神津凛子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
怖くて家を建てられない。
理想の家が恐怖の館になってましたね。
読み進めていけば犯人は分かってきます。
分かったとしても、、ゾッとする怖さがあります。
日本にはあまり無いかもだけど
アメリカとかでは結構聞くから、笑えないよね(笑)
犯人が理想に近づけていく為に犯行を繰り返す様は
ページを捲る度にゾクゾクしてきます。
あと終盤にかけて盛り込みすぎですよ(笑)
「やべぇな」という独り言ちを呟きながら
読み進めてました。
そしてラストね、、、そこまでしますか⁉
賢二には帰る場所は無かったのかもしれないですね。
あそこまで追い込まれると、壊れます(笑)
とても恐怖を味わえる作品だったと思い -
Posted by ブクログ
2018年に「小説現代長編新人賞」を獲得したデビュー作。
新人にしてはよく書けていて文章も悪くない。面白くてずっと楽しんで読めた。
身につまされる部分があった。というのは、本作の主人公賢二の兄が統合失調症なのだが、2006年にガンで死んだ私の姉も重度の統合失調症だったからだ。たぶん作者はちょっと文献を参考にして書いただけだろうが、重い統合失調症患者の家族の思いがリアルに、よく書けていると思った。
これを原作にした映画「スイート・マイホーム」も見てみたが、やはり映画はあっさりとしていて、本書ほどの重さはなかったと思う。
なかなか良いエンタメ小説だった。 -
Posted by ブクログ
初めての作家さんの作品ですが古本屋さんのお勧め棚にあった為購入しました。
長野の冬が寒い地域に住む主人公清沢賢二視点で物語は進んで行きます。
清沢賢二は妻と生まれたての子供を含む3人家族で寒い借家に住んでいます。
住宅展示場の冬でも暖かい家というチラシを起に住宅の購入に至るのですが、、、
この作品には精神的疾患を持つ登場人物が何人も何人も登場し、不倫や殺人など盛りだくさんの内容です。
家の購入時、先入観に飲み込まれた主人公。
見た目もイケてなくて言動がキモイという理由で全く清沢に相手にされなかった甘利という男性。
登場してる時間は少なかったですが、私はこの甘利さんがこの作品の登場人物でただ1人 -
Posted by ブクログ
神津凛子『ママ』講談社文庫。
第13回小説現代長編新人賞受賞作の『スイート・マイホーム』に続くホラー・ミステリー小説。
全く状況が解らぬままに見知らぬ男に監禁される恐怖が読み手にも少しずつ伝播していく。前作よりさらに恐怖は増しているが、新たに残虐性の要素が加わり、読むのが苦痛になる。そして、次第に見知らぬ男による仕打ちは過激さを増し、主人公の後藤成美と娘のひかりの運命は一体どうなるのか非常に気になる。
貧しくもパートで生計を立てながら、娘のひかりを育てる42歳のシングルマザー後藤成美に突然降り掛かった悪夢。
成美が娘の誕生日のケーキを買った帰りに娘から僅かに目を離した隙に娘が団地の3階