筒井哲也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「明日の予告を教えてやる」
現実に『DEATH NOTE』の事態を引き起こすことはできるだろうか。答えは否である。現実と『DEATH NOTE』の世界とを同化させるには、決定的に、あるファクターが欠けている。すなわち、「デスノート」である。「デスノート」とは『DEATH NOTE』の作品タイトルからもわかるように、同作の中心となるキーアイテムだ。元々は「死神」の所有物であって、(いくつかの制限はあるものの)「そこに名前を書かれた人物は死亡する」という力がある。当たり前だが、そんなものは現実に存在し得ない。だから、『DEATH NOTE』の世界は実現不可能である。
本作『予告犯』は、 -
ネタバレ 無料版購入済み
タイトルと内容が合ってない
2話目からタイトルは「社会から離脱した無職中年の僕の隣に迷惑配信者JDが越して来た件」にした方が良いと思った。
ニーティング・ライフとの表題で、漫画紹介をしている経済誌でも取り上げられており、早期退職して貯金だけで死ぬまで生きる中年の生活を描く…のかと1話目では思ったが、すぐに迷惑な隣人(若い女性)が引っ越して来てその隣人とのやり取りの話へ移行していた。
籠りきりのFIRE生活の類かと思ったが、ギリギリの貯金を運用せず年金受給まで生きられるとか(インフレしたら終わる)、家賃も田舎ならこの半額だろうに(この生活で都市部に住む意味もない)、それでダメなら自殺するつもりなどあまりにも計画が杜 -
偽りとひとりよがりだけ 洗脳?
作者は、始終自分を悪と戦う正義のヒーローのように見立てているが、もっともらしく書いてることの殆ど全部が虚構であり、見苦しい自己弁護と仲間との傷の舐めあいであり、驚くとともに、こんな気持ち悪いオナニー作品を未来のクリエイターに!とか言って出したなと苦笑です。
子供とか青少年やアダルトチルドレンの脳は、現実と、漫画で受けた刺激が完全に識別できないんですよ。とりわけ犯罪を犯してしまうような子はそうなんです。一度見たおぞましいものが、自分自身の魂の一部になってしまい一生が狂いますしずっと苦しめられるんですよ。汚い大人のけがわらしい妄想や残虐さを見て、悪夢ばかり見たり眠れなくて大人になってからも傷が残