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★★★★戦慄の声、続々!★★★★
・苦しくて苦しくて、でも続きを読みたい
・読みはじめから心がザワつきヒリつき、随所で涙が出そうになる。
・胸が張り裂けそうな絶望の中に、子を思う母の気持ちが痛いほど心に突き刺さる。
・どうしてこんな目に
愛する娘と二人、ささやかだけど幸せな日々を送っていただけなのに――。
目を覚ますと手足を縛られ、見知らぬ部屋に監禁されていた!
シングルマザーを襲う絶望的な恐怖。
デビュー作『スイート・マイホーム』がスマッシュヒット!
令和ホラー界の異才が放つ、監禁パニックホラー!
後藤成美はパートで生計を立てるシングルマザー。貧しいけれど、娘のひかりがいれば何もいらない。ささやかでも幸せな日々を送っていた。なのに――突然、首を絞められ意識を失い、目を覚ませば見知らぬ密室で手足を拘束されていた。一体どうして? 目の前の男はだれ? 娘は? 戦慄のパニックホラー!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
神津凛子『ママ』講談社文庫。
第13回小説現代長編新人賞受賞作の『スイート・マイホーム』に続くホラー・ミステリー小説。
全く状況が解らぬままに見知らぬ男に監禁される恐怖が読み手にも少しずつ伝播していく。前作よりさらに恐怖は増しているが、新たに残虐性の要素が加わり、読むのが苦痛になる。そして、次第に見知らぬ男による仕打ちは過激さを増し、主人公の後藤成美と娘のひかりの運命は一体どうなるのか非常に気になる。
貧しくもパートで生計を立てながら、娘のひかりを育てる42歳のシングルマザー後藤成美に突然降り掛かった悪夢。
成美が娘の誕生日のケーキを買った帰りに娘から僅かに目を離した隙に娘が団地の3階から転落する。病院から独り団地に戻った成美は突然、見知らぬ男に首を絞められ意識を失う。成美が目を覚ますと見知らぬ密室で手足を拘束され、監禁されていた……
まさかの結末。全く救いの無い不条理に満ちた物語に愕然。
定価770円
★★★★
Posted by ブクログ
とんでもなく胸糞
犯人の男にまったく共感できない。
なんかこういうクライムサスペンス系って、犯人の動機に一定の共感ができるものが多い気がしてたけど……
これは、全く無理でした。その生い立ちに一応理解できる部分はあるような気もするけど、その怒りの矛先が主人公 成美に向くのが全く理解できない。幼い頃の成美の発言が彼の母親の自殺のきっかけを作ったという一応の説明はあるのですが、なんとゆーかお門違い感甚だしいと言うか。
ただ、そういう理不尽な動機が、あの監禁・激しい暴力に結び付くという点で、非常にホラー。怖い
まぁ、そんなクライムサスペンスホラーがメインストーリーではありますが、このお話の主軸は「母と子」なんでしょうね。(なにせ、タイトルも「ママ」ですし)
なので、メインのホラー要素より、母子家庭である成美とひかりをメインに、彼女たちを取り巻く人々の人生•生活のなかのちょっとした理不尽やちょっとした救いのエピソードの方が心に残りました。
成美とひかり
こうあって欲しいという「母と子」の形そのもの。
あまりにも理想的すぎて読んでる途中で、この母子の関係にこそ裏があるこではないかと、逆に不安になったりもした。
三田さんとなくなった明恵ちゃん
最初はずうずうしお節介やっかいなババァって印象だった三田さんだけど、その過去が明かされてからは、彼女に少しでも幸あらんことを…って祈りたくなった。
まぁ、最期は……なのですが。
ほなみさんと高校生の息子さん
息子は別人格だと受け入れなきゃいけないって言うのにぐっときました。
このほなみさんも、人としてできた人過ぎて、何か裏があるのでは?と読んでてハラハラでした。
犯人の男とその母
ネジくれてるんだけど、それなのに切り離せない強い結びつき。でも、こんな結びつきなら切ってしまう勇気も必要だなって。
私にとっては、母子の物語としてみたら、over80点。
パニックホラーとしてみたら、50点
みたいな作品でした。
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