かげはら史帆のレビュー一覧

  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    めちゃくちゃ面白かった〜!
    文章もわかりやすく、すんなり入ってくるイメージ。
    先に映画を見たんですが、実話に基づいてると知って驚きました。
    最高だよシンドラー。わたしはこういう人が好きです。
    友情とか尊敬とか愛情とか全部とびこえた、簡単に表すなら愛なんだけど、愛と呼ぶにはごったまぜすぎるバカデカ感情。
    ここまで人を好きになれますか?なんだよな。
    もはや宗教なんだと思う。
    それでいい。それがいい。

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    2026年01月03日
  • ベートーヴェン捏造

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    ここ読むだけでも価値がある。
    “貧乏。ブサイク。モテない。そして、ベートーヴェンの熱狂的なファン。共感度百パーセントだ。おお、同志よ!”

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    2025年12月28日
  • ベートーヴェン捏造

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    変人しかでてこない
    登場人物全員変人です

    ベートーヴェンのソナタが大好きで
    何冊か本も読みました
    マイルドに書かれている真面目な書籍ですら
    ベートーヴェンって変わった人だったんだな
    ってわかるくらい
    個性的な人物だったと思うのですが
    こちらの本では変人っぷりが突き抜けてます
    類は友を呼び、知人友人みんな変人です
    そして群を抜いてヤバい方向で変人なのが
    この本の主に書かれているシンドラー氏
    ベートーヴェンへの偏執的な愛、執着、神格化
    変人ベートーヴェンですら、あっ、こいつヤバいって思ってたんだろうなぁ

    物語の主人公って、変人であればあるほど面白いので
    とっても面白く読めました

    シンドラーは

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    2025年12月13日
  • ベートーヴェン捏造

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    オーディブルにて
    軽い気持ちで聴き始める、軽い集中力で聴けるものの、内容はものすごく深く、緻密な研究の積み重ねの上にあることが素人でも分かる。歴史スペクタクルでありながら、人間の滑稽さや歴史の皮肉に笑ってしまったりほっこりしたり。ベートーヴェンも生身の人間だったんだな。

    作者がシンドラーに対してもベートーヴェンに対しても冷笑的でシニカルな距離感なのがとても新鮮で面白く、でも結局のところ(とりわけ主人公シンドラーに対して)深い愛があるのがなんかよかった。

    シンドラーにしても、アメリカ人青年にしても、捏造を最終的に暴いた人にしても、そして作者にしても、生涯をかけて他人の人生を丹念に研究するとい

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    2025年10月13日
  • ベートーヴェン捏造

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    映画見たー。本も面白い!
    シンドラーの稚拙な捏造が、次々と関係者が亡くなるの待ちという作戦で、長い年月の後事実っぽくなったのが1970年までバレなかったってのがすごい。

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    2025年10月10日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    最初から最後まで衝撃。
    全然知らなかった、こんな出来事が起きてたなんて!
    誰もが音楽の授業で習ったことが事実ではなかったなんて。
    シンドラー目線で進んでくのでドキドキしつつも哀しく切ない。
    同情は出来ないし理解も出来ないけれど、今も皆が運命だと思ってるってシンドラーが知ったら、、、
    ページをめくる手が止まらない、とても面白い作品でした!

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    2025年05月10日
  • ベートーヴェン捏造

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    ベートーヴェンという天才に出会ってしまったことの幸福と絶望。
    絶対に越えられない壁。
    だからといって自分の承認欲求が消えるわけではない。
    だったら別の形でなんとかそれを満たさなければ。
    「みんなの理想のベートーヴェン」を作り上げ、それを猟奇的なまでに必死に守ることによって自分の夢を叶えようとしていたのかもしれない。
    何が正義で何が悪なのか。
    それは人によって変わるし誰にも分からないことなのだ。

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    2025年03月12日
  • ベートーヴェン捏造

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    面白かった!
    ベートーヴェンの秘書を務めていたアントン・フェリックス・シンドラーという男がベートーヴェンの名誉を守るため、そしてちょっとだけ自分を良く見せるために、さまざまな人がベートーヴェンとの会話に使用された「会話帳」を独占して、かつ内容を改竄するという大それた行動に出るのだ。

    シンドラーはベートーヴェンを守るために証拠品に手を加え、ベートーヴェン伝を出版する。
    でも。改竄はベートーヴェンが生きている間にも十二分にしてきたのだろうと思う。自分の頭の中で。 
    ベートーヴェンという大物に尽くす自分、頼りにされる自分、常に美しい主従関係をイメージしながら生きていたのだと思う。
    そしてそれをベー

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    2024年07月11日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    面白かった。途中からは一気読み。前半は、師匠に好かれていない可哀そうな付き人の話で同情を誘うところもあるのだが、後半はもうちょっと多様な見方ができる。読みようによってはピカレスク(悪漢小説)的でもある。ベートーヴェンの見方も変わるかも。

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    2023年12月13日
  • ベートーヴェン捏造

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    なんだこの本は!めちゃくちゃ面白いじゃないか!!

    あまり詳しいことはわからないけれど、クラシックは嫌いじゃないです。交響曲何番、とか言われてもパッと曲がわかるほどの知識は残念ながら持ち合わせていません
    なので
    ベートーヴェンに秘書がいた、なんてこともこの本で初耳

    最初は秘書、シンドラーの生い立ちが書かれていていまいち…でしたがベートーヴェンと出会ってからが面白い

    みんな、自分の尊敬する人には輝いていて欲しいですよね
    黒い部分なんて、見なかった、知らなかった
    そんなことにしてしまいたいですよね…

    気持ち、わからなくもない

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    2023年11月21日
  • ベートーヴェン捏造

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    積読をしていたら、何と文庫化されてしまった。というわけで、読み始めたのだが、これが滅法おもしろかった。

    ベートーヴェンといえば、いかつい目つきにモジャモジャ頭…。小学校の音楽室に必ずといっていいほど飾られた肖像画を連想する。そして、授業や書籍で語られてきた印象的な数々のエピソード。「運命はこうして扉を叩く」という台詞は、音楽に疎い私でも知っている。ところが、そうしたエピソードは、ベートーヴェンの秘書アントン・シンドラーによる伝記に由来し、実はそのほとんどが捏造されたものだった。

    ベートーヴェンが若くから難聴を抱えていたことは有名で、コミュニケーションはノートへの筆談に頼っていた。ベートーヴ

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    2023年11月19日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    ネタバレ

    宮部みゆきさんの推薦コメント「徹夜本です。」の帯文も強烈な印象の文庫新刊。
    我々世代が子供のころに読んだ子供向けベートーヴェンの伝記は、交響曲5番がなぜ運命と呼ばれるかとか、不滅の恋人へのラブレターは誰に書いたのかとか、テンペストの命名由来とか、8番シンフォニー第2楽章がメトロノームを作ったメルツェルと関係があるだとか、あとなんといっても甥のカールの自殺未遂事件が、カールの悪行、放蕩癖などベートーヴェンの悩みの種の末の事件だったりとか、魅力的なエピソードにあふれてました。だからそういった知識で子供なりのベートーヴェン像ができあがったのだけど、そのほとんどが1人の男による捏造であり、その顛末を史

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    2023年11月13日
  • ベートーヴェン捏造

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    力作。面白かった。

    天才とそうでない自分。シンドラーの気持ちも分からんでもないなぁ…嘘が年月を重ね本当の事のように思えてくる。イタイけど憎めない。シンドラー。あぁ…笑

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    2020年07月07日
  • ベートーヴェン捏造

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    ネタバレ

    いや〜長いことずっと騙されてました
    ベートーヴェンの性格やら変態っぷりは知っていましたが、まさか交響曲第5番の冒頭ソソソミ♭(ジャジャジャジャ〜ン)は、運命が扉を叩く音とは本人ではなくシンドラーのエピソードだったとは…信じていたのでショックでした。他にも出てくる出てくる。

    確かに恐竜もあんなカッコいいものではなく、鶏の大きい版みたいな感じだったのではないか?とか戦国時代に食べる物が少なく、よく映像や銅像なんかで見るあんな立派な馬ではなくロバみたいな感じだったのではないか?という話もありますが、迫力があった方がロマンがありますよね。シンドラーもその1人だったのでしょうか。
    伝言ゲームでもあれだ

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    2026年03月26日
  • ベートーヴェン捏造

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    おもろ(笑)
    と含み笑いしながら読んだ。ベートーヴェンを神格化し、その振る舞いに聖人君子であることを求めながら自らはあまりにも人間的な主人公と、暴走する主人公に反目する周囲との応酬には失笑せざるを得ない。正に人間劇場といった感じだ。
    主人公の功罪はどちらが勝るとも言い難い。捏造はあり得べからず罪には違いないが、彼がいたからこそ会話録が遺されたことを思うと功績ではあるだろう。
    彼をプロデューサーと評するのはあくまで後世の人間から見た結果論に基づく一側面をしてだと思った。個人的には狂信者だと感じたし、ベートーヴェンが聞いても怒り出しそうな気がする。とは言え不思議と憎みきれない。愚かな所業に手を染め

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    2026年03月21日
  • ピアニストは「ファンサ」の原点か スターとファンの誕生史

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    1842年の風刺画に描かれた、当時のスターピアニストとファンの関係を現代的な視点(ファンと推しの関係)で捉えた名著だった。

    読みやすく、丁寧な解説を読むうち、現代社会で話題の推し(スター、アイドル…etc)とファン(あるいはオタク、観客、聴衆…etc)の関係性はけっして新しいものではなく、19世紀から既にみられてきた人間の普遍的な本性だったんだと気づくことができた。

    そして、ファンやオタクが世間的に低く見られがちなことも、実はいまに始まったことではないと知る。それは、その社会やコミュニティが決めた、正統とされる鑑賞の視点や流儀でないからなのかもしれない。ただ、その新たなファン層の価値をむし

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    2026年03月12日
  • ピアニストは「ファンサ」の原点か スターとファンの誕生史

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    リストに熱狂した女性たち、、、今の推し活との共通点もあれば、社会的背景の違いも。
    いづれにしても現代のファンエコノミーを考える上でのヒントになりました。

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    2026年02月15日
  • ピアニストは「ファンサ」の原点か スターとファンの誕生史

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    ピアノを横向きで演奏するのもファンサ。パフォーマンス、自己演出は大切。
    ライバル商法もリスト時代からあるよ!
    ヤバいファンも昔からいるよ!

    当時の風俗を交えて、変わらないファンの姿があった。

    同担拒否は昔の方がいそう。

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    2026年02月09日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    シンドラーってマジで頭おかしいんだけど、なんか可愛く思えてしまう。
    そんだけマエストロのことが好きだったんだもんねって言ってあげたくなる。好きならその人の真実の姿を認めるべきだなんて言う人もいるかもしれないけど、私はそうは思えない。恋するってことは、自分の中に作り上げたその人に恋するってことでもあるんだから。
    シンドラー。お前とんでもねえやつだよ。けど、恨む気はしないな。安らかに。

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    2026年02月05日
  • ベートーヴェン捏造

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    バカリズムさんが好きで、映画化されたということで読んでみた。イキイキとした人物描写に吹き出す。
    途方もない会話帳の研究を経てこの本を書いていることに敬服。
    真実を突き止めていく作業は信念がないと進めない。

    シンドラーの歪んだキャラクターに負けず劣らずベートーヴェンを始め濃いキャラで、本作を思い返しながら、聞いてみると味わい深いかもしれない。
    リストの存在が良かった。

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    2026年01月22日