筒井哲也のレビュー一覧

  • 予告犯 1

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     インターネット上の動画投稿サイト(YouTubeがモデル?)に犯行予告動画をアップした上で、予告どおりに犯行を実行していく『予告犯』。

     その犯行は私利私欲よりも、むしろ卑劣な犯罪者に制裁を加えることが目的とも思える。また、被害者達の証言によって『予告犯』は複数人からなるグループであることが明らかになっていく。謎に包まれた犯罪者集団『予告犯』と警察の闘いを描いた作品。

     弱い立場の若者(しかし現在のこの国においてはそれが標準的な若者だとも言える)にスポットを当てるなど、いつ実際に起こってもおかしくない現在進行形なテーマなだけに、非常に処理が難しいと感じました。それだけに、これからの展開が

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    2012年12月18日
  • 予告犯 2

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    家の机に置いてあったので何気無く読んでみた。
    2巻から読んでも普通に楽しく読める話の構成がすごい。

    作中に出てくる掲示板とか動画サイトとかネットユーザーたちの反応とか凄くリアルだし、ある意味親近感がわく。

    着目したいのは漫画で東日本大震災について触れられてたことかな。
    なんか上手くいえないけど、創作作品に震災のことが書かれてることである意味時の流れを感じた。
    過去の事実として認識とかそういうのではないんだけど。

    今回アメリカのイルカ保護団体?が大分悪者で逆に日本が悪者になってる漫画はアメリカにあるのだろうかと考えた。

    シンブンシの人、結構警察に追い込まれてる気がするし、ラストの終わり方

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    2012年12月18日
  • 予告犯 2

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     動き出したものが徐々に大きくなっていく2巻。今回やっぱり象徴的だったのは12話、ゲイツの感情の爆発シーンが良かった。社会通念上、あれが正しいかもしれないけどさ、ネットとかそんなところでしか本当の感情を爆発させられない社会ってイヤだよなぁと思います。
     ノビタの裏切りはゲイツたちの計画にどこまで影響を与えるのか?この先どうなるかなぁ

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    2012年12月14日
  • 予告犯 1

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     オススメ買い筒井さんの作品は久しぶりです。溜まった膿が社会に対して反発するっていうのはいつもの筒井節ですけど今回は現在のネット方面。
     配信サイト、動画サイト、ダウンロード法いろいろ混ぜつつおもろい方に転がってほしいなー

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    2012年11月06日
  • 予告犯 1

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    ネタバレ

    動画サイトで犯行予告をし、過去に事件を起こした人物を独自のやり口で断罪する予告犯「シンブンシ」。
    ここまではよくある話ですが、このマンガのオモシロいところは、断罪される事件が現実に起こっているものに酷似していること。
    そして実際に犯行が予告され、実行された犯罪をニコニコ動画の生放送で中継したり、Twitterで反応を確認したりと、かなり現代に即して展開されている事です。
    また、それら事件に反応していく一般市民の反応がとてもリアルなのも見所の一つです。

    犯罪予告をYoutubeにアップしたり、やり口が一見愉快犯のようなのですが、後半読み進めていくとその犯行に至るまでの動機がもっと深いものである

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    2012年10月09日
  • NEETING LIFE ニーティング・ライフ 下

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    【あらすじ】
    職場の人間トラブルをきっかけに、部屋から一歩も出ずに生活する“究極の引き籠り術”を考え続けた小森建太郎は、長年思い描いてきた理想の生活スタイル「ニーティング」を現実させた。隣人による騒音問題も解決し、何者かの気配も過ぎ去った……かに見えたが──…!? 度重なる絶体絶命の窮地に、緊急脱出セットを手にする建太郎。絶望のさなか、彼の人生を大きく変えた、ある出来事とは──…!?

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    コロナ禍をキッカケに、40代半ばでブラック企業を早期退職し、ボロアパートの一室で究極の引き籠り生活「ニーティング」を実現する、が…というお話。前半は快適な「ニーディ

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    2024年01月20日
  • ノイズ【noise】 3

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     2023年11月2日(木)にSPA専 太平のゆにて。いかにも筒井哲也的だなと。完結。終わり方が性急なのはたいていの漫画の常だけど、なんにせよ完結した漫画は善ということで、よかった。

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    2023年11月03日
  • NEETING LIFE ニーティング・ライフ 下

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    究極の引きこもり生活を堪能していた男が、隣室に引っ越してきた若い女性とネトゲで交流し始めたことから完璧だと思われた生活が崩れていくという話。下巻序盤の展開は「予告犯」の作者だからねということで十分に予測できたというか、まぁそうなるだろうねという展開なのだが、その後の超展開はいったいなんでこうなった?!という感じ。アリかナシかでいうと多分これはナシじゃなかろうか。

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    2023年05月07日
  • 予告犯 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    話の始まり方が気味が悪くていい。警察対予告犯という形で進んでいくが、予告犯の正体は意外とあっさり明かされたなと思った。

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    2022年09月03日
  • ノイズ【noise】 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    映画の原作

    気になっていた映画の原作だったので読んでみました。
    どうしようもない悪の為に、そんな必要のない人が罪をおう。どうしてこうなってしまったんだという始まりで、続きが気になります。
    理解できない悪を昆虫に例えるのが、同じ価値観で生きていない、理解出来ない存在としてとても伝わる表現だなと、昆虫には申し訳ないけどとても印象に残りました。

    #怖い #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2022年01月31日
  • 予告犯 1

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    「馬鹿が馬鹿を煽って馬鹿を産む。
    馬鹿サイクルかよ」

    吉野警部補について、序盤は邪魔に感じたが、結果的にとても良いラストだった。存在が効いていた。

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    2021年06月15日
  • 予告犯 3

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    最終巻。ネットカフェにて。もう少し続けて話を広げてほしかったという思いもあるけど、だらだら続けられて矛盾やほころびや未回収の伏線がぼろぼろ出てくるのも嫌なので、これぐらいがちょうどよかったのかもしれない。

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    2019年01月22日
  • マンホール 新装版 上

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    感染テロを扱ったサスペンスホラー。
    蚊にやられていく過程は気持ち悪いが、マンホールの中に入ってそこにあった空間を見つけた時の不気味さは秀逸。

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    2018年04月16日
  • マンホール 新装版 上

    go

    無理矢理なおっさんメルヘン

    オッサン刑事を若手女刑事が信頼尊敬してゆく過程の必然性がよくわからない。
    ただのモラハラ親父じゃん。
    同じような意味でオッサン刑事が有能とは感じられず雰囲気だけスゴ腕で実はスキだらけとも感じてしまう。
    主人公の造形が薄っぺらいため思い入れが難しく、それが作品全体の印象を軽く浅くしてしまっている気がします。
    読者層のマーケティングとかが先行し過ぎではないだろうか。
    せっかくの割りに面白そうなバイオホラーを、無理矢理やさぐれ中年刑事メルヘンにしなくても良かったのではないだろうか。
    むしろ画力だけで怖さや嫌悪感を充分味わえるのはスゴいのかもしれませんが。

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    2017年07月31日
  • 予告犯―THE COPYCAT― 1

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    3巻完結まで読んだ
    本家に比べてあまりすっきりしない終わり方
    今回は高校生が犯人なんだけど、最後の方はやっつな感じで崩壊してしまって、あれ?って感じ
    無意識の共犯者たちへの報復も、中途半端のままだった

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    2016年07月18日
  • 予告犯―THE COPYCAT― 1

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    ネタバレ

    予告犯の作者が原案で、違う人が漫画を描いてるなんて、借りる時は気付かなかった。単にスピンオフ的なものかと。よりグロイ絵、グロイ話だった。日本でも、こういうスラムのような場所はあるんだろうか。子どもに罪はないはずなのに、気の毒だ。しかし、グロすぎて続きが出ても読むかは微妙。

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    2015年07月31日
  • 予告犯―THE COPYCAT― 1

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    ネタバレ

    筒井哲也の予告犯のスピンオフ。
    であるのだが、主人公たちがシンブンシの模倣を始めた動機が弱い。また模倣したのがシンブンシである必要がなく、その時話題になっていたから模倣しただけに思える。
    今のままだとこの作品自体が劣化コピーのように思えてきている。作者はいままでヤンキー漫画しか描いていないのでそれが好きな人は問題ないと思うが、そうでないなら物足りないだろう。

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    2015年05月15日
  • 予告犯 1

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    どうもこの巻が一番面白い気がする。結局シンブンシ仲間も過去の動機もこの巻で明らかになってるのでもうこれで完結で良いんじゃ?と思える

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    2014年09月18日
  • 予告犯 3

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    シンブンシと語る男がネットに制裁予告動画を投稿し、制裁を実行していくという内容。

    実行の理由も少しずつ明らかになってくる。

    現実で起こっていることを参考にしている点が多く、本当に起こりそうな感じのストーリーだ。

    3巻で完結。

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    2014年03月28日
  • 予告犯 3

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    3巻で完結という、濃密な高密度で突っ走った。
    彼我のスタンス、主張に共感する必要は無いが、良く練られ、考えさせる作品として評価できる。

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    2014年01月14日