かげはら史帆のレビュー一覧

  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    歴史の捏造という大罪を犯してまでシンドラーが守りたかったもの。
    彼の必死さと情熱は人間臭くて、責めるに責められない。

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    2024年01月27日
  • ベートーヴェン捏造

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    運命のモチーフだとかテンペストを読めだとかメルツェルと交響曲8番の第二楽章とか人って話は怪しいってよく聞く、その根拠の怪しさを説明してくれているのがこの本。
    シンドラーというちょっと空気読めない系の人物が、会話帳を改竄したり、エピソードを捏造したり。それを現代の音楽業界の話風に面白く書いている。ベートーヴェンの伝記を巡ってこれだけ揉めてた話とか知らなかった。

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    2021年06月06日
  • ベートーヴェン捏造

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    ベートーヴェン伝説の捏造者シンドラーの視点。ベートーヴェンの会話帳を現代のSNSに見立てたアイデアがとても面白かったです。「運命は、つくれる」「19世紀のポスト・トゥルース」のキャッチコピーにも心をつかまれました。芳崎せいむさんのカバーイラストも好き(『金魚屋古書店』も好き)。

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    2019年06月05日
  • ベートーヴェン捏造

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    ネタバレ

    こんなにベートーヴェンって周りから勝手にイメージづけられてたんだ!有名人って大変だな〜
    プライベートを暴かれ、勝手な事を言われ、イメージ作られ、みんなの飯の種にされる。最悪!

    シンドラー、マジ、いかれてる!人間を神格化しようとするなんて傲慢にも程があるし、自分とその存在の繋がりを年数以上に書いたり、書き込みを付け加えるなんて、それを公の機関に堂々と提出したり、公言するなんて…肝が座りすぎてる、怒りを通して呆れるよね。
    嘘をつける人って息を吐くように嘘をつくもんね〜
    罪悪感など存在しないかのように

    この前の北海道の橋から突き落とした犯人の様に

    まぁでも確かに私たちが持っている歴史上の人物は

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    2026年05月28日
  • ベートーヴェン捏造

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    映画や高橋源一郎の飛ぶ教室に出演されていて興味をもったことから。
    読破するには体力がいった!
    かなりのボリュームだ、文字小さい、フォントが薄い(笑)

    論文として読むところを、分かりやすくアレンジして書かれているのだろうけれど、なんだかやっぱり学術書のようで正直読みにくい。とはいえ、なんだか講談師が語っているようでもある。

    歴史に残る人たちは、いろいろな視点から語られる。
    どれが真実なのかはさておき、シンドラーは確かに名プロデューサーだったのだろう。
    そして読後にあらためて装丁をみる。すべてが凝縮されている、最高!

    映画を見たくなってきた。この2人をどう描いているのか興味が尽きない。

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    2026年05月11日
  • ベートーヴェン捏造

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    映画を先に観たので、読みやすかった。
    本の感想ではないのですが、、、バカリズム凄いって思ってしまった(笑)

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    2026年03月30日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    何が本当⁇
    ジャジャジャジャ〜ンは運命が扉を叩く音、、、有名な話がウソか、、、
    リストやチェルニーも登場する。

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    2026年03月02日
  • ベートーヴェン捏造

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    タイトルが重いのに文体が軽い!読みやすいけれど、初めの方はちょっと心配になった。ベートーヴェンに興味がある人には一読の価値がある。ベートーヴェン周辺の人たちについて詳しく紹介されているので。セイヤーの伝記も読んでみたい。

    それにしても著名人が亡くなった後に出てくる「内縁の妻」系は、いつの時代にいるもの。近年でも、やしきたかじんの妻、高倉健の養女、西村賢太の元カノ…。強い光には闇がつきまとうのかな。

    シンドラーの動機も解明されていないし、されないのだろうけれど自らの功名心は1つの理由として間違いないだろう。年金をもらうことになるし、金銭的な理由もあるかもしれない。
    その根底には、ベートーヴェ

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    2026年02月19日
  • ピアニストは「ファンサ」の原点か スターとファンの誕生史

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    一枚のピアノコンサートの風刺画から読み取る、
    ピアニストと観客との関係性。

    絵をくまなく見ると、
    そこまで読み取れるものなのか!と
    なかなか目から鱗だった。

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    2026年01月30日
  • ベートーヴェン捏造

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    ベートーヴェンとその側近。ベートーヴェンの手記などから描かれる彼らの本性、そして真実。今になってわかったからこその人間関係の歪さが上手く書かれている。少し見にくい構成で分かりずらい点が多々あった。表紙買いだったのであまり期待はしていなかったからまずまずの評価だと感じる。

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    2026年01月12日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    面白い。音楽なんて、クラシックなんて何ひとつ知らないけれどそんなの関係なく楽しめました。
    史実はもちろん1つだけれど、そのエピソードにまつまる当事者たちの背景と解釈と現実は違う。もちろんベートーヴェンに限った話だけではなく当たり前に色んなところで起きてると思うとまた面白い。
    シンドラー、憎めない彼を私は嫌いじゃないな。

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    2025年11月18日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    歴史上の天才として名を遺した人物には、光も影も大きいから周りで生きた人々にも大きな影響あるんだな、と考えさせてくれた1冊。
    そう、音楽は詳しくなくても、どこの小学校にも飾られている、ベートーヴェンを知らない人は恐らくいない。その天才を身近に暮らした人のことは考えたことなかったけど、こういう見方もあるのか、と楽しませてもらえる作品でした。

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    2025年11月09日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    ベートーヴェンの側近?シンドラーによる捏造の話。映画化されたとのことでどんなもんかとオーディオブックで聞いてみたが、登場人物の相関図なしでついていくのがちょっとアレだった。まぁ実際のところはどうなんだろうねと。歴史上の偉人が実は聖人君主ではないことはままあることで、歴史も解釈とか人によってそうありたいって願望でいろんな見解があるし、こういうのもアリなんだろうと思う

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    2025年10月20日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    ネタバレ

    修士論文がベースになっているとのことで、小説と論説の中間のような不思議な語り口(だからこそ、とても読みやすい)作品。
    シンドラーという人物を知れたことが大収穫。
    しかしベートーヴェンは「会話帳」があったからこそ「露呈」したが、ほかの偉人たち、芸能界のスターたちだって、多かれ少なかれ周囲のだれかのフィルターによって、その人物像は「捏造」されていると思う。
    そう思うと、なんともいえぬ普遍性もある。
    屈折した承認欲求って、面白い、だけど狂気。

    論説や考察などはなしに、さらにシンドラーの感情や狂気に大胆に肉迫し、どっぷり没入できるような重厚かつリアルな本格小説が、今後発売されたら読んでみたい。

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    2025年09月28日
  • ベートーヴェン捏造

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    ベートーヴェンのわがままっぷりと、舎弟キャラのおじさんの関係が異常だったような?しかも捏造してるのにめげない姿も…ベートーヴェンが好きだからこそのことだけどノート燃やしたり色々昔の人ながらの捏造が面白かった。

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    2025年09月27日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    映画化されたので読んでみました!
    「ベートーヴェンのイメージって、そもそも作られたものだったの?」という切り口が面白かったです!

    偉大な作曲家の「人物像」や「物語」が、どのように後世の人に脚色されて広まっていったのかが丁寧に描かれていて、歴史そのものを読む楽しさがありました。ベートーヴェンの実像よりも「こうあってほしい英雄像」が優先されてきたのかと思うと、人は無意識に“物語”を信じちゃうんだなあと実感。日本の歴史上の人物も、もしかしたら全然違うんじゃ…なんて想像もしてしまいました。

    研究書っぽい堅さはなく、クラシックに詳しくなくても「え、そうなの!?」と驚いたり、思わずクスっとしたりで読み

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    2025年09月27日
  • ベートーヴェン捏造

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    この本を読むと、偉大なるベートーヴェンの
    イメージは、彼の秘書シンドラーによって作り
    あげられたもの。しかも、シンドラー自身は、
    ベートーヴェンに疎まれていて、変人扱いされていたが、敬愛するベートーヴェンのイメージを守るため、会話帳を改竄したと。
    事実を捏造しなくても、ベートーヴェンの曲
    の素晴らしさ、天才の評価は変わらないと思う
    のだが。

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    2025年09月15日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    これが実写映画になる、という情報をネットで見かけて手に取った本。バカリズム脚本、ベートーヴェン役は古田新太。何をどうするおつもりで…?

    タイトルの「名プロデューサー」とは、一時期ベートーヴェンの付き人的なことをしていたアントン・フェリックス・シンドラー。巨匠への激重の愛と崇拝(そして自己愛)が捏造の動機。

    とりあえず手口に品がない。ベートーヴェンが生前使っていた会話帳(耳疾患があるため筆談用)の内容をねじ曲げて、自分は上げ、都合の悪い人間を下げ、ベートーヴェンの欠点は抹消。そして、美化エピソードでコテコテに盛った伝記を書き上げた。

    一方、ベートーヴェンの方もまあまあヤバい。シンドラーの美

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    2025年07月02日
  • ベートーヴェン捏造

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    映画化されると知り読んでみました。

    興味をそそられるおもしろい内容なのですが、少し文章が読みづらい。
    シンドラー主人公の物語‥という感じでもなく第三者的な何かの和訳のような硬い感じ。
    あとがきにて作者の修士論文をもとに物語を構成したと知り、なんとなく納得。
    200年も前のことで何が真実かは今となっては分からないけれど、それを多くの人が研究してきたことに単純にすごいなぁと思いました。(作者も含めて)

    バカリズム脚本でどのような映画になるのか楽しみです。

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    2025年06月04日
  • ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

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    ネタバレ

    初読。「なんでそんな捏造を?」と思いながら読んでいくと、「うーん、まあそれもある意味ありなのか?」に少しずつ変わっていってしまいそうになるのが面白い。文体というか語り口を現代的にしている手法が印象的。ベートーヴェンはやはり天才で、周囲にいる人は天才に惹かれたり反発したりして狂わされていくんだなあ。

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    2024年03月13日