り返す様は
    ページを捲る度にゾクゾクしてきます。

    あと終盤にかけて盛り込みすぎですよ(笑)
    「やべぇな」という独り言ちを呟きながら
    読み進めてました。
    そしてラストね、、、そこまでしますか⁉
    賢二には帰る場所は無かったのかもしれないですね。
    あそこまで追い込まれると、壊れます(笑)

    とても恐怖を味わえる作品だったと思い

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    2024年09月22日
  • サイレント 黙認

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    ネタバレ

    ちょいちょい謎が残ったように感じたけれど、読み込みが足りなかったのかな?とも。
    様々な黙認がモンスターをつくりあげていく…けれども、それだけじゃない話だった。
    子どもは親のために生きてるわけじゃない、という簡単すぎて複雑な真実。どの人物にも背景はあるけれど、歪むか歪まないかその違いは、やはり『愛着形成』か。
    結局は誰も彼も黙認して、助けられなかったことが連鎖を産んだ。
    虐待の描写はムカムカする気持ちになったが、いろんな人物が絡み合う筋書きで、平坦ではなくて刺激的で面白かった。

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    2024年09月15日
  • スイート・マイホーム

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     2018年に「小説現代長編新人賞」を獲得したデビュー作。
     新人にしてはよく書けていて文章も悪くない。面白くてずっと楽しんで読めた。
     身につまされる部分があった。というのは、本作の主人公賢二の兄が統合失調症なのだが、2006年にガンで死んだ私の姉も重度の統合失調症だったからだ。たぶん作者はちょっと文献を参考にして書いただけだろうが、重い統合失調症患者の家族の思いがリアルに、よく書けていると思った。
     これを原作にした映画「スイート・マイホーム」も見てみたが、やはり映画はあっさりとしていて、本書ほどの重さはなかったと思う。
     なかなか良いエンタメ小説だった。

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    2024年06月23日
  • スイート・マイホーム

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    読み進めていくうちにどんどん不安になってきて怖かった。
    ラストもなんとなく想像はしていたがショックな展開。
    映画化もされましたが断然本の方が怖い。

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    2024年02月25日
  • スイート・マイホーム

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    ネタバレ

    怪しい人物が数人出てきて、あいつのここが怪しい、いやこいつかも…と考えながら読めて面白かったです。
    犯人は予想通りでした。ただ怖い怪奇を表現する時怖いより想像しにくい家の構造だったので、そこだけ分かりにくい描写でした。
    オチも結果通りハッピーエンドで無かったので好きです。

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    2024年02月18日
  • スイート・マイホーム

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    初めての作家さんの作品ですが古本屋さんのお勧め棚にあった為購入しました。
    長野の冬が寒い地域に住む主人公清沢賢二視点で物語は進んで行きます。
    清沢賢二は妻と生まれたての子供を含む3人家族で寒い借家に住んでいます。
    住宅展示場の冬でも暖かい家というチラシを起に住宅の購入に至るのですが、、、
    この作品には精神的疾患を持つ登場人物が何人も何人も登場し、不倫や殺人など盛りだくさんの内容です。
    家の購入時、先入観に飲み込まれた主人公。
    見た目もイケてなくて言動がキモイという理由で全く清沢に相手にされなかった甘利という男性。
    登場してる時間は少なかったですが、私はこの甘利さんがこの作品の登場人物でただ1人

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    2024年01月09日
  • スイート・マイホーム

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    ネタバレ

    序盤の幸せな家庭がどんどん崩れていく展開、悍ましいミステリー「オゾミス」。なんとなく感じる違和感が、不安要素となって、恐怖心を煽り続ける文章。唯一人間味を感じた主人公の兄、病を抱えながらも家族思いな一面と勇敢な姿に涙してしまった。そして最後の1ページ、鳥肌が立った。ハッピーエンドで終わるより、バッドエンドでこれから続く不幸を想像しながら読み終えるのはゾクゾクしてたまらない(フィクションに限る)。

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    2023年12月29日
  • スイート・マイホーム

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    あとがき(伊藤潤二先生!)にも記載ありますが初の作品だそうで。そうとは感じない構成力、プロットで一気読みできました。
    望月峯太郎先生の「座敷女」を思い出させる一級のホラー作品です。オススメ!

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    2023年12月19日
  • スイート・マイホーム

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    日本のホラーが苦手なので読み始めは少し後悔していましたが、ちゃんとミステリーでした。
    トリックや動悸なども想像しながら読み進めましたが、想像よりも気持ち悪くて(褒め言葉です)ぞわぞわしました。
    この人が一番かわいそうだなーと思う人はいましたが、その人はその人でちょっとなと思うところがあったので、綺麗な人間が描かれていない、リアルな人間ばかりなのでとてもよかったです。
    まほうの家こわい、、

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    2023年11月01日
  • スイート・マイホーム

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    ネタバレ

    映画化されるとのことで、気になり原作を購入。
    中盤までは霊的なもので、その原因がわかっていくのかなと思っていたら、最終的には異常な人間の話だった。

    読みやすく、最後まで飽きずに読めた。
    最終的にはバッドエンドでしたが、主人公のこれまでの行動の結果でもあるのかなと。事件が解決した後も油断はできない。

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    2023年10月17日
  • スイート・マイホーム

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    ホラー?ミステリー?先程から布団の中で読み始め、怖いもの見たさ感もあり、、やめられない。途中で寝ようと思ったのに、キリのいいところまで、、のはずが、次から次へと起こる問題、、、で一気読みしてしまった。
    もう夜中の3時、、、いやいや、怖くて寝られそうにないぞ〜

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    2023年10月15日
  • ママ

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    後半からすごい展開

    いきなりありえないような展開に様変わりする感じが、ちょっとチープな感じで
    怖いとも、エグいとも何とも…

    ジャンル分けするならば
    私の大好きなジャンルなんで
    これからの作品も楽しみな気がするし
    星4っとしました。

    (あくまでも私の個人的な見解)
    男の過去とか
    殺意とかもっと掘って、リアリティ出して少し長尺にしてみたらもっとよかった

    スイートマイホームも読んだけど
    うーんこっちの方がよかったかな?

    本作品の表紙が良すぎで
    だいぶ期待してしまって。

    伏線回収はよかったです!

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    2023年05月12日
  • ママ

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    前作より怖くはなかった。前作は後ろに何かいるような気味悪さがあってとても好きだったが今作はただただグロい。直接的な怖さが先立って内容が薄くなっていると感じた。設定や表現は本当に素敵だった。

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    2022年10月15日
  • ママ

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    ものすごく理不尽である。とてもグロい。発端も結末も、よく分からん。それでも、ページを繰る手を止められない、不思議な引力のある一冊。

    「理不尽な仕打ち」の対極にある、「よくある親子の日常の一場面」の描写が、とても美しく、慈愛に満ちている。その分、「理不尽」との落差が大きくて、より一層の悲惨さを醸し出す。

    もう一度読んでみたいような...読むのが怖いような...

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    2022年10月03日
  • ママ

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    神津凛子『ママ』講談社文庫。

    第13回小説現代長編新人賞受賞作の『スイート・マイホーム』に続くホラー・ミステリー小説。

    全く状況が解らぬままに見知らぬ男に監禁される恐怖が読み手にも少しずつ伝播していく。前作よりさらに恐怖は増しているが、新たに残虐性の要素が加わり、読むのが苦痛になる。そして、次第に見知らぬ男による仕打ちは過激さを増し、主人公の後藤成美と娘のひかりの運命は一体どうなるのか非常に気になる。

    貧しくもパートで生計を立てながら、娘のひかりを育てる42歳のシングルマザー後藤成美に突然降り掛かった悪夢。

    成美が娘の誕生日のケーキを買った帰りに娘から僅かに目を離した隙に娘が団地の3階

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    2022年03月24日
  • ママ

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    流石のおぞミス!ネタバレになってしまうので、あまり詳しくは書けないのですが苦手な方には結構辛目のシーンがあります…。なんでこんな…って思ったのですが、神津先生の経歴に伏線があったんですね(笑)

    ミステリーとしても誰?なぜ?が全くわからなくて楽しめました。母親の子供を思う気持ち、想像してウルッとくるシーンがいくつかありました。

    やっぱり神津先生は癖になりますね(笑)

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    2022年03月20日
  • スイート・マイホーム

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    あらすじを読み気になったので購入しました。勝手にミステリだと思い、ジャンルを知らない状態で読んだので「ホラー」作品であるという衝撃を先入観無しで楽しめました。
    普段ホラー作品は全くと言っていいほど読まないので、本作を読書中徐々に怪しくなっていく雲行きと「魔法の家」で起こる恐怖体験に背筋が凍りました。
    明確な霊現象で恐怖を与えるわけではなく、正体不明の「真っ黒な目の髪の長い存在」が自分の家に潜んで共生しているかもしれないという恐怖に作者の想像を掻き立てる描写が拍車をかけていて恐ろしかったです。

    一人の正常な人間が狂気に満ち、蛮行に及ぶ様が描かれており、霊的恐怖と人的恐怖その両方を味わえます。正

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    2026年01月09日
  • わたしを永遠に眠らせて

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    神津凛子『わたしを永遠に眠らせて』幻冬舎文庫。

    嫁をいびる義母、小学生男児に暴力をふるう継父という家庭問題をベースに描かれるイヤミス。

    嫁と姑の争いはよく耳にするが、ここまで酷いと例え創作だと解っていても、さすがに気持ちが萎えてしまう。さらには小学生男児に対する親の暴力まで描かれては、どうにも気持ちの持っていきようがない。


    前夫と死別した秋夜は再婚先の財前家の義母と夫の未婚の妹から激しい苛めに遭っていた。一方、財前家の近隣に住む小学生の優真は継父による激しい暴力にさらされていた。偶然会った秋夜と優真は互いを心の拠り所とする。

    ある日、財前家で秋夜の味方をしていた義祖父が急死し、優真の

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    2025年11月16日
  • ママ

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    三田さんの過去のカミングアウトから、親は子供の所有物ではない云々、ひかりちゃんの成長を肌で感じる親の心情描写が光っていた。このままひかりちゃんの成長を見守りたかったが…

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    2025年08月14日