浜田敬子のレビュー一覧
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浜田さん、すごい働くなー。この世代の方々が生き抜いて、切り拓いてくれたからこそ、今の世代の女性がゆるく働けるんだと思う。浜田さんも内心、若い世代のぬるい働き方にイラッとされることもあるようだけど、それを押し付けず、新しい働き方や業務の進め方、設計に取り組まれようとされてきたことが尊敬できるなと思った。
また、個人の正義と、「会社というモンスター」の正義の違いに、中間管理職が狭間で悩まされるということは今の自分の悩み、葛藤にもフィットした。組織/ビジネスとして目指すことが、いつも個人一人一人の希望とフィットはしない。自分なら、自分を押し殺して踏み絵を踏むのか?そもそも踏み絵を踏んでまで、仕事、 -
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メディア表現とダイバーシティーを抜本的に検討する会を(MEDI)の一作目、足をどかしてくれませんか
はまだ読んでいない。
自分もSNSとの関わり方に反省と戸惑いが多く、また、特に悪い方の、声が大きい方の少数者の言説やネットを超えた実力行使など、スマートなネット社会になっていないことへの怒り、無力感、戸惑いもあり、皆が当たり前にスマホをもちSNSを使いながら貧困や困窮や困惑を覆い隠していることや、国境越えた犯罪集団のツールとして活躍していることなど踏まえ、興味深い論説とインタビュー読んだ。
ハンナアーレントが引かれ、
公共的領域に必須な価値として提示した複数性plurality
全体主義に対置 -
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ジェンダー後進国と併走するように経済停滞に喘ぐ日本。働き方、価値観、組織風土から脱却し、生き方や働きがいを企業・組織として見つめ直す。言易行難な課題を、多くの企業の実践例を踏まえて、ジェンダー問題と働き方を提言していきます。
著者は元AERA編集長など多彩な経歴を持つが、結婚と出産を機に、夫の産休取得で一時しのぎをするも、結局実家の両親を呼び寄せて自身のキャリアを積まざるを得なかった経験を反省例としつつ、女性が伸び伸びとそして管理者としての活躍を開始した多彩な企業を紹介していきます。家父長制、性別役割分業、男性の長時間労働が当たり前の課題を多面的に論じつつ、社会や企業の同調圧力を氷解し、多 -
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総じて、同様の新聞社で働く人間として、身に沁みた話が多かった。そして、あとがきで、20〜30代の人に伝えたい言葉として、完璧なキャリアプランが書かれすぎていて息苦しくなる、という言葉にすみませんと言いたくなった。
たしかに完璧なキャリアプランを描いたけど、配属なり異動なり病気なり入社してから全然プラン通りではない。だけど、そこから得たものは必ずある。昔、デスクにコンテを通して伝えられた「寄り道と遠回りが無いと書けない記事もある」という言葉を思い出した。というか、取材をしても空振りは多い、記者そもそもが近道だけではいい記事は書けない。
そして、出稿・編集が他の部門を下に見ているのでは無いかという -
Posted by ブクログ
女性でありながら働くことに少しでも苛立ちや罪悪感や働きにくさを感じた人には読んでほしい。そして女性に限らず、自身や家族の病気や介護など、時間的、物理的制約がありながら働きたい・働いている人に体しても刺さる内容に思う。
今より、もっと女性が働きにくかった均等法施行直後の時代から今までを経験している著者が書かれた本だが、30代(3人の子持ち・会社員を経て小さなベンチャー経営)の自分が読んでも刺さる内容だった。
著者が朝日新聞社に採用になってから記者・副編集長を経て・初のAERA編集長になり、現在のベンチャー企業の立上げに至るまで、30年にわたるストーリーを追体験しながら、自身の心の澱になっていたも -
Posted by ブクログ
インタビュー形式で読みやすいし、結構面白かった。
こういう忙しい人たちの話を聞けることって、あんまりないので貴重なインタビュー内容だと思う。
気付いたこと
◎このフェーズにいる人達は皆んな宇宙を目指してる
→もう地球は本格的にヤバいのかなと思ってしまった
◎ものごとを広く、隅々まで捉えている
→一見、自分の事業や問題に関係なさそうな事にも、ちゃんと目や耳を傾けている
◎バフェットと大谷翔平は結構似てる
→そう思ったのは私だけ?
考えさせられたのは、コンドリーザ・ライスへの質問で「イラクへの侵攻は正しかったのか?」についての解答
私達はみんな(世界中の諜報員でさえ)フセインが恐ろしい兵 -
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